DISC REVIEW
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「芥の部屋は錆色に沈む」など、自己嫌悪を滲ませた楽曲がネット・シーンで注目を集めるシンガー・ソングライター、キタニタツヤの1stフル・アルバム。左右のスピーカーに音を振る不穏なイントロに始まり、承認欲求に取り憑かれた人間の愚かさを辛辣な言葉
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「生者のマーチ」もそうだったが、今回の「ボーイズ&ガールズ」も徹底して、4人の音しか鳴っていない。それは立ち止まるとか振り返るとかではなく、歩きながら自分の中身を見つめるよう背中を押してくれる。情報量過多で"衝撃"という引っかき傷を作る音楽
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表題曲は、フジテレビ系のメディカル・ヒューマン・ドラマ"グッド・ドクター"の主題歌。サウンドはピアノやストリングスが主体となって繊細さや彩りを表現し、ギター、ベース、ドラムは一歩下がったアレンジながらも、メリハリとダイナミクスをつけて楽曲に
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縦横無尽で自由自在な音楽を奏でる女性2人組ユニット、惑星アブノーマルによる新作は、すべての作詞作曲を手掛けるTANEKO(Vo)の変態的なワード&ソングライティング・センスが光る全12曲入りの1stフル・アルバム。1曲目の「怠惰」から疾走感
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現役大学生シンガー・ソングライター、鈴。まずは、そのヴォーカルに圧倒される。ハイトーンの女性シンガーが多い中では、ひと際目立つだろう張りのあるアルトの音域が力強い。ちょっと哀愁も混じったブルージーな歌声は、年を重ねていったらさらに貫禄ある深
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さわ(Vo/Ba)の喉の治療により、約1年間ライヴ活動を休止していた男女ツイン・ヴォーカル・メロディック・パンク・バンド、LONGMAN。今年7月、復活の舞台でリリースを発表した3rdミニ・アルバムが本作だ。ライヴの始まりを彷彿とさせるイン
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前作収録曲「海へいこう」のMVで彼らを知った身としては、まず"変わったなぁ"と思った。ギターの音色からしてかなり違うし、中性的な印象のあったヴォーカルは男らしくなった。ライヴで鍛えられ強固になったグルーヴが前面に出ているため、全体として泥臭
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"いくつになってもゴールがないのは生きている証拠だ"、そんな言葉から始まる作品。爽やかでありながら、胸がきゅっとなる切なさも含んだ横揺れサウンドは、夏が終わりに向かう季節にもマッチする。そして曲中に忍ばせた遊び心、思わず手を叩いて口ずさみた
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結成10周年を迎えたラックライフ待望のメジャー2ndフル・アルバムは、全14曲入りの大作。サウンド・プロデュースに数々のヒット曲を手掛ける本間昭光を迎えた「走って」をリード・トラックに据え、タイアップ曲のほか、結成日にリリースした幻のラヴ・
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sumikaが、劇場アニメ"君の膵臓をたべたい"のOPテーマ、主題歌を収録した両A面シングルをリリースした。映画の楽曲を手掛けるのは彼らにとって初のことで、制作は映画の監督 牛嶋新一郎とイメージを共有しながら進めたという。OPテーマである「
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滋賀発の4ピース・バンド、climbgrowがリリースする『CROSS COUNTER』は、"逆境なんか跳ね返せ"という想いが込められたタイトルのとおり、苦しみや悩みを荒々しい歌詞とサウンドで吹き飛ばしてくれる全6曲を収録したミニ・アルバム
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芯の強いノイジーさでもって、昨今の洒落た邦ロック・バンドに中指を立てる、攻撃的なニューカマーが登場。神戸の3ピース、w.o.d.が本格始動と掲げリリースする1stフル・アルバムは、セルフ・タイトルの自信作。"聴けばわかる"と言いたくなるほど
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TVアニメ"ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン"の劇中アーティスト"神崎エルザ"の歌唱を担当した絶望系アニソン・シンガー、ReoNaのソロ・デビュー作。表題曲「SWEET HURT」はTVアニメ"ハッピーシュガ
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すでにベスト・アルバムのリリースを機に再録されている「冬のミルク」や「無限の荒野」などはその音源だが、今回ついにインディーズ時代の2枚のアルバム『何処へ行く』、『甦る陽』、そしてシングル『風船』収録の全21曲が今の演奏とサウンドで蘇った。善
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"関西代表 和製轟音ギターロックバンド"を掲げるホロが、前作から2年ぶりとなる4枚目のミニ・アルバムを完成させた。彼らの持ち味である叙情的なギター・ロック「桜花に吹かれて」(Track.1)から、唸るようなギターと変拍子のイントロが突き刺さ
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大学の軽音サークルで出会った渋谷と北ヨーロッパに憧れる男女12人組、Ribet townsの全国デビュー作。"欲しい音"を追い求めた結果、今の形に落ち着いたという彼らが奏でる音楽は、日常を切り取った親近感溢れる歌詞を、グロッケンやピアニカな
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マイナビBLITZ赤坂やZepp DiverCity TOKYOでのワンマン・ライヴを成功させるなど、着実に進化を遂げているIvy to Fraudulent Gameの初シングル。表題曲「Parallel」は抑制された美しいメロディと冷徹
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"楽器を持たないパンクバンド"BiSHのアユニ・Dがソロ・バンド・プロジェクト"PEDRO"を始動し、ゲリラ・リリースした1stミニ・アルバム。全7曲の作詞をアユニ自身が手掛けた本作には、BiSHでは書いたことがない恋愛ソング「ゴミ屑ロンリ
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