Japanese
ドラマチックアラスカ
2016年02月号掲載
Member:ヒジカタ ナオト(Vo/Gt) マルオカ ケンジ(Ba) ニシバタ アツシ(Dr)
Interviewer:麦倉 正樹
昨夏のミニ・アルバム『アンカレッジ・シティー・ポップ』以来、約7ヶ月ぶりのリリースとなるシングル『人間ロック』をリリースするドラマチックアラスカ。「無理無理無理」、「世界の始まり」に続く"ロック3部作"のトリを飾る楽曲であり、CS放送のドラマ"よろず屋ジョニー"の主題歌として書き下ろされた1曲でもあるというこの曲で、彼らが見据えた"その先の風景"とは? 4月にリリース予定のミニ・アルバムを、現在鋭意制作中であるというドラマチックアラスカの3人に話を訊いた。
-ドラマチックアラスカにとって2015年は、どんな1年になりましたか?
ヒジカタ:ようやくスタートラインに立てたかなっていう1年でしたね。夏フェスの出演など、それまでは全然辿り着けなかったところに行けた。まあ、トップバッターが多かったので、朝はつらかったですけど(笑)。あと、去年は僕らにとって最大規模となるクアトロをワンマンで回れたりもしたので、ホント、やっと始まったかなっていう感じがありました。
ニシバタ:ライヴに関しても、去年から仮メンバーのドラマチック☆安田君(爆弾ジョニーのキーボード、ロマンチック☆安田)をサポート・ギターに迎えて......最初は正直"どうなるんかな?"という、先がわからない部分があったんですけど、そこからフェスに出たりワンマンをやるところまで行けたので、そういう意味でもこれから先のことがすごく見えた1年になったと思います。
マルオカ:あと、去年は僕ら発信で、"ALA-UMI-DOSS TOUR"(※ドラマチックアラスカ、フレデリック、夜の本気ダンスの3マン・ツアー)っていうツアーもやることができて、他のバンドとの繋がりが濃くなったっていうのがありますね。
-そんな2015年を経て、4thミニ・アルバム『アンカレッジ・シティー・ポップ』以来、約7ヶ月ぶりの音源となるシングル『人間ロック』が、いよいよリリースされます。この曲は、いつごろどんなふうにでき上がった曲なのですか?
ヒジカタ:去年の夏にいっぱい曲を作って、11月ごろにレコーディングをして......曲ができたら録っていくバンドなので、あまりパッケージを想定して作らないんですよね。ただ、いわゆる"バンド・ソング"というか、バンドにとってのタイトル曲になるような曲がなかったので、それは作らなきゃって思って作った曲ですね。
-作詞/作曲者であるヒジカタ君的には、どんなイメージで作っていった曲なのですか?
ヒジカタ:この曲の仮タイトルは"ロックについて"だったんですけど、何かそういう論文みたいな曲を作ろうと思って。自分にとって、"「ロック」とは?"っていうのを、ちょっと考えようと思ったんです。だから最初はホント、大学の論文みたいに、"はじめに"があって、次に"目的"があってみたいな感じで、ばーっと書いていって。それでは曲にならないので、それをもう一度歌詞にして、自分なりに"ロックって何かな"っていうのを考えて作りましたね。
-ということは、最初に歌詞のイメージありきで作った曲なのですか?
ヒジカタ:そうですね。歌詞先行とまではいかないですけど、曲を作る前から歌詞のイメージみたいなものはありました。
-結局のところ、ヒジカタ君にとってロックとは、どんなものだったのでしょう?
ヒジカタ:僕にとってロックとは......人間でしたね。やっぱり人間そのものが、すごくロックやなって思いました。"自分は何をやってもダメやな"って思う時期があって――夏も、いろいろ大きい舞台は経験したんですけど、そこですべてがうまくやれたわけでもなく、自分ってなんかろくでもないなあって思ったんですよね。ただ、そんな自分でも、歌を歌っているときだけはいろんな人が認めてくれるし、自分も生きている実感があるなあと思って。そういうのって俺だけじゃないんやろなって思ったんですよね。みんないろんなことを試しながら失敗して、当たっては砕けながら生きているんやろうなって。つまり、自分のやりたいことに向かって、失敗と成功を繰り返していくっていう。それがロックというか、人間なんかなっていうところに辿り着いたんですよね。
-その結論を踏まえたうえで、曲を作っていったのですね。
ヒジカタ:そうですね。Aメロ、Bメロはこだわって、結構音楽的な挑戦をいろいろしつつも、サビですごく開けてポップに持っていくっていう。自分たちがやりたいことと、聴いてもらいたいところの狭間をこの曲でもやっていますね。実はBメロで転調しているんですけど、そんなことをやるのは初めてで。たぶん聴いている人も気がつかないくらい違和感なく転調していて、そういう仕掛けもちゃんと仕込んでいますね。
-"人間ロック"というタイトルの重さとは裏腹に、不思議と踊れる曲になっていますよね。
ヒジカタ:思っていたよりもライヴの反応がいいんですよね。まだ発売していないのに、すでにライヴでは必須のチューンになっています。
ニシバタ:ビートに関しては、結構毎回凝っててかなり難しくなっているんですけど、不思議と聴いていてややこしさがないというか。展開もすごく面白いんですけど、それが聴きにくさには繋がっていないんですよね。そういう意味でも、すごく面白い曲になったかなって思います。
マルオカ:この曲のベースのフレーズとか......安田君のギターのフレーズもそうなんですけど、古いロックのフレーズを散りばめていて。それが新しい雰囲気になっているのかなって思います。
ヒジカタ:そう、冒頭で安田君が弾いているリフが、DEEP PURPLEの「Smoke On The Water」(1972年リリースの6thアルバム『Machine Head』収録)のリフを組み替えたものになっていたりして。そういう仕掛けがちょいちょい入っているんですよね。
-安田君の加入後、そういう"遊び心"みたいなものが、すごく前面に出てくるようになったんじゃないですか?
