Japanese
kobore
2018年05月号掲載
Member:佐藤 赳(Gt/Vo) 安藤 太一(Gt/Cho) 田中 そら(Ba) 伊藤 克起(Dr)
Interviewer:沖 さやこ
2017年に"ワン!チャン!!~ビクターロック祭り2017への挑戦~"でグランプリを獲得してから精力的なリリースとライヴ活動を続けている府中発の4ピース・バンド、kobore。彼らが早くもリリースする2ndミニ・アルバム『ヨル ヲ ムカエニ』は、これまでkoboreが積み上げてきた音楽性の精度を高めた作品だ。それゆえにkoboreというバンドそのものだけでなく、メンバー個々の個性もクリアに見えてきたと言っていい。今回のインタビューでは4人のキャラクターにフィーチャーしながら、koboreというバンドの中身を探っていった。
-みなさん年齢がばらばらなんですよね?
佐藤:そうです。みんな1歳違いで、一番上が彼(安藤)で、次が俺、そら、克起の順ですね。
-では安藤さんはお兄さん的存在?
安藤:あんまり年齢とか気にしてないですね。なんなら僕は免許を持っていないので、バンド・カーストは低いです(笑)。
田中:同い年だったらパシリにしてたかも(笑)。
伊藤:うんうん(笑)。
安藤:えっ......! 怖っ(笑)!
佐藤:克起は最初"安藤さん"って呼んでたのに、いつの間にか"安藤君"になって、今は"安藤"ですからね(笑)。
安藤:そのうち名前呼ばれなくなりますね(笑)。
佐藤:"おい! ちょっと来い"とかね(笑)。
-初回のインタビュー(※2017年9月号掲載)で語られてたとおり、不思議な流れで集まっているバンドなだけあって、不思議な関係性ですね(笑)。ところで、koboreはライヴの本数がとても多いなと思っていて。
安藤:ライヴとライヴの間が2日空いちゃうと"ライヴ久しぶりだな。あ、でも2日しか空いてないのか"みたいに、変な錯覚に陥ることがあります(笑)。シングルのリリース・ツアー(2018年4月に開催した[kobore "アフレル" release tour])は、僕らを知ったうえで観に来てくれた人が増えて、すごく嬉しかったですね。次のツアーでももっとそういう人が増えてくれたらいいなと思います。
佐藤:好きなバンドがみんなリリースのたびにがっつりツアーを回るので、それに憧れを抱いていた部分があって。技術的な部分はスタジオに入れば向上していくんですけど、ツアーはライヴを誰かに観てもらって車で何時間もかけて移動して......ということを繰り返すので、メンタル的な部分が鍛えられるなと思います。というか、そこしかないと思ってますね。初めて観てくれたお客さんの反応、日によってCDが売れる売れないのバラつきもあるので、それらもメンタルに影響を及ぼしたりもしますし。
伊藤:1本1本しっかりやるしかないなと思います。ツアーを回ることでメンタルは強くなった気がします。
-バンドとしての結束も強くなる?
佐藤:あぁ、でも俺らの場合はバンドとしてツアーを回っているという感覚でもなくて。まず何よりもそれぞれの成長があって、それが最終的にバンドに繋がればいいなと思っているんです。それがkoboreというものなのかなと。克起はバンドに入って1年ちょっとで、加入直後から月20本のライヴをすることになって(笑)。だから"バンドとして"とか以前に、個々が潰れないことを最優先にやっていくしかない状況ではあるんです。
-そんなライヴ続きのkoboreの最新作『ヨル ヲ ムカエニ』はこれまでの作品と比較するとストーリー性のある作品だと思ったのですが。
佐藤:実はそういうの、なんにも考えてなくて。曲ができてから"こういう意味を持たせよう"という感じで作っていくので、全部後付けなんです。そもそも『アケユク ヨル ニ』(2017年リリースの1stミニ・アルバム)と『アフレル』(2018年3月リリースの1stシングル)と『ヨル ヲ ムカエニ』の3部作にしようとなんて考えてもいなかった。まず、『アケユク ヨル ニ』と『アフレル』が全部カタカナで繋がってる感じがしたから、その流れは3作目で終わりにしようというところから始まって(笑)。この曲は1曲目のために作ろうみたいなことは、一切考えてないんですよ。
-これまでの作品についても"コンセプトなどは特になく作っていく"とおっしゃっていましたよね。
佐藤:そうなんです。むしろ今回は当初、ラップ調のアプローチを取り入れたりしてみようかな......とか思ってたんです。でもなんかしっくりこなくて。まだ時期じゃないのかも、もう少し自分たちのオリジナリティを貫こうかな、というところから"3部作って感じにしてみるといいんじゃない?"という発想に至って曲を作っていきました。それでまず"ヨル ヲ ムカエニ"というタイトルが出てきたんですよね。これまで出したアルバムには必ずタイトル・トラックを入れていたので、"じゃあ「ヨルヲムカエニ」という曲も作らないと"って感じで作っていって。
-なぜ"夜に戻る"という選択を?
