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INTERVIEW

Japanese

チェコノーリパブリック

2015年02月号掲載

チェコノーリパブリック

Member:武井優心 (Vo/Ba) タカハシマイ (Cho/Syn/Per)

Interviewer:石角 友香

-ヴォーカルは結構忠実に最初に"Right!"って言ってるしね(笑)。

武井:一応ね、Johnny Rottenがすごすぎるんで......もう、声がすごすぎるから、絶対負けるんですけど、3人で頑張って歌って、ちょっとでもあのJohnny Rottenの存在感みたいのを出せたらって。

-この対照を楽しめるところがこのシングルの強みかもしれない。

武井:若い子は"なんだ?"と思うのかな。わからないと思いますけどね、原曲知らないかもしれない。

-じゃぜひ原曲も聴いて、原曲にもぶっ飛ばされて欲しいですね。

武井:うん、そうですね。

-そしてワンコインとDVD付いてるものと2種類出ますけど、ワンコインって手には取りやすい。おふたりは"あ、500円なら買おう"ってことありました?

武井:踊ってばかりの国が500円シングル2枚出したんですよ、3年ぐらい前に。『ばあちゃん』(『悪魔の子供/ばあちゃん』)と『アタマカラダ』、あれかっこいいなと思いました。曲いいし。ワンコイン・シングルって曲が良くないと意味ないですよね、逆に考えると。

-1曲のために500円出すってことだから。

武井:そうそう。思い切ったものでもあるんですよ。思い切らないと。"この曲、500円で聴け"ってことでもあるから。うん。でもそんぐらいの価値のある濃い曲だと思うんで、「For You」。聴いて欲しいっす。

-で、ちょっと漠然とした話をすると、2015年になりましたけど、今年はどんな1年にしていきたいですか?

武井:今年は......うーん、機材の勉強をもっとしたいのと......。あと、使ってない機材買って、新たな面を開けたいのと、あと、サイケデリックな曲を作れるようになりたいのと。個人的な話ばっかになってるけど(笑)。

-でもそれが根幹ですから。

武井:はい。いい曲作りたいですね。で、バンドとしても、やっぱり多くの人がいるとこでもっと活躍できるように頑張って。あとはタカハシと俺のヴォーカル......上手い共存の仕方を見つけて、どっちがヴォーカル、"この曲はこっち"とかじゃない共存方法を発見したんですよ、遂に。

-それは次の新曲の中でですか?

武井:今後出そうかなと。弾き語りをやってたら分かってきて、うん。ハモらないでユニゾンっていう出口にたどり着きまして。

-ありますね、ユニゾンのカタルシスって。

武井:ま、そういうのだったり、まだやってないことが多いんで。あと、海外のアーティストとか見てるとほんとに各々の戦闘力の高さだったり、"なんとなくこの機材使ってる感"がまったくないじゃないですか。"これを全部を知ってやってるんだよ"って感じが。で、やっぱ弱いよね、俺ら。あとは映画のタイアップとって、劇場で曲を聴く。

-ほとんど武井さんの野望になりましたね(笑)。タカハシさんはどうですか?

タカハシ:うーん......次出すものが楽しみで。すごく好きな曲があるので、それを夏フェスでやりたいです、早く。

武井:タカハシ作曲の曲で早くやりたいのがあるんですよ、めっちゃかっこいいから。だからそれこそこの時代の流れとか"今こそやるべき"みたいな1枚を作るんだったら、絶対入れられる説得力のある曲だし、うん。やっぱり作詞作曲したっていうのが絶対大きいと思う。歌う人としての説得力がもう少し。だから早く歌詞書いてくんない(笑)?

タカハシ:歌詞が......まだなんにもない......(笑)。