ポタリ × mick（Amelie）

INTERVIEW

Japanese

ポタリ × mick（Amelie）

2019年02月号掲載

Amelie

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ポタリ：鈴木奈津美（Vo）中西詠美（Gt）内田愛子（Ba）茄子川（Dr）
Amelie：mick（Vo/Gt/Pf）
インタビュアー：宮﨑大樹　Photo by 上溝恭香

－特にお気に入りの曲とかありました？

mick：「途切れた呼吸」も好きだし、「bestie」もめちゃくちゃポタリっぽいなって思った。

鈴木：「bestie」は、初めて茄子川が持ってきた曲なの。

mick：そうなんだ！

茄子川：2018年は"自分の好きなものを突き詰めたい"っていう時期に入って、高校のときによくライヴに行っていた好きなバンドを観に行ったら、"自分は一発聴いただけで無条件にノれるようなものが好きだな"って思い直して。原点回帰じゃないけど、そういう曲を作るべきだなって作り出した曲です。

一同：（※拍手）

mick："bestie"ってどういう意味？

茄子川：くだけた言い方の"親友"みたいな。実はこれ、豆乳がきっかけで生まれた曲だという。

一同：（笑）

茄子川：2018年からかな？豆乳にハマった時期があって。毎日欠かせないもの（豆乳）を女友達に見立てて、豆乳だとわからないように、かけがえのないパートナーに向けた曲として書いてみた。身近にいる女友達やメンバーに対して思っていることの曲にもなっていて。

－そう思って聴いてみると、たしかに豆乳っぽい歌詞がありますね。

中西："柔らかくまろやかに"とか（笑）。

－"なんだかいけ好かない"ということは、最初は豆乳が好きじゃなかったんですかね。

茄子川：そうなんです！豆乳ってまずいと思っていたんですよ。いつの間にか美味しくなったから、そういうのを思い出して"いけ好かない"って。でも女友達でもいるよね？最初は話しづらいなって思っていても、話してみると思ったより気さくだったとか。

鈴木：それ最初に話していたmickとポタリの関係じゃん！なんかきれいにまとまった（笑）。

－豆乳の歌でもあり、Amelieとポタリの曲でもあると。

茄子川：実はねっ（笑）！

mick：じゃあこの曲を推そうかな（笑）。

－お互いのバンドの作品を聴くと、影響を受けたり刺激になったりするものですか？

鈴木：Amelieを聴くたびにマイナー調の曲を作りたいなって思う。ポタリっていうバンドはずっと大切にやってきているけど、もしもうひとつ別のバンドを組むならAmelieみたいなのがいいってずっと言っていて。

mick：へぇー。Amelieはポタリに出会ったころは「step!」（2017年リリースの1stシングル『ステップ×ステップ』収録曲）みたいな曲はなかったし、多少なりとも影響はあるかもね。ポタリみたいにポップでキャッチーでハッピーな曲があってもいいんじゃないか、みたいな。

中西：たしかにAmelieの曲にはなかったよね。アルバム（2018年5月リリースの2ndフル・アルバム『ビューティフルライフ』）を聴いたときにビックリしたもん。"明るい曲あるんだ！"って。

一同：（笑）