Japanese
ドラマチックアラスカ
2015年03月号掲載
メンバー:ヒジカタ ナオト(Vo/Gt)
インタビュアー:沖 さやこ
2013年に全国デビューし、着実に人気と知名度を上げつづけている神戸発のギター・ロック・バンド、ドラマチックアラスカ。昨年発表した『ビヨンド・ザ・ベーリング』から約8ヶ月、3曲入りシングル『無理無理無理』をリリースする。ギタリストの無期限活動停止、仮メンバーとして爆弾ジョニーのロマンチック☆安田の参加が決定するなど、彼らにとって2015年は変化の年になりそうだ。そしてこのシングルも、そんなバンドを後押しする爆発力と攻撃力に溢れている。常に見えない何かと戦う、フロントマンであり楽曲のメンタリティを担うギター・ヴォーカルのヒジカタナオト。現在の彼のフラストレーションの原因、そしてバンドの現状とは?
-2014年7月にリリースしたミニ・アルバム『ビヨンド・ザ・ベーリング』を経て完成したシングル『無理無理無理』、攻撃力の強い楽曲だと思いました。まず今作に至る経緯を教えていただいてもよろしいでしょうか。
まず、2ndミニ・アルバムの『オーロラを待っている』(※2013年11月リリース)で、いろんなアレンジャーさんを迎えて作ったこともあって、3rdの『ビヨンド・ザ・ベーリング』は歌詞も含めて頭を使って煮詰めて作り上げた作品になって。高校生の馴染みで始めたバンドで、方法論も持たないままずっと衝動でバンドをやってきて......いろんな知識が導入されたことによって、頭が使えるようになって。リリース・ツアーも動員が2倍以上になって、自分たちでも自信を持ってライヴをできることがすごく多かったです。それでいいものができたんですけど――1回また衝動的な部分を思い出したいというのもあって、頭を使う作業に間を持たすことにしたんです。
-それが『無理無理無理』に繋がっていくんですね。
そうですね。1番最初に初期衝動だけで作った曲は、基礎体力がない状態で演奏していて。でも今はそのときと比べてプレイヤーとしての能力も上がってるし、レコーディングの仕方もいろいろ知識が増えて。当時と同じことをやっても2、3年越しにやると全然違うものができあがったと思います。『ビヨンド・ザ・ベーリング』も完成させてツアーも終わったんで、そろそろまたアルバムを作ろうとふわーっとやっていたところに、攻撃力の高い曲ができあがったのでシングルで切ることになりました。
-ドラマチックアラスカの曲はいつも苛立ちを持っている印象があるんですけど、「無理無理無理」はそこからひとつ抜けた印象もあります。ぶつけるだけではないというか。
でも僕は結構ぶつけただけ......自分のフラストレーションをぶつけただけやったりするんです(笑)。フラストレーションを感じる原因はそのときそのときで変わってきているんですけど、やっぱり常にそれが僕らを前に進めてくれると思ってます。
-では、今ヒジカタさんが感じているフラストレーションとは?
アルバムを3枚出して、シングルも今回2枚目出すことになって......聴いてくれる人が増えてきて。今はいろんな人が簡単に発言できる時代で、自分の耳にもいろんな声が入ってくるんですけど、ほんとにみんな、好きなことをいろんな方向に"わー"って言うなあと。ツアー中でもリリースするたびの反応でも、インターネットの中でも見ていて思うことがいろいろあって。いろんな意見があるから、こっちの人が"いい"と言ったことでも、違う人は"それが違う"と言うて......そういうのがエンドレスに続くなあと感じてて。なので、自分がやりたいことをやらないと、ちょっと無理だなと思って。
-だから"無理無理無理"と。
全員にいい顔をするのは無理やなという"無理"なんです。僕はネガティヴな言葉を口にするのが嫌なので、無理という言葉も嫌いだし、本当は使いたくない言葉なんですけど、それをあえてタイトルにしました。決してネガティヴな意味の"無理"ではなくて、前へ進むための無理というか。
-"自分は自分の道を行くよ"という宣言ですね。"無理"と叫ぶことには、壊したいというニュアンスもありますか?
んー......(中傷に近いことを)軽々しく発言できる人たちはそんなに僕らのことも知らないし、そんなに僕らに興味のない人たちやと思うんです。そういうことが全部自分たちの耳に入ってくるのはこういう時代やから仕方ないと思うし。そういう人たちの耳にまで僕らの名前が入るようになったというのはバンドが広がっている証拠やなと思うんで。壊すまではいかないですけど、参考にはしたいですね。全部が全部理屈の通らないことを言ってるとは思わないので。
-それでへこたれるのではなく、その気持ちを音楽にぶつける。
そうですね。それでずっと音楽とバンドをやっています。
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