Japanese
チャットモンチーからドラムの高橋久美子が脱退、故郷・徳島で9月にラスト・ライヴ
2011.07.29 20:27
チャットモンチーのドラマー高橋久美子が、9月29日の故郷・徳島で行われるワンマン・ライヴを最後にバンドを脱退することを発表した。
公式発表されたコメントの中で高橋自身は、「音楽に向かっていくパワーがなくなっているということです。それは、新しい音楽を生み出す上で致命的であり、えっちゃん、あっこちゃんと熱の差がある中で気持ちを偽りながら曲作りに向かうことは私にはできませんでした」と、今回の脱退の理由を語っている。さらに、「3人のトライアングルの中で鳴らされる音、3人が同じ時代に生まれ、それぞれの楽器を持ち、同じ夢を共有できたこと。すべてが、奇跡のようなものだったと、脱退を目前に改めて実感しています」と、2004年から活動をともにしてきたメンバーの橋本絵莉子、福岡晃子への感謝の気持ちを伝えている。
今後の活動に関しては、9月25日に日本武道館で開催される「テレビ朝日ドリームフェスティバル2011」には予定通り出演、そして9月29日の徳島club GRINDHOUSEでのワンマン・ライヴがこの3人での最後のステージとなる。さらに、すでに発表されている11月からのZEPP4ヶ所における対バン・ツアーに関しては、新体制でのチャットモンチーとしての開催が予定されている。11月にデビュー6周年を迎え2人で再スタートを切るチャットモンチー、そして新たな人生のステージへ歩を進める高橋久美子双方に、心からのエールを贈りたい。
■「チャットモンチーをいつも応援してくださっている皆様へ」 メンバーからのコメント
いつも応援してくれているファンのみなさん、ツアーが終わって間もないのに、このような報告をすること、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
私、高橋久美子は9月をもちましてチャットモンチーを脱退することになりました。
理由は、音楽に向かっていくパワーがなくなっているということです。それは、新しい音楽を生み出す上で致命的であり、えっちゃん、あっこちゃんと熱の差がある中で気持ちを偽りながら曲作りに向かうことは私にはできませんでした。
この感情は少し前から蕾のように私の中にあったものでしたが、春頃から、自分の生き方をより見つめ直すようになり、だんだんとその蕾が膨らんできてしまいました。
ツアーの後半から次の音源制作の話をしていく中で、二人の次に向かう勢いに真摯に向き合えないと感じ、抜けることを決意しました。
今年いっぱいは活動しようと思っていたのですが、みんなで話し合った結果、二人の今後を考え9月の地元徳島でのライブを最後に脱退することになりました。
徳島でチャットモンチーに出会い、加入して7年4ヶ月、デビューして5年8ヶ月、二人と、スタッフさん、そして多くのファンの皆さんに支えられながらこれまで楽しく、そしてさまざまな壁を乗り越えながら音楽活動を続けてきました。
その中で生まれてきた数々の愛すべき曲達、そして3人のトライアングルの中で鳴らされる音、3人が同じ時代に生まれ、それぞれの楽器を持ち、同じ夢を共有できたこと。すべてが、奇跡のようなものだったと、脱退を目前に改めて実感しています。
一つの季節が終わることは悲しいことだけれど、それは新しい世界との出会いでもあります。えっちゃん、あっこちゃんなら、絶対に新しいチャットを鳴らしていってくれるでしょう。
私が見てきた二人は、かわいらしいけれど、とても力強く、一途で、そして誰よりも、チャットモンチーが好きだからです。そんな二人と一緒に音を鳴らせたことを誇りに思っています。一人では絶対見えない景色をたくさん見させてくれました。本当にありがとう。これからも、こっそり見守っているからね。みなさん、チャットモンチーに変わらぬ応援をよろしくお願いします!