佐藤:朝が来て夜が来るのを繰り返すことで毎日は回るから、結局"ヨル ノ カタスミ"に戻るなと思ったんですよね。だから「ヨルノカタスミ」も入っているし、1周回って俺らのデモ音源の『ヨルノカタスミ』(2016年リリース)を手に取ってくれても嬉しいなって。後付けではあるんですけど、いろんな意味が込められているんです。ネタばらしをしちゃうと面白くないので、リスナーのみんなが聴いて"これってこういうことかな"と考えてくれたり、意味に気づいてくれたりしたら嬉しいですね。
-今佐藤さんが話してくださったような作品の方向性はメンバー間で話し合うんですか?
佐藤:いや、ジャケットや作品の方向性や一貫性は俺が全部決めちゃいますね。許可も取っていないし(笑)、メンバーもそのへんはそんなに気にしてないんじゃないかな。タイトルと趣旨だけポンとあって、そこからバンドで曲のアレンジを組んでいくというか。俺が外枠を作って、その中身にkoboreが詰まっている――そういうパターンが多いですね。
田中:赳のことは信頼しているし、歌うのは赳だから歌いたいことを歌ってくれればいいと思ってます。
LIVE INFO
- 2025.10.28
-
終活クラブ
SIX LOUNGE
アイナ・ジ・エンド
YOASOBI
吉澤嘉代子
藤巻亮太
超能力戦士ドリアン
サニーデイ・サービス × NOT WONK
リュックと添い寝ごはん
- 2025.10.29
-
吉澤嘉代子
Damiano David(MÅNESKIN)
amazarashi
キュウソネコカミ
moon drop
怒髪天
- 2025.10.30
-
超☆社会的サンダル
LONGMAN
YOASOBI
凛として時雨
夜の本気ダンス
キュウソネコカミ
SIX LOUNGE
打首獄門同好会
Nikoん × Apes
挫・人間
- 2025.10.31
-
すなお
ExWHYZ
吉澤嘉代子
東京スカパラダイスオーケストラ
LONGMAN
YOASOBI
ガガガSP
フリージアン
FINLANDS
Newspeak
夜の本気ダンス
go!go!vanillas
超能力戦士ドリアン
インナージャーニー
岸田教団&THE明星ロケッツ
ポップしなないで
RAY
アイナ・ジ・エンド
- 2025.11.01
-
東京スカパラダイスオーケストラ
怒髪天
PIGGS
超☆社会的サンダル
ポルカドットスティングレイ
MONOEYES
シド
LACCO TOWER
Mrs. GREEN APPLE
ズーカラデル
LiSA
Omoinotake
"ボロフェスタ2025"
ドミコ
TOKYOてふてふ
Dannie May
SIX LOUNGE
hockrockb
go!go!vanillas
osage
WurtS
RADWIMPS
The Biscats
brainchild's
ぜんぶ君のせいだ。
INORAN
chilldspot
moon drop
インナージャーニー
KANA-BOON
AFTER SQUALL
松永天馬(アーバンギャルド)
NANIMONO
愛美
CYNHN
DeNeel
kobore
the cabs
離婚伝説
[Alexandros] / WANIMA / UNISON SQUARE GARDEN / くるり ほか
- 2025.11.02
-
osage
OKAMOTO'S
PIGGS
HEP BURN
秋山黄色
吉澤嘉代子
MONOEYES
セックスマシーン!!
ビレッジマンズストア
離婚伝説
Mrs. GREEN APPLE
ズーカラデル
"ボロフェスタ2025"
KING BROTHERS
wacci
Laura day romance
PIXIES
WurtS
Devil ANTHEM.
TOKYOてふてふ
RADWIMPS
Dannie May
ぜんぶ君のせいだ。
INORAN
キタニタツヤ
moon drop
KANA-BOON
AIRFLIP
ハンブレッダーズ×秀吉×囲碁将棋
羊文学 / sumika / クリープハイプ / マルシィ ほか
私立恵比寿中学
The Biscats
WtB
:[Alexandros] / 10-FEET / go!go!vanillas / マカロニえんぴつ ほか
bokula.
