Skream! | 邦楽ロック・洋楽ロック ポータルサイト

MENU

DISC REVIEW

Sun Structures

ここ最近、活況を呈するUKギター・ミュージック・シーンの面白いところは、出てくるバンドそれぞれがまったく異なった音楽的アプローチをしている点にある。このTEMPLESはその最たる例で、なんでこんな60~70年代のサイケデリック・ロック直系の

is escape

要注目のオルタナティヴ・ガールズ・トリオがSEXY STONES RECORDSの新レーベル、FICK FILLYからフル・アルバムをひっさげいよいよ本格デビュー。オルタナと言うよりもむしろこれはポスト・パンク~ゴスだろう。いや、グルーヴィ

コラージュとして切り取られ、残された側

2012年結成、紅一点ヴォーカルを擁する4ピースの、インディーズ・デビュー盤から8ヶ月振りとなる2ndミニ・アルバム。バンド名やアルバム・タイトルなどからも読み取れるように、日本語を重んじた歌詞と情感たっぷりの歌声が作り出す波紋が、切り取ら

Few Steps To Heaven (and then...)

Yj(Vo/Gt)を中心に2006年に結成され、メンバー・チェンジを重ねながらも"Art Your Life"を標榜し、プラネタリウムでのVJを迎えたコンサートやヴァイオリニストを2名を招いてのクラシカルな公演、また芸術栄養学士を迎えての"

Drift Days & Disco Nights

LINDSTROMやPrins Thomasなどの天才を数多く排出してきたノルウェーのダンス・ミュージック・シーンに現れたニュー・スターPROVIANT AUDIO。プロデューサー/DJである21歳の天才マルチ・インストゥルメンタリストMa

LIFE AS MUSIC

ゼロ年代的ハイブリッド・ポップス・3ピース・バンドSOURの3年振り4枚目のオリジナル・アルバム。回転するCDをフェナキストスコープとして使ったMVと、そのCDをアート・ディスクとして限定販売した企画などを行った「Life is Music

RULES!

閃光ライオット2012のファイナリスト、PENs+の全国デビュー盤。メンバーは全員東京出身の若干10代。2013年3月には下北沢CLUB 251での初企画イヴェントをソールド・アウトさせている。自らを"清涼変則リズムバンド"と謳うように、プ

In The Silence

2012年、Bjorkも所属するONE LITTLE INDIANよりリリースしたデビュー作『Dyrd I daudathogn』は、出身のアイスランド史上最速で売れたアルバムとなり、全人口の10%が持つ売り上げを誇った、シンガー・ソングラ

SPICE

東日本大震災を機に再結成され、トリプル・ギター編成の5人組となってから2作目となるフル・アルバム。英語詞と日本語詞が混在した歌詞と緻密なサウンド・プロダクション。耳に飛び込んでくる楽曲は厚みがあり、轟音でありながらも繊細さも感じさせる。1曲

MAJESTIC

3ピース・バンド、the butterfly nine cordの初流通音源となる2ndフル・アルバム。ZEPPET STOREのギタリスト、五味誠のプロデュースによる今作は"Art Of Waste-クズの芸術-"を謳った通り、雑然とし退

In A Tidal Wave Of Mystery

2014年1月に実現する来日ツアーを記念して、CAPITAL CITIESのデビュー・アルバムがついに日本盤化された。ディスコ・ビートや80年代風のシンセ・サウンドといったどこか懐かしいエレクトロかつポップなロック・サウンドが歓迎されたロサ

センスレス・ワンダー

VOCALOIDクリエイターとしてインターネットを中心に厚い支持を集めるwowakaが中心となり結成されたロック・バンド、ヒトリエが自主レーベル"非日常レコーズ"を立ち上げメジャー・デビュー。2月にリリースされるミニ・アルバム『イマジナリー

hotel new continental

3ピースのガレージ・ロック・バンド、sixのヴォーカル・ベースとしてフロントマンを務めるヨシカが新たに結成した6人組バンドの1stアルバム。クラシカルなホテルの1室に集まった楽団を思わせるジャケットから受ける印象はムーディーなジャズといった

Too True

ネオ・ガレージ、シューゲイザーといったシーンにリンクしながらドリーミーかつノスタルジックなポップ・ミュージックを作ってきたロサンゼルスの女性4人組。前作から3年ぶりとなる3作目のアルバムはRAMONESやBLONDIEからRONETTESあ

The Cheserasera

昨年3月に開催した下北沢SHELTERでのワンマン・ライヴはソールド・アウト、10月にリリースしたタワレコ限定シングル『Drape』は新人ながらにしてインディーズ・デイリー・チャート1位を獲得するなど、次々と快挙を成し遂げた注目の3ピース・

Let It V

CDデビュー5周年にあたる2014年にリリースされるメジャー5thアルバム。"夢を殺して"というサビが強烈で、ある種アルバムの原動力となった、現状を越えていく意思がみなぎる「Kill Dreams」、くるりの岸田繁がプロデュースとアレンジで

涙の落ちる速度

紅一点メンバー、きみコ(Vo/Gt)を擁する4人組、nano.RIPE。結成以来、ライヴ活動に精力を注ぎ、年々、ライヴの動員を増やしてきた彼らにとってさらなる飛躍のきっかけになるにちがいない3作目のアルバム。90年代以降のガールズ・ロックの

The Sound

"何でもあり"も大歓迎。しかし、スクリーモ以降、それが行き過ぎてしまったため、何が何だかわからなくなってしまったエモの原点や本質を、横須賀の4人組weaveの1stアルバムに見出すリスナーは少なくないはずだ。静から動へ、動から静へという起伏

On The Eternal Boundary

2010年の結成以来、東京都内を拠点に活動を続けるインストゥルメンタル・バンドの記念すべき1stアルバム。言葉のいらないインスト・バンドの強みを活かし、今年はカナダのバンドMILANKUとの共演ツアーも成功させている彼ら。Track.1「f

Real Intention of Life and Boisterous Gramophone

都内のライヴハウスを中心に活動する4人組バンドO'VALENCIA!の2ndミニ・アルバム。個性的で優しくハスキーな歌声に込められた感情が、耳元からじんわりと染み入るように胸の奥を揺さぶる。ニヒルな歌詞でありながら、それを感じさせないキラキ