DISC REVIEW
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コロナ禍でライヴ活動が止まってしまった際、そのかけがえのなさを描いた「瑠璃色のキャンバス」からスタートした本作。次第にツアーも開催するなかで生まれた「希望を鳴らせ」や「ユートピア」といった新たなアンセムに加え、山田将司(Vo)がラテン音楽か
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凛とした軸とフラジャイルな感覚を併せ持つ新山詩織の歌の魅力を、主に同世代のミュージシャンとともに、インディー・ポップやオーガニック、時にジャズの自由度も取り入れたアレンジで昇華した復活作にして傑作。1曲目の「Smile for you」がア
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1曲目から隙間の多さとドゥーワップなのかハウスなのか? 不思議な気分にアゲてくれる「I'm NOT Dead」に驚かされる。曲の前半をあえてビートレスにする「ZUBUZUBULOVE」や「果てることないダンス」もユニーク且つ、現行の海外シー
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青春のドキュメントと言えそうなヴィヴィッドな表現、思わず肩入れしたくなる表現を多く持つ小林柊矢の1st EP。現代のJ-POPを代表する、プロデューサー/アレンジャーのトオミヨウを3曲で迎えているが、ストリングスを効果的に導入した「レンズ」
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13thアルバム『アントロギア』からの第2弾先行配信曲「ユートピア」は、THE BACK HORNの新たな代表曲になりそうな試行が投入された1曲。ヘヴィなベースのイントロから楽器の音が生々しく、そして輪郭が明快だ。ダンス・ミュージック的なグ
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これまで全面に打ち出してきた泥臭いバンド・サウンドから一転、koboreのメジャー2ndアルバムは多彩な楽器の音色を取り入れた、キャッチーでポップな1枚に仕上がった。クラップの打ち込みに乗せて、安藤太一の奏でるギターが、水面に乱反射する光の
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"甘噛みの狂犬"のふたつ名を持つVTuber 葛葉が名刺代わりの1枚として完成させたメジャー・デビュー作。"THE NIGHT IS LONG THAT NEVER FINDS THE DAY(意訳:明けない夜はない)"というセリフで幕を開
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「勿忘」のロング・ヒットに始まり、"NHK紅白歌合戦"初出場や日本レコード大賞"優秀作品賞"のほか、多くの音楽賞を受賞したAwesome City Clubの2021年。3rdアルバムのリリース後も、ドラマOPとなった爽快なまでにポップな「
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先行シングル「潔癖症」が象徴的だが、他人と会う機会が"コロナで消えた"と歌う「Hello Stray Kitty」など、コロナ禍だから生まれた作品であることをあえて厭わずに作り切ったところに覚悟を感じる1枚。異なる価値観を"愛し合う"と歌う
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祝、四星球結成20周年! 彼らのベスト盤が単なるベスト盤であるわけがなく、新曲4曲に、彼らの音源にはお馴染みとも言えるコント4本を収録、というのがトラックリストを見ただけでもわかるが、さらに「薬草」ではコザック前田(ガガガSP/唄い手)がゲ
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今を生きる人たちに向けた応援歌を、時に辛辣な言葉も交えながら伸びやかな歌声で歌い続けてきたシンガー・ソングライター、伊東歌詞太郎。昨年、メジャー・レーベルと再契約した彼がリリースした自身初のベスト・アルバムは、過去に在籍したレーベルで発表し
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アニメ"リーマンズクラブ"オープニング・テーマを表題に据えた本作。表題曲は疾走感と熱い歌詞で聴く人を鼓舞する、"これぞロック・アニメ・ソング"と言えるナンバーに仕上がった。2曲目は2017年リリースの『Chandelier』収録曲「Blac
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愛に飢えた妖(あやかし)、ピアノに寄生する生き物、操られるだけの屍、アンドロイドの虚無感。作品の中には、人ならざるものが人間のように、あるいは人間が人ならざるもののような比喩でこれでもかと描かれる。全10曲から浮かび上がるのは生きづらさに苦
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"ラストストロウ"とは最後の藁(わら)を意味する。重い荷物を運べるラクダもいつかは限界がくる。最後に乗せた1本の藁がラクダの背を折る、という英語の慣用句から着想を得た言葉だが、空白ごっこの最新シングルはそんなギリギリの緊張感で保たれる"生と
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"THE FIRST TAKE"でも披露され話題の代表曲「10月無口な君を忘れる」や「夏霞」を始め、忘れられない"君"の残像を探す「交差点」、「極夜」、"君"への思いを日記のようにストレートに綴る「悲しいラブソング」、「嘘つき」など、"悲し
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2021年の「fever」、「東京の夜」、「happyend」の3ヶ月連続配信に続く2ndアルバム。フォーキーでいて都会的な街のざわめきも織り込まれたサウンドも、そこに風のように流れるメロディも、今作ではより洗練され、エヴァーグリーンに磨き
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アニメ、ゲーム、コミック、声優によるリアル・ライヴなどメディア・ミックス展開をするボーイズ・バンド・プロジェクト"from ARGONAVIS"発の5人組バンドが、今作でメジャー・デビューした。キャラクターを担当するキャスト(小笠原 仁、橋
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イエモンのベーシスト、HEESEYによる4年ぶり3枚目のソロ・アルバム。"33"とは制作期間中にハマったという数秘術にもとづいて計算されたHEESEYの個性を表すナンバー。"変人"の自分を全力で楽しむ気分で制作したことで、ジャンルも言葉遊び
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