ヒジカタ:そうかもしれないですね。いつの間にかできたというより、ちゃんと頭を使っていろいろ仕掛けを入れ込んで、"こういう曲を作ろう"っていうヴィジョンを目がけて作れるようになったことが影響しているかもしれないです。
LIVE INFO
- 2025.11.21
-
THE BAWDIES
ポルカドットスティングレイ
PEDRO
SHERBETS
ドラマチックアラスカ
荒谷翔大
ザ・シスターズハイ
Adrian Sherwood
Hakubi
LONGMAN
reGretGirl
キタニタツヤ
東京スカパラダイスオーケストラ
SPRISE
Anyeed(Dyna/ego apartment)
超☆社会的サンダル
TOKYOてふてふ
TOMOO
浪漫革命
吉澤嘉代子
フレデリック
Bye-Bye-Handの方程式
FINLANDS
- 2025.11.22
-
Chimothy→
ねぐせ。
AIRFLIP
ポルカドットスティングレイ
wacci
キュウソネコカミ
ズーカラデル
NEE
the paddles
TOKYOてふてふ
LiSA
優里
BLUE ENCOUNT
moon drop
チリヌルヲワカ
ASP
Eve
miwa
Conton Candy
ストレイテナー
The Biscats
セックスマシーン!!
離婚伝説
Ado
MOS
荒谷翔大
リーガルリリー
NANIMONO
brainchild's
SUPER BEAVER
藤巻亮太
ビレッジマンズストア
PIGGS
sajou no hana
SPRISE
アーバンギャルド
Omoinotake / クリープハイプ / Saucy Dog / マルシィ ほか
CVLTE
RADWIMPS
ガガガSP / SpecialThanks / YONA YONA WEEKENDERS / BACK LIFT ほか
フレデリック
osage
- 2025.11.23
-
SHERBETS
NEE
キュウソネコカミ
ズーカラデル
Awesome City Club
ザ・クロマニヨンズ
ぜんぶ君のせいだ。
PENGUIN RESEARCH
怒髪天
優里
Eve
くるり
MEW
Galileo Galilei
Ado
秋野 温(鶴)
THE BAWDIES
チリヌルヲワカ
東京スカパラダイスオーケストラ
離婚伝説
CNBLUE
佐々木亮介(a flood of circle)
BLUE ENCOUNT / yama / Novelbright / 新しい学校のリーダーズ ほか
山本彩
ExWHYZ
RADWIMPS
OKAMOTO'S
Laura day romance
- 2025.11.24
-
リーガルリリー
ポルカドットスティングレイ
WurtS
brainchild's
ねぐせ。
キタニタツヤ
u named (radica)
ザ・クロマニヨンズ
ぜんぶ君のせいだ。
LiSA
go!go!vanillas
Lucky Kilimanjaro
すなお
私立恵比寿中学
くるり
NANIMONO
ブランデー戦記
清 竜人
Conton Candy
凛として時雨
秋山黄色
The Biscats
9mm Parabellum Bullet
LACCO TOWER
No Buses
CNBLUE
miwa
山本彩
BIGMAMA
崎山蒼志
ExWHYZ
RADWIMPS
Ayumu Imazu
MEW
- 2025.11.25
-
打首獄門同好会
Another Diary
すなお
シベリアンハスキー
The Ravens
chilldspot
- 2025.11.26
-
Dios
桃色ドロシー
ザ・クロマニヨンズ
シベリアンハスキー
TENDRE
UVERworld
PEDRO
BLUE ENCOUNT
material club
Mirror,Mirror
Galileo Galilei
chilldspot
- 2025.11.27
-
打首獄門同好会
MONOEYES
Cody・Lee(李)
moon drop
桃色ドロシー
オレンジスパイニクラブ
OKAMOTO'S
ザ・クロマニヨンズ
TENDRE
Another Diary
cakebox(シノダ/ヒトリエ)
PEDRO
Tempalay
あたらよ
- 2025.11.28
-
Galileo Galilei
優里
BLUE ENCOUNT
go!go!vanillas
怒髪天
DJ後藤まりこ × クリトリック・リス
VII DAYS REASON
Dios
崎山蒼志
凛として時雨
ズーカラデル
コレサワ
SHERBETS
Another Diary
cakebox(シノダ/ヒトリエ)
ポルカドットスティングレイ
おいしくるメロンパン
sajou no hana
NEK!
