Japanese
PENGUIN RESEARCH
2018年01月号掲載
Member:生田 鷹司(Vo) 神田 ジョン(Gt) 堀江 晶太(Ba) 新保 恵大(Dr) 柴﨑 洋輔(Key)
Interviewer:沖 さやこ
-PENGUIN RESEARCHの懐の広さを見せられる2曲だと思います。
堀江:真新しい曲ではないかもしれないけど、別に俺は真新しいことをしたいわけではないんですよね。自分が思う"絶対的にいいもの"を過去よりももっと高品質にすること、もっと純度の高いものにすることに喜びを感じるタイプだから、新しいことを追求する人が新しいことをやればいいと思っているんです。だからありきたりな王道の楽曲を作るのは、ノー・コンセプトの中から生まれたコンセプトなのかもしれないですね。
柴﨑:「ハートビートスナップ」は10月から回っているツアー("PENGUIN RESEARCH LIVE TOUR 2017-2018 PENGUIN QUEST~お台場に導かれし者たち~")でもう演奏していて。飛んだり跳ねたり暴れたりではなく、自然にラフにノれる曲ができたことで、ライヴでの楽しみ方も増えましたね。ピアノ・ソロは自分で考えて、自由度の高いフレーズづくりができました。
新保:「ハートビートスナップ」は慣れないビート感だったから、最初は結構大変でしたね(笑)。がちゃがちゃやるのではなく、いい下地を作ることに専念しました。最近そういう方向性のドラムを叩くのが好きになってきているんですよね。音とビート感を意識してフレーズを作っていきました。
生田:晶太の作る曲はどれも好きなので歌うのも楽しいんですけど、最近レコーディングで"曲の主人公はどういう表情か"を知らず知らずのうちに考えている節があって。そこに自分が憑依するような感覚で歌うことが多いんですよね。「方位磁針」は優しくてやわらかい表情なんだけど伏し目がちで、最後の最後のサビで少しだけ微笑む......というイメージを思い浮かべながら歌いました。最近はキーの高いロックな曲が多かったので、久しぶりにこういうポップ路線の曲を歌って難しさも感じましたね。
-ポップな曲は、勢いだけで突き抜けられないですからね。
生田:「ハートビートスナップ」もロックならパーンと声を張って出す音域なんですよ。それを声が細くなりすぎずに余裕を持って、且つ自分のイメージと合わせながら歌うというチャレンジでもありました。でもライヴでやっていくうちに曲とメロディと歌詞がちゃんと身体に入ってきて、"まだまだいけるな"と自分のポテンシャルを感じられていますね。
神田:僕はソウルやブラック・ミュージックもすごく好きで、そういうギターも過去に弾いてきてるんです。「ハートビートスナップ」はそういう要素が強い曲だけど、本格的な感じに弾きすぎてもバンドの毒が消えちゃうので、半分くらいバンド・ギタリスト的な粗さを残しました。というのもあって、普通に楽しく弾けましたね(笑)。
-「ハートビートスナップ」と「千載一遇きたりて好機」だけでなく、「近日公開第二章」と「方位磁針」がセットリストに加わると、ライヴの雰囲気もまた変わりそうですよね。"PENGUIN RESEARCH LIVE TOUR 2017-2018 PENGUIN QUEST~お台場に導かれし者たち~"も残すところファイナルの3月25日、Zepp DiverCity TOKYO公演のみとなりました。
神田:PENGUIN RESEARCHはそれぞれがサポート・ミュージシャンの活動をしていたり、楽曲提供や作家の仕事をしていたり、鷹司は声優をやっていたりするので、いろんなところからいろんなお客さんが来てくれるんです。だからお客さんには"激しい曲ではこうノらないといけない"みたいなものに縛られず、周りを気遣いながら自由にやりたいように楽しんでほしい。
柴﨑:今回のツアーは"楽しみ方は人それぞれ"というのが合言葉みたいになっていますね。本当にお客さんの熱さがすごいんですよね。僕らも熱量の高いライヴをしているんですけど、お客さんの盛り上がりに飲み込まれそうになるくらいで。
新保:初めて僕らを観る人も多くて"待ってたぜ!"というお客さんの爆発感もあって、本当に熱さが底なしで(笑)。それはシンプルに嬉しいしやりがいがありますね。ただお客さんの熱量が高まりすぎちゃうときもあるから、それは僕らを含めた会場全体のみんなでうまくコントロールしていけたらいいなと思ってます。これから規模が大きくなっていくうえで通らないといけない道だとも思うんですよね。
神田:そうだね。ちょっと気になったときはその場でちゃんと言葉にして伝えて、そしたら全体の空気ももとに戻って。今回のツアーでは試行錯誤して、お客さんと一緒にひとつひとつトライ&エラーを繰り返しながら前進していけてるなと思いますね。
堀江:基本的には常に家にいたいので、外出すること自体が物理的にしんどいんですけど、今回のツアーはライヴ中にお客さんの気持ちと自分の気持ちがリンクする瞬間をいままでより強く感じますね。いまのモードとしては、お客さんに楽しんでもらうことが最優先だなと思っています。
生田:今回は赤坂BLITZワンマンを経て、初めて東名阪以外でワンマンを回れたツアーで。僕らはライヴのたびに最高を更新するつもりで全力でやっているけれど、いろんなことに挑戦したり、みんなと一緒に楽しめる方法を考えていて。最終的にそれらを全部、ツアーに来てくれたみんなと僕らで一緒にファイナルまで持っていって、"俺らようやくここまで来たよね"と言いたいですね。"PENGUIN QUEST"はZepp DiverCity TOKYOが終着点だけど、僕らはまだまだ全然ここで止まるつもりはないですし、次に繋がるファイナルにしたいと思っています。すでにツアーに来た方も、まだ来たことがない方も、ぜひ遊びに来てほしいです!
