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DISC REVIEW

ファンファーレ

BRADIOが、TVアニメ"自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う"OPテーマ「ファンファーレ」を表題に据えた新シングルをリリース。自然と身体が動いてしまうファンクネス溢れる表題曲は、ホーン・セクションと軽快なカッティング・ギター、コー

人類滅亡ワンダーランド

2022年8月結成の3ピース・バンド、ブランデー戦記。初のミュージック・ビデオ「Musica」が300万回再生を突破するなど話題のルーキーが、1st EPをリリース。同曲で一気に注目を集め期待値が高まるなか、その期待を優に超えてくる本作で、

終活大布教盤

目を引く意味深なバンド名にポップなキャラクター、少年あああああ(Vo/Gt)の個性的な脱力系ヴォーカルに少しひねくれた歌詞。それでいて夏フェス映えしそうなJ-ROCKを鳴らし、独自の世界観を構築している5人組バンド 終活クラブ。"終活"とい

飛んでゆけ

アユニ・D(ex-BiSH)のバンド・プロジェクト PEDROが再始動。ドラムにゆーまお(ヒトリエ)を迎え、新生PEDROとして活動再開第1弾シングルを完成させた。表題曲「飛んでゆけ」は、サウンドも歌詞も歌声も、そのすべてが温かいチルなロッ

PER→CENT→AGE

セントチヒロ・チッチ(ex-BiSH)がソロ・プロジェクト CENTとして1stアルバムをリリース。文字数の都合ですべて記載ができないのが悔やまれるが、本作には真島昌利(ザ・クロマニヨンズ)、峯田和伸(銀杏BOYZ)、富澤タク(グループ魂/

ExWHYZ LIVE at BUDOKAN the FIRST STEP

"EMPiREを解散したこと、そしてExWHYZを結成したことは正解だったのか?"――そんな問いに対する答えを証明する、グループにとっての記念碑的な日本武道館公演を記録した映像作品。バチバチの照明とVJ映像、そして極上のダンス・ミュージック

DA・DA・DA・ダイスキ!!

超ハイテンポなアッパーチューンで元気を届けるchuLaのメジャー4thシングルは、昨年5月に新体制をスタートさせ、今年7月にTOKYO DOME CITY HALLでのワンマンを大成功に収めたこともあり、その成長と自信が見事に反映されたエネ

OZ two

新メンバー3名が加入し、さらなる新体制となったMIGMA SHELTERによる"オズの魔法使い"を題材にした3部作シングルの第2弾『OZ two』。壮大でファンタジックな世界観から幕を開ける1曲目の「Be alive」は、主人公のドロシーと

One Room Adventure

『Change The World』に続く8枚目のシングル。綿密に作り込まれたサウンドと爽やかなメロディが印象的な表題曲は、TVアニメ"Lv1魔王とワンルーム勇者"のOPテーマとしてオンエア中なので、すでに耳に馴染んでいるオーディエンスも多

The Ballad Of Darren

正直、今年の"SUMMER SONIC"の大トリが発表されたときは若干の不安があったがこのアルバムでそんなものは吹き飛んだ。すでに絶賛されているこの8年ぶりのオリジナル・アルバムの魅力は傑作『Modern Life Is Rubbish』(

Austin

ラッパーにしてシンガー・ソングライター、ジャンルにとらわれないコラボレーションで世界を席巻する、Post Malone。そんな彼の5作目となるアルバムは、彼の本名を冠したタイトル"Austin"が表す通り、彼自身の内面にフォーカスした作品と

Exorcism Of Youth

昨年2022年に5年ぶりの再結成を果たしたTHE VIEWの、8年ぶりとなるフル・アルバム。3rdアルバム『Bread And Circuses』(2011年)を手掛けたYouthが再びプロデューサーとなっていることからも感じられるが、ファ

カノン

結成10周年の記念すべき年にリリースされた最新アルバムは7曲の完全新曲に加え、2021年5月にリリースしたミニ・アルバム『ハブ・ア・グッドバイ』以降に配信リリースされた楽曲、会場限定シングル『ハブ・ア・グッドナイト/サマーゴースト』のみに収

ROCK'N ROLL Recording Session at Victor Studio 301

デビュー30周年のアニバーサリーにバンド・メンバーとの一発レコーディング作品を制作するのがなんとも斉藤和義らしい。マメにライヴに足を運ぶファン以外はおそらく今の彼らの演奏がこれほどソリッドで、時にカオスなロックンロールであることを知る人は少

ハッピーエンドを始めたい

Lenny code fictionから約5年ぶりのアルバム『ハッピーエンドを始めたい』が届いた。本作には「脳内」("炎炎ノ消防隊"第2クールED主題歌)、「ビボウロク」("BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIO

いい気分さ

ギミックなしの4ピース・バンドの大らかさはそのままに、様々な時代のロックのエッセンスを曲作りやアレンジに投影した新章を感じさせる3rd EP。ソウルフルなギターカッティングやビートにモータウン・ポップを感じさせる「PIP」は面倒なことから目

ANTENNA

活動再開後、初となるフル・アルバムは初めてタイトルをあらかじめ決めず、感受性を信じ、自由に生み出した曲を緻密に制作で形にしていったアルバムだ。現在進行形のミセスのフル・コースであり、ドーム・ライヴへの期待が否応なく高まる完成度とスケールの大

踊れ!ランバダ

1年2ヶ月ぶりのリリースとなる新作は、ミラーボールの下でエフェクターをフロアに踊るジャケットに象徴されるように、ポップとロックを独自の配合で織り交ぜていくネクライトーキーらしさが詰まったEP『踊れ!ランバダ』。耳に残るシンセサイザーのリフか

青のすみか

SSWとしてはもちろん、他アーティストのサポートや楽曲制作/提供などマルチに活躍するキタニタツヤが、EP『青のすみか』をリリース。TVアニメ"『呪術廻戦』「懐玉・玉折」"のOP主題歌として書き下ろされた表題曲は、物語でフォーカスされる五条と

ENIGMASIS

豊沃だ。持ち前の才覚に、長いキャリアに裏打ちされた経験値、そして何よりも各メンバーが徹底する求道的なスタンス。それらを兼ね備えたUVERworldは、ここに来て今まで以上に音楽に対して貪欲な姿勢を示した作品を完成するに至ったのだと思われる。