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DISC REVIEW

小さな食卓

cinema staffがシングルを2枚を2222枚完全限定で2月20日に同時リリース。そのうちの1枚である『小さな食卓』はCDに同曲を収録。タイトルとLOSTAGEの五味岳久が描くジャケットにもあるように、"食卓"をテーマに歌った同曲。何

Would You Be My Valentine?

昨年夏にリリースされた1stフル・アルバム『Quit or Quier』はオリコン・インディーズ・チャートで見事1位を獲得し、初となるワンマン・ツアーも成功させたWHITE ASHからヴァレンタイン・デイにニュー・シングルが届いた。タイトル

カウンター

2011年の閃光ライオットでファイナリストにも選出された、2010年結成の4ピース、或る感覚の1stアルバム。そのサウンドは、ジャキジャキジャキと高速で刻まれるポスト・パンク的なカッティング・ギターと、後期ナンバーガールを思わせる和製メロデ

The Fragments Of Resurrection

2012年1月に結成された、青森県弘前市を拠点に活動する5人組インスト・ロック・バンド、サヨナライツカ。辻仁成の小説タイトルから取られたであろうバンド名も目を引く彼らの初全国流通作品。1曲の中での展開はスピード感のあるカット割の映画を見てい

W.Z.

奈良県出身のロック・バンド、ワッツーシゾンビのニュー・アルバム。再生ボタンを押した途端の大音量。そして、ヴォーカルが叫ぶ!叫ぶ!叫ぶ!のっけから熱量は最大。そして、その熱も冷めやらぬうちにTrack.3に収録されているのは電気グルーヴの名曲

Equal

デビュー・シングル「春夏秋冬」で2010年12月度FMパワープレイを42局獲得し、歴代女性アーティストとしての史上最多獲得記録を更新したNIKIIEの2ndフル・アルバム。伸びやかで透明感のある声自体の魅力は勿論のこと、前作と比べて遥かに表

Hot Number

前作『COLOR』より2年3ヶ月ぶりのリリースとなるミニ・アルバム。ジャケットのデザインやアーティスト写真からもわかるようにヴィジュアルのイメージを一新し、そのサウンドも彼女たちの原点であるスカは勿論ベースにあるが、レゲエ色の強い「ラブ・ラ

Her Decorated Post Love

デビュー前は日本発のチルウェイヴ・バンドとしてPitchforkやFADERといった海外メディアにも取り上げられたHOTEL MEXICO。東京のレーベルCuz Me Painとの共同企画も定期開催する彼らを、チルウェイヴ以降の欧米のインデ

BLINKS

男女ツイン・ヴォーカルのスリー・ピース・バンドFOUR GET ME A NOTSの約1年半ぶりとなる3rdアルバム。彼らの持ち味といえる疾走感溢れるグッド・メロディと、このバンドの専売特許である石坪 泰知(Vo/Ba)と高橋 智恵(Vo/

昨日になりたくて

新潟上越から登場した3ピース日本語ロック・バンド。ギター・ヴォーカルの椎木知仁を中心に結成され平均年齢20歳の彼らは、高校生の頃から新潟にてクリープハイプやグットモーニングアメリカ等数々のバンドのツアー・サポートを務め評価を高めていく。そし

電子音楽の守護神

前作、そして去年のEPを経て、クラウト・ロックやインダストリアル・ロックを参照することで0.8秒と衝撃。の音楽的個性となった暴力的なビートは、本作でも健在。だが、それは今までのように周囲に対する違和感や怒りを表現するためのものではなく、リス

music

昨年メジャー・デビューしたドラム・ヴォーカリスト、シシド・カフカの2ndシングル。タイトルにも"音楽"と掲げられた表題曲は、内なる激情を匂わすクールな楽曲だ。低音ヴォイスで幕を開ける序盤からサビに繋がるメロディの駆け上がりはとてもしなやかで

夜に魔法をかけられて

昨年4月にデビューしてから2枚のミニ・アルバム、1枚の会場限定シングルをリリースとハイ・ペースでリリースを続けてきた彼らの待望のフル・アルバムであり、2枚のミニ・アルバムから続いた3部作の完結作。「sweet spider」で彼らのメランコ

選ばれてここに来たんじゃなく、選んでここに来たんだ

メジャー・デビューの発表から2枚のシングルを経てリリースとなった待望のフル・アルバム。シングルの時点でメジャーに行ったら彼らの持ち味である牙が取れてしまうのではないか?という心配を取り去るどころかインディーの時以上に牙をむき出していたが、本

neuron

計り知れないものとしての“脳内宇宙”に進んで迷い込むことがこんなに楽しいとは! 山内憲介の手工芸的なインストで幕を開け、ビートがグッとタフになりダンスもOKな「euphoria」、サイケなサビとダビーな展開の「undo」、RADIOHEAD

YETI vs CROMAGNON

クロマニヨンズのアルバムももう7枚目。バンドも今年で7年目になる。とはいえこのアルバムに詰められた12曲は、不変のクロマニヨンズ節だ。インタビュー中、ヒロトとマーシーは何度も4人で音を鳴らしているのが“楽しい”と言っていたが、彼らの音楽はそ

大事なお知らせ

前作『10代で出したかった』が一部のインディー・ロック好きの間で話題になり、最近ではライヴの動員も急上昇中。共感できるような気もするし、そんなこともないような、知らんがなとツッコミたくなるような歌詞とやたらとキャッチーなダンス・ロック、衝撃

My Favorite Skin

group_inouのcpこと威文橋が中心となり結成されたuri gagarn。今作は2009年にリズム隊を加え再始動し、デモを挟んで2ndアルバムからはなんと約8年振りとなる3rdアルバム。90年代のオルタナティヴ・ロックやポスト・パンク

僕とロック

これはかなり不思議なバンド。レーベルの紙資料には“「愛」と「自由」を真剣に歌うバンド”と書いてあるのだが、まさにTrack.1はキラキラしたストレートなギター・ロック。だがTrack.2で急にTHE KNACK「My Sharona」のリフ

present

2004年に白江宗司(Vo/Gt)と野崎寿美(Ba)を中心に金沢で結成し、2006年に大谷めぐ(Dr)が加わり現在の編成となった、男女混成の3ピース・バンド。失礼かもしれないが、白江の好青年風な見た目とは裏腹に、攻撃的とも言えるような尖った