LIVE INFO
- 2025.07.26
-
あれくん
[Alexandros]
Eve
"OGA NAMAHAGE ROCK FESTIVAL vol.14"
GANG PARADE
須田景凪
コレサワ
LOCAL CONNECT
アーバンギャルド
reGretGirl
"FUJI ROCK FESTIVAL'25"
ASP
Creepy Nuts
FIVE NEW OLD
PENGUIN RESEARCH
マオ(シド)
さめざめ
Academic BANANA
"MURO FESTIVAL 2025"
WtB
有村竜太朗
Czecho No Republic
Mrs. GREEN APPLE
- 2025.07.27
-
Eve
東京スカパラダイスオーケストラ
MAPA
神はサイコロを振らない
"OGA NAMAHAGE ROCK FESTIVAL vol.14"
LOCAL CONNECT
"FUJI ROCK FESTIVAL'25"
ASP
コレサワ
Bubble Baby / TOKYO世界 / NEW BABYLON / DJ bara
DURDN
"MURO FESTIVAL 2025"
Mrs. GREEN APPLE
DAYBAG / ONEDA! / Too Leap Bunny ほか
- 2025.07.28
-
THE YELLOW MONKEY
パピプペポは難しい
のうじょうりえ
Hump Back
- 2025.07.29
-
大森靖子×銀杏BOYZ
斉藤和義
- 2025.07.31
-
TENDOUJI
フラワーカンパニーズ
GIFTMEN
なきごと
The Gentle Flower.
のうじょうりえ
ZAZEN BOYS
板歯目
- 2025.08.01
-
bokula.
GIFTMEN
ビレッジマンズストア
キュウソネコカミ / 礼賛 / 西川貴教 / FANTASTICS
GOOD BYE APRIL × エルスウェア紀行
cinema staff
the shes gone
ENTH × SPARK!!SOUND!!SHOW!!
Newspeak
Amber's
パピプペポは難しい / IQ99
- 2025.08.02
-
Saucy Dog
マオ(シド)
四星球 / フラワーカンパニーズ / Hump Back / 眉村ちあき ほか
なきごと
FIVE NEW OLD
BLUE ENCOUNT
TENDOUJI
カミナリグモ
"Live House Pangea presents「新世界FESTIVAL2025」"
あれくん
藤沢アユミ
reGretGirl
Nothing's Carved In Stone
ぜんぶ君のせいだ。
岸田 繁(くるり) / 向井秀徳アコースティック&エレクトリック / 折坂悠太
古墳シスターズ
PENGUIN RESEARCH
忘れらんねえよ
シナリオアート
SCOOBIE DO
eastern youth
"NEW HORIZON FEST"
ExWHYZ
BRADIO
映秀。
- 2025.08.03
-
Saucy Dog
なきごと
四星球 × G-FREAK FACTORY
マオ(シド)
ビレッジマンズストア
PK shampoo
フラワーカンパニーズ
BLUE ENCOUNT
Nothing's Carved In Stone
FIVE NEW OLD
reGretGirl
さめざめ
カミナリグモ
あれくん
忘れらんねえよ
SCOOBIE DO
"NEW HORIZON FEST"
古墳シスターズ
Lucky Kilimanjaro
め組
コレサワ
有村竜太朗
- 2025.08.05
-
Hump Back
BLUE ENCOUNT
YOASOBI
- 2025.08.06
-
bokula.
KALMA
SHE'S / トンボコープ / Fish and Lips
Hump Back
BLUE ENCOUNT
YOASOBI
Conton Candy / Laughing Hick / なきごと / the paddles ほか
フィロソフィーのダンス
Hello Hello
Dannie May / yutori / muque / CLAN QUEEN ほか
キュウソネコカミ
- 2025.08.07
-
羊文学 × Omoinotake × マルシィ
bokula.
ザ・クロマニヨンズ × 斉藤和義
坂本慎太郎
忘れらんねえよ
MAPA
Mirror,Mirror
"閃光ライオット2025"
キュウソネコカミ
フラワーカンパニーズ × NakamuraEmi
Panorama Panama Town
- 2025.08.08
-
THE YELLOW MONKEY
ビレッジマンズストア
そこに鳴る
MAPA
KALMA
忘れらんねえよ
BLUE ENCOUNT
reGretGirl
YOASOBI
女王蜂
Nothing's Carved In Stone
終活クラブ
Bye-Bye-Handの方程式
JYOCHO
LOCAL CONNECT
Panorama Panama Town
- 2025.08.09
-
eastern youth
フラワーカンパニーズ ※振替公演
鶴 / 水中スピカ / ターコイズ / some you bit
セックスマシーン!!
Bye-Bye-Handの方程式
片平里菜
HY
Faulieu.
9mm Parabellum Bullet [Expand Session] / フレデリック / TenTwenty / BIGMAMA ほか
ハク。
古墳シスターズ
マオ(シド)
Lucky Kilimanjaro
reGretGirl
YOASOBI
anew
パピプペポは難しい
CROWN HEAD
カミナリグモ
LOCAL CONNECT
GIFTMEN
超☆社会的サンダル
豆柴の大群
"LuckyFes'25"
"UKFC on the Road 2025"
RELEASE INFO
- 2025.07.29
- 2025.07.30
- 2025.07.31
- 2025.08.01
- 2025.08.06
- 2025.08.08
- 2025.08.11
- 2025.08.13
- 2025.08.15
- 2025.08.20
- 2025.08.22
- 2025.08.27
- 2025.08.29
- 2025.09.03
- 2025.09.05
- 2025.09.10
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
Organic Call
Skream! 2025年07月号