- 2025.11.03
-
irienchy × no more
NANIMONO
秋山黄色
フレデリック
怒髪天
OKAMOTO'S
東京スカパラダイスオーケストラ
Devil ANTHEM.
ポルカドットスティングレイ
セックスマシーン!!
キタニタツヤ
シド
LiSA
"ボロフェスタ2025"
yama
キュウソネコカミ
愛美
brainchild's
藤巻亮太
AIRFLIP
私立恵比寿中学
Bye-Bye-Handの方程式
moon drop
SPRISE
SCOOBIE DO
the telephones
フラワーカンパニーズ
清 竜人25
THE BACK HORN
凛として時雨
Age Factory
hockrockb
LACCO TOWER
阿部真央
- 2025.11.06
-
RADWIMPS
古墳シスターズ
ねぐせ。
超能力戦士ドリアン
吉澤嘉代子
TENDOUJI
東京スカパラダイスオーケストラ
THE SPELLBOUND
LEGO BIG MORL
LONGMAN
キュウソネコカミ
フィロソフィーのダンス
夜の本気ダンス
GLIM SPANKY / 神はサイコロを振らない / レトロリロン
礼賛
ブランデー戦記
- 2025.11.07
-
YONA YONA WEEKENDERS
コレサワ
Rei
SIX LOUNGE
古墳シスターズ
あたらよ
Chimothy→
NANIMONO
超能力戦士ドリアン
崎山蒼志
ザ・シスターズハイ
MONOEYES
インナージャーニー
PompadollS
LEGO BIG MORL
androp
reGretGirl
終活クラブ
フレデリック
DOES
brainchild's
LUCKY TAPES
大橋ちっぽけ
BLUE ENCOUNT
- 2025.11.08
-
Mrs. GREEN APPLE
ズーカラデル
ねぐせ。
FINLANDS
フラワーカンパニーズ
NANIMONO
Rei
SCOOBIE DO
打首獄門同好会
離婚伝説
PIGGS
終活クラブ
東京スカパラダイスオーケストラ
moon drop
キュウソネコカミ
eastern youth
wacci
Cody・Lee(李)
フレデリック
osage
怒髪天
優里
ASH DA HERO
irienchy × no more
パスピエ
MONO NO AWARE / ウルフルズ / Jeremy Quartus(Nulbarich) / SIRUP ほか
向井秀徳 / the band apart / ラブリーサマーちゃん / サニーデイ・サービス / 石野卓球 ほか
ザ・シスターズハイ
藤巻亮太 / SHE'S / SOIL&"PIMP"SESSIONS / 寺中友将(KEYTALK) / CENT ほか
ビレッジマンズストア
- 2025.11.09
-
コレサワ
Mrs. GREEN APPLE
Laura day romance
ねぐせ。
NANIMONO
SUPER BEAVER
フラワーカンパニーズ
あたらよ
ズーカラデル
osage
FINLANDS
SCOOBIE DO
MONOEYES
SPRISE
Devil ANTHEM.
崎山蒼志
打首獄門同好会
キタニタツヤ
リュックと添い寝ごはん
LUCY
水平線
KANA-BOON
ラックライフ
暴動クラブ
東京スカパラダイスオーケストラ
chilldspot
インナージャーニー
ドミコ
森 翼
PompadollS
Appare!
キュウソネコカミ
eastern youth
Cody・Lee(李)
BLUE ENCOUNT
優里
岸田教団&THE明星ロケッツ
Rhythmic Toy World / BIGMAMA / LACCO TOWER / kobore ほか
ASIAN KUNG-FU GENERATION / SHISHAMO / 水曜日のカンパネラ / TENDRE ほか
シド
"四星球放送局FESTIVAL"
Dannie May
a flood of circle
センチミリメンタル
怒髪天
- 2025.11.11
-
PEDRO
Age Factory×ジ・エンプティ
BIGMAMA
Laughing Hick
SAKANAMON
僕には通じない
Ado
RELEASE INFO
- 2025.10.29
- 2025.10.30
- 2025.10.31
- 2025.11.01
- 2025.11.05
- 2025.11.07
- 2025.11.09
- 2025.11.10
- 2025.11.11
- 2025.11.12
- 2025.11.14
- 2025.11.17
- 2025.11.18
- 2025.11.19
- 2025.11.21
- 2025.11.26
FREE MAGAZINE

-
Cover Artists
暴動クラブ
Skream! 2025年10月号













