Japanese
The Floor
2016年02月号掲載
メンバー:ササキ ハヤト(Vo/Gt) ナガタ リョウジ(Gt/Cho) ミヤシタ ヨウジ(Ba/Cho) コウタロウ(Dr/Cho)
インタビュアー:沖 さやこ
The Floorの楽曲を聴いた瞬間、音楽マニアの少年たちが楽しそうに楽器を弾く姿が頭の中に瞬時に現れた。USやUKのインディー・ロック/ポップの要素を感じるギミックの効いたフレージングに、日本のギター・ロックに通ずる瑞々しい音作り。太く奥行きのある音像を作るリズム隊は00年代にUKに登場したダンス・ロックの系譜を思わせる。一音一音に宿る音楽愛と尊敬の念。彼らの音楽は非常に無邪気で純度が高い。この札幌発の4ピース、2016年の注目株だ。
-The Floorは2012年10月に結成し、どうやら楽器隊のみなさんがもともとバンドを組んでいたところにギター・ヴォーカルのササキさんが加入されたそうですね。
ナガタ:もともと僕らが組んでたバンドからヴォーカルが抜けちゃって。でもバンド活動を止めたくなかったのでインスト・バンドとして活動してたんです。
-活動を止めたくなかったとはいえ、歌モノからインストにシフトできたというのはかなりの行動力ですね。
ミヤシタ:LITE、toe、rega、SPECIAL OTHERSとか、インストでも好きなバンドが多かったので、ヴォーカルがいたころからライヴでインストと歌ありと半々ずつ演奏したりしてたんですよね。インスト・バンドで活動してるときに俺とハヤトの大学の音楽サークルのライヴで、ハヤトがコピー・バンドをしていて。それを観て彼をヴォーカルに誘おうかなと。あと、ハヤトは動画サイトに歌ってみた動画をアップしてたんで――。
ササキ:米津玄師さんのハチ名義の曲を歌ったものを、先輩に無理矢理アップされたんです(笑)。
ミヤシタ:それをみんな(ナガタとコウタロウ)に聴かせて、満場一致で"誘おう"と。
コウタロウ:純粋に"いい声だし歌も上手いな。一緒にやってみたい"と思いました。
ササキ:僕もバンドをやってはいたんですけど、そんなに表立った活動はしていなくて。本格的なバンド活動をやってみたいとは思いつつもずっと手が出ないという状態だったんです。誘いを受けてライヴを観に行ったらかっこよかったんで"やるか!"と。
-結成した年の12月に初ライヴを行って、その2ヶ月後には初の企画ライヴを行いました。音楽性は今のものに近かったんですか?
ナガタ:いやあ、全然。もともとは暗いというか、内向きな音楽性で。だけどだんだんライヴを重ねていくうちにいろんなバンドとの交流も生まれて、メンバー全員の音楽の好みも含めて外に向かうようになってきたんですよね。
ミヤシタ:バンドを挙げるならWALK THE MOONとかFOSTER THE PEOPLEとか――。
ナガタ:あとPASSION PITとか。まず最初にその辺りの音楽性が僕らにフィットしたんですよね。そのタイミングで改名をして。そこから今のような音楽性にシフトしていきました。
-2014年12月に"Flooded Floor"からThe Floorに改名なさるんですよね。以前のバンド名には"汗と涙でフロアを浸す"という意味が込められていたんですよね。
ミヤシタ:改名後もバンド名の意味合いは変わってないんです。でも"Flooded Floor"はどうやら読みづらかったみたいで......。
ササキ:しょっちゅう間違えられたんで"改名考えよっか?"って(笑)。そんなときに自分たちの転機も重なったので、ちょうどいい時期かなと。
ナガタ:もともとは音源制作に力を入れて活動をしていたのを、改名してからはライヴを重点的にやるようになって。特にメンバー間でそういう話し合いをしたわけではなかったんですけど、自然とライヴで聴いて楽しいものを追求するようになりました。
-そして今回待望の流通作品ですが、どういう流れで決定したのでしょう?
ササキ:去年大阪の"見放題2015"でライヴをさせてもらって、そのときに今のレーベルの代表に"いいね"と言ってもらって、その流れで。
ミヤシタ:そこからバンドの動向も目まぐるしく変わりました。
ナガタ:今回の表題曲の「リップサービス」(Track.1)は、その見放題で初披露したんです。
ササキ:「リップサービス」はセッションしてるときにナガタが最初のアルペジオを弾いて、みんなで"あ、これいいじゃん"って反応したところから広げていって。セッションで作るときは好きなことをやってるだけって感じです(笑)。基本的にメンバー全員で"楽しい"ということをメインに考えて作っていきますね。
ナガタ:曲作りは、俺が弾き語りで作るパターンと、スタジオで偶発的にできたフレーズから"あ、面白いね"ってセッションで膨らませていくパターンと、他のメンバーが持ってきたフレーズをヒントに広げていくパターンがあるんですけど、今回の2曲はどっちも頭のギター・リフからセッションで広げていったパターンです。
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