Japanese
04 Limited Sazabys
2015年11月号掲載
Member:GEN(Ba/Vo) KOUHEI(Dr/Cho)
Interviewer:山口 智男
-ツアー中に曲作りしたんでしたっけ?
KOUHEI:ツアーが終わって、フェスに出演しながら作っていました。
GEN:大変だったんですよ。7月17日に『CAVU』のツアーが終わって、8月にちょっとお休みがあったんですけど、みんな完全にお休みしちゃって(笑)。KOUHEIはその間、いろいろ考えてたんだよね?
KOUHEI:俺はわりとストイックなんで、休んじゃダメだと思いました。
GEN:そこから制作モードへの切り替えがうまくいかなかった。やりきった感もあったんですよ。ツアーが終わった寂しさもあったしね。
KOUHEI:寂しさはあったね。
GEN:そこから8月にフェスがたくさんあって、その合間に曲を作ってレコーディングしたんですけど、それがかなりきつかった。時間はないし、どういう曲を作ったらいいかもわからないし、"やばいやばい。どうするんだ!?"ってかなりピリピリしてましたね。でも、合間にライヴがあって、そういうモードでライヴしてもいいライヴにはならないから、"ライヴはライヴで気持ちをひとつしなきゃいけいない"そう思いながらライヴをやってました。ライヴが終わったらまた曲作りに戻らなきゃいけないからまたピリピリして(苦笑)。バンドの状況はいいはずなのに、今までで1番つらかったかもしれないです(笑)。
-そういえば、9月8日の追加公演でもレコーディング中は"仲が悪かった"って言ってましたね?
GEN:仲は悪かったと思います(笑)。
KOUHEI:いや、冗談じゃなくてホントに(笑)。
-その追加公演で今回のシングルのTrack.1の「Letter」をやりましたよね。あのとき聴いて、"これは新しいかも"と思ったんですよ。今回ちゃんと聴かせてもらい、「Letter」からバンドの成長を感じ取ったんですけど、中でもHIROKAZさんのギターが1番成長したんじゃないかって。
GEN:俺もそう思います。
KOUHEI:僕がドラムを録っている間もずっと家にこもって、フレーズを考えてましたからね。
-その「Letter」ですけど、こんなにリード・ギターを弾いている曲ってこれまでなかったんじゃないですか?
GEN:これまでで1番ギターが歌ってますよね。
-しかも、音色も大人っぽいものになっています。
KOUHEI:それは俺たちが言ったことを汲み取ってくれたんだと思います。"ここ、渋い感じでギターで歌ってよ"って言ったんですよ。
GEN:リード・ギターに関してはめっちゃ言った。 "顔で弾くみたいなフレーズがいい!"だとか。
KOUHEI:自分で弾けたら弾きますけど、弾けないから抽象的に伝えるしかなくて(笑)。
GEN:俺らがイメージしてたものよりもいいフレーズを弾いてくれたと思います。イメージ通りっていうのも違うと思うんですよ。イメージ通りに弾いてくれたら、いいと思うかもしれないけど、それを超えないとバンドの意味がない。今回は見事に超えてくれたなって思います。
KOUHEI:それを考えると、具体的にイメージを伝えなかったのがかえってよかったのかもしれないです。
-もちろんHIROKAZさん以外の3人のプレイが際立つところもあるわけですが。
GEN:それぞれが目立つ場面というか、それぞれにスポットライトが当たるタイミングがあると思います。それは全員がそれぞれに、ちゃんと曲に向き合ったからこそ。引っこむところは引っこんで、出るところは出るってことを、話し合ったわけではないんですけど、このバンドも8年ぐらいやってきて、自然にできるようになったっていうことなんじゃないかな。
-今回、4曲の中で最初にできた曲は?
GEN:「Letter」です。
-「Letter」ができてからはわりとスムーズに作れたんですか?
KOUHEI:いや、全然全然(笑)。
GEN:闇雲にたくさんの曲を作ってたんで、どれを入れようというのもわからなかったし、そのとき作った曲で戦えるのかって感じでもあったし。
KOUHEI:特に2ビートの曲は、"今の俺らじゃなくても、昔の俺らでもできたよね"って感じで。「monolith」(2014年リリースの3rdミニ・アルバム『monolith』収録)とか「Buster call」(1stフル・アルバム『CAVU』収録)とか僕らがいいと思える2ビートの曲を全然超えてなくて。それじゃ意味がないと思って、"じゃあ、どうしよう!? 自分たちの武器(の2ビート)も使えない、やばいやばい"って。
GEN:そもそも、このままじゃしっとりしすぎてやばいと思ったんですよ。「Letter」が入るって決まった時点で、切なすぎて"あれ?"ってなっちゃうんじゃないかって不安があったんですけど、Track.2「in out」ができたとき、"この曲があれば、今までのパンクの要素も入れられる"って......。
KOUHEI:そう思ったんですけど、"でも、ちょっと弱い。これはこれでいいんだけど、俺らってもっと攻撃力あっただろ?"って。Track.3「escape」はデモの段階で軽いネタとしてあったんですけど、メロが暗かったから避けてたんですよ。でも、いよいよ2ビートもできないし、かっこいい曲ってなんだ?って考えたときに"「escape」をやってみよう"って話になったんです。それでGENが"じゃあ、メロをもういっぺん詰める"ってメロをつけなおしたら、"イケるかもしれない"って。
GEN:そこで全体のバランスが見えてきて、最後にTrack.4「soup」を入れるってことになったんですけど、KOUHEIは最初嫌がってたよね。
KOUHEI:そうなんですよ。ポップな曲だからメジャー1枚目のシングルにそういう曲を入れたら、メジャー1枚目のシングルっぽさが出ちゃうんじゃないかって。
GEN:セルアウトしやがったなって思われちゃうかなっていうのがあったんで。「escape」ではそういうダークで激しい方向に振り切ったうえで、全体のバランスを考えながら「soup」もアレンジするというふうに最終的に決めていきました。
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