CENT
OKAMOTO'S
meiyo
RAY
reGretGirl
- 2025.11.29
-
ビレッジマンズストア
Appare!
YOASOBI
NEE
暴動クラブ
brainchild's
Cody・Lee(李)
キタニタツヤ
優里
くるり
TOKYOてふてふ
MONOEYES
キュウソネコカミ
moon drop
THE BACK HORN
androp
The Biscats
フレデリック
チリヌルヲワカ
怒髪天
eill
LOCAL CONNECT
wacci
LACCO TOWER
大橋ちっぽけ
BLUE ENCOUNT
ドラマチックアラスカ
アーバンギャルド
ねぐせ。
ExWHYZ
UVERworld
フラワーカンパニーズ
愛美
浪漫革命
東京スカパラダイスオーケストラ
BACK LIFT / 魔法少女になり隊 / LEEVELLES / パピプペポは難しい ほか
Bentham
MONO NO AWARE
NANIMONO
カミナリグモ
9mm Parabellum Bullet
PIGGS
- 2025.11.30
-
ビレッジマンズストア
YOASOBI
NEE
TOKYOてふてふ
凛として時雨
キタニタツヤ
崎山蒼志
くるり
キュウソネコカミ
moon drop
SHERBETS
THE BACK HORN
TENDRE
アーバンギャルド
the paddles
秋山黄色
TOMOO
LACCO TOWER
ドラマチックアラスカ
LUCY
ExWHYZ
Maki / SIX LOUNGE / w.o.d. / KUZIRA / TETORA
UVERworld
フラワーカンパニーズ
ポルカドットスティングレイ
NANIMONO
ズーカラデル
ぼっちぼろまる×ポップしなないで×ぜったくん
コレサワ / ヒグチアイ / のん / ひぐちけい
miwa
MONO NO AWARE
Conton Candy
JYOCHO
離婚伝説
- 2025.12.02
-
RADWIMPS
LONGMAN
Dios
RAY
マカロニえんぴつ × DISH//
私立恵比寿中学
GLIM SPANKY
SUPER BEAVER
IneedS
- 2025.12.04
-
TENDRE
LEGO BIG MORL
私立恵比寿中学
SHERBETS
Homecomings
アーバンギャルド
キュウソネコカミ
吉井和哉
Hakubi
- 2025.12.05
-
桃色ドロシー
私立恵比寿中学
moon drop
ポルカドットスティングレイ
ザ・クロマニヨンズ
NANIMONO
eill
Laughing Hick
崎山蒼志
さかいゆう / 望月敬史 / L'OSMOSE(O.A.)
flumpool
とまとくらぶ
Another Diary
岡崎体育
Rei
ズーカラデル
打首獄門同好会
- 2025.12.06
-
キュウソネコカミ
AIRFLIP
ザ・クロマニヨンズ
凛として時雨
OKAMOTO'S
BLUE ENCOUNT
indigo la End / a flood of circle / Galileo Galilei / go!go!vanillas ほか
Cody・Lee(李)
brainchild's
LEGO BIG MORL
NANIMONO
怒髪天
ねぐせ。
CVLTE
UVERworld
eastern youth
キタニタツヤ
優里
Kroi / Jeremy Quartus(Nulbarich) / BREIMEN / luv
flumpool
チリヌルヲワカ
Aooo
Mirror,Mirror
心愛 -KOKONA-
THEラブ人間 / ビレッジマンズストア / 忘れらんねえよ / KALMA ほか
フラワーカンパニーズ
Ryu Matsuyama
MyGO!!!!!
RELEASE INFO
- 2025.11.21
- 2025.11.22
- 2025.11.26
- 2025.11.29
- 2025.12.03
- 2025.12.05
- 2025.12.10
- 2025.12.12
- 2025.12.17
- 2025.12.20
- 2025.12.21
- 2025.12.24
- 2026.01.01
- 2026.01.07
- 2026.01.09
- 2026.01.14
FREE MAGAZINE

-
Cover Artists
ザ・クロマニヨンズ
Skream! 2025年11月号











