Japanese
植田真梨恵
2016年10月号掲載
Interviewer:石角 友香
-例えば"降り出す雨に"と言っても季節が変わっていくとき、性質も変わっていくじゃないですか。植田さんがおっしゃったようないつかの記憶がそういう何かの拍子に出てくることってありますよね。
ありますね。
-それこそ、季節の変わり目に出てきたりとか。
特に今年は秋みたいな風が吹くのがめっちゃ早かった気がして。"あ~、涼しいな"みたいな気持ちいい風が吹く夜に音楽を聴きたくなることが多いんで。そういう日をイメージしてアレンジやその他のアートワークも作り込んでいきましたね。でもホントに、曲の幹となっているデモの歌詞とメロディは......何の狙いもテーマもなく作り始めたものなんです(笑)。
-「夢のパレード」のバンド・アレンジに関して植田さんは何かアイディアはありましたか?
アレンジは徳永(暁人)さんにお願いして作っていったんですけど、ストリングスの少しさめざめとした、しっとりしたような決して明るくないラインであったりとか、なるべく刺々しくしないように作っていきたくて。レコーディングも鋭利にならないように、サウンドを丸く作っていったのが今までと一番違うところです。何を録るにしてもそれを一番気をつけました。それと、なるべくあったかい雰囲気や懐かしい感じがするように、ハイファイじゃない音で進めていけたらなと思ったんですけど、ナマモノの音に変わっていくとやっぱり表情がすごく変わるので、そのひとつひとつが毎回実験的であって、そのときに合ってる感じが今はしてますね。
-私はとにかく風を感じました。
風かぁ。でも嬉しいです。私は秋の風に"うわー"ってなるので。思わず立ち止まってしまうような夜のあの感じが出るといいなと思って作ったので嬉しいですね。
-心地よさは半分ありつつも、急に季節が変わる気配を感じるとちょっとおののいたりしますよね。
そうですね。たぶん"なんかいいなぁ"と思うタイミングに弱いのかもしれないですね(笑)。
-たしかに。"いいなぁ"と思う裏側に何があるのかな? と思います。
ほんとに一瞬しかないから。
-「ふれたら消えてしまう」(2016年7月リリースの5thシングル表題曲)に繫がりますね(笑)。
すごくそれを感じながら私は生きてますね(笑)。
-作ってるのは植田さんなので繫がるのは当然なんですが、なんか刹那と永遠みたいなことを感じますね。そしてTrack.2「サイハロー -autumn ver.-」はライヴですでにやってる曲ということで。基本的なことを聞くんですが、なぜ"サイ"なんですか?
これは......書き始めたときは"セイハロー"にしようと思ってたんですけど、"セイ"というよりは"サイ"と歌いたかったんですよね(笑)。再会みたいな意味でもあるので。ただただ普通に"セイハロー"というよりは"サイハロー"という方が合ってるなと思って書いたんだと思います。......これ、何番目のデモでしたっけ。12番目か。
-黎明期ですね。
なので、かなり古い曲なんですけど。
-ひとりで移動してる場面や、遠距離恋愛とかの景色が浮かびます。
まさに。当時、特に予定を決めずに夜行バスに乗って東京へ行ったりすることにハマッた時期があって(笑)。
-仕事じゃなくて?
はい(笑)。マネージャーさんとかにも"行ってきます"とか言わずに、こっそり行ってこっそり帰ってくるみたいな(笑)。私がインディーズの1st(2008年リリースのミニ・アルバム『退屈なコッペリア』)のジャケット写真で履いてる黄緑のDr.Martensの靴を買った時期の曲なんですけど、高円寺の古着屋さんでそれを見つけて4,000円で買って、履いてきた靴は捨てて帰ったりとかして。そういう秋の思い出がすごく強い曲で、秋口にしか歌わない曲です。
-夜行バスならではの情景や移動感があります。
とにかく心を震わせて不安定になって、さすらって曲を作るモードに変えたいなと当時思っていて。何もない日常でそれをやるのは難しかったので、何でもやってみようと思っていた時期でしたね。
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