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ピロカルピン、明日12/7にライヴ・アルバム『Thanksgiving Oneman Live 2017』配信リリース決定。「小人の世界」ライヴ映像公開も
2018.12.06 18:00
ピロカルピンが、明日12月7日にライヴ・アルバム『Thanksgiving Oneman Live 2017』を配信リリースすることを発表した。
本作には、2017年10月22日に六本木Varit.で行われたワンマン・ライヴより選曲された14曲を収録。15周年記念のクラウドファンディングの一部として制作された、同ライヴの映像が基となっており、内容の好評を受け、音源部分を再編集して緊急リリースすることとなった。
さらに、六本木Varit.で行われたワンマン・ライヴより「小人の世界」のライヴ映像が公開された。
ピロカルピン「小人の世界」Live
また12月23日には、"ピロカルピン活動15周年特別企画ワンマンライブ『ピロカルピン 2015-2018 selection Live』"を、下北沢Club Queにて開催する。ライヴ音源と映像で気になった方は、ぜひチェックしてほしい。
▼リリース情報
ピロカルピン
配信ライヴ・アルバム
『Thanksgiving Oneman Live 2017』
2018.12.07 ON SALE
＜収録曲＞
1. 幻聴と幻想の現象
2. 誕生前夜
3. 時の抜け殻
4. 赤色のダンサー
5. ピノキオ
6. 朝
7. ワンダーワールド
8. 風立ちぬ
9. グローイングローイン
10. 箱庭の世界
11. 小人の世界
12. シェイクスピアのダイアリー
13. 虹の彼方
14. 青い月
※各種サイトで配信開始
▼ライヴ情報
"ピロカルピン活動15周年特別企画ワンマンライブ『ピロカルピン 2015-2018 selection Live』"
12月23日（日）下北沢Club Que
開場 12:00 / 開演12:30
前売 ￥2,300 / 当日 ￥2,800
※学割有・入場時別途ドリンク代要
■詳細はこちら
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メジャーでの経験や自主レーベルの立ち上げなど、スキルをアップデートしたうえでのセルフ・プロデュース作品となった9thアルバム。スケール感のあるタイトル・チューン「その幕が上がる時」で聴けるまっすぐ遠くへ放たれる松木智恵子（Vo/Gt）の歌の強さ、透明且つ重みのあるイントロから90年代UKや広汎なギター・ロックの旨味が詰まった「雨の日の衝動」、一転してポップなイメージの「キューピッド」、マンチェスター／レイヴを想起させる16ビートが新鮮なラストの「夢十夜」など、多彩な楽曲が収録されている。また、ドラマ"偽装不倫"の原作者でもある漫画家 東村アキコらのポッドキャストのために書き下ろした先行シングル「人生計画」も、アルバムの中でいいフックになっている印象だ。（石角 友香）
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音楽専門クラウドファンディング・サイト"muevo"にて目標150万円に対して176パーセントという高い達成率でファンディングを成功させて制作された8枚目のアルバムは、その期待に応えて見事な作品となった。冒頭を飾る「精霊の宴」から「朝」のイントロへと続くあたり、シンバルの音ひとつの響きからそのクオリティの高さを如実に感じることができるが、もちろん単に"音が良い"というだけではなく、くっきりとした輪郭を持ったひとつひとつの楽曲のメロディと空気感を活かした楽器の絶妙なアレンジ、アルバム・トータルの世界観が楽しめる。マイナーでドラマチックな曲が多く、どちらかといえば暗めの音像の中で異色にも聴こえる王道ポップ・ソング「グローイングローイン」のキャッチーさは一度聴いたら耳から離れない。（岡本 貴之）
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自主レーベル"miracle oasis music"を立ち上げたピロカルピンの、約2年ぶりのリリースとなる2ndフル・アルバム。前作に続き熟練のエンジニアたちと手を組み、妥協のない音作りを実現させた作品になった。オルタナやシューゲイザー的なサウンド・メイクと松木 千恵子の透明感のある歌声による幻想的なピロカルピンの普遍性はそのままに、これまで自ら作っていた様々な細やかな制約を解いたことで、表現すべてにおいて以前より広がりを見せている。アルバム・タイトルの"経験によって得られた人生哲学"という意味が持つように、それがあったうえでの心機一転感がとてもフレッシュだ。初回生産分にはハイレゾ音源のDLカードを封入。ピロカルピンの確固たるポリシーが隅々にまで通った意欲作である。（沖 さやこ）
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