私は、というと、先のことはまだ決まっていませんが、きっと言葉を紡いで生きていくのだろうと思います。
どうかみなさんお元気で。またどこかでお会いしましょう。
あ、9月まではチャットモンチーですからね。
ライブ頑張ります!
尚、個人的に計画してきました詩と絵の展覧会「ヒトノユメin徳島」は予定通り開催しています。
また8月27日~9月11日までの「ヒトノユメin愛媛」も予定通り開催いたします。
悩みましたが、楽しみにしてくれているお客さん、また、一年間かけて協力してくださっている地元のみなさんに報いるためにも開催を決定したことをご理解いただけたら幸いです。
高橋久美子
この度は、あまりに突然の報告になってしまい、チャットモンチーを応援してくださっている多くの方々を驚かせてしまったこと、本当に申し訳なく思っています。
今年の11月でデビュー6周年を迎えようとしている中、チャットモンチーのドラム高橋久美子は脱退することを決意し、私たちもそれを了承しました。
同じような田舎育ちの3人。一緒に上京し、毎日のように同じ時を過ごし、いつも互いのことをよく話し、似たような食べ物が好きで、しょっちゅう実家の話をしたりして。
たぶん皆さんの想像している通りかそれ以上、3人の絆は深いものでした。
それだけに、久美子の気持ちが少しずつ音楽から離れ、揺らいでいることに2人とも割と早くから気がついていました。
久美子から脱退したい旨を伝えられたのは実は今回が初めてではなかったので、当日はそれほど驚かなかったのを覚えています。(今までに身体的、体力的な理由等で脱退を考えていたことがありました)
ただ、本当に充実感のあるツアーを回っている真っただ中でのはっきりとした決意の告白に、正直戸惑いの色は隠せませんでした。
音楽的な部分だけでなく、仲間として、同志として、その存在を無くしたくなくて、どうにか再びバンドに興味を持ってくれないかという気持ちを伝えようとしました。また言葉だけでなく、一緒に音楽をやっていく楽しさや喜びをライブで感じてもらうこと。今回のツアーでそれができると確信していたし、久美子も実際感じてくれていたと思います。
そしてなにより、3人でやってきたことの歴史や繋がり、仲の良さで乗り切れる気がしていたんです。
でも、それが逆に久美子の重みになっていたのかもしれません。
やはり彼女は脱退を決意しました。
「3人で音を鳴らすのは好き。」
「だけどもう新しい曲は作れない。」
彼女らしい、単純明快な理由。バンドを続けて行く上で「新しいものを作れない」状況は、もはやバンドではない。そのことを一番よく分かっていたのも久美子でした。
久美子が決意したと同時に、私たち2人もチャットモンチーを続けることを決めました。
その理由もまた簡単。
まだまだ新しいものを作りたいし、できると思うからです。
ずっと変わらないものより、変わっていくからこそ魅力的でありたい。
ただ変わりたくないのは、音楽に誠実であること。
デビューから5年8ヶ月。
唯一無二のドラムと歌詞と、その愛されるキャラクターでたくさんの素晴らしい音楽を生んでくれた久美子に心から感謝しています。本当に本当にありがとう。
チャットモンチーはこれから2人になります。
この先増えるのか、そのままなのかは全然わかりません。
バンドって、いろいろあるのが普通なんですよね。
だからもう何があっても大丈夫でしょう。
その時その時の奇跡を、輝きを、体現するのがバンドだと思うから。
3人で作った曲はずっと本物です。
3人が作りたくて作った曲だから。
そのまま愛してやってください。
新しいチャットモンチーもさらにかっこ良くなる予定。
また、愛されたいと思います。
これからもチャットモンチーをどうぞよろしく!
追伸。
まだ三人でのライブはあります。お祭り好きの久美子にふさわしく、にぎやかに彼女を送り出してあげましょう!では、ライブ会場で。
チャットモンチー 橋本絵莉子 福岡晃子
■チャットモンチー 公式サイト
https://www.chatmonchy.com/
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