Japanese
nano.RIPE
2016年03月号掲載
Member:きみコ(Gt/Vo)
Interviewer:山口 智男
精力的にライヴとリリースを続けるnano.RIPEがシングル・コレクション『シアワセのクツ』を挟んで、『こだまことだま』から7ヶ月ぶりにニュー・シングル『ライムツリー』をリリース。もともとの持ち味とともに今回、4人が打ち出したのはアーティスト写真が物語る通り大人っぽいイメージとnano.RIPE流のおしゃれロック。シングル・コレクションでそれまでの活動にひと区切りつけたnano.RIPEの新たなスタートはかなり野心的なものになった。この『ライムツリー』を皮切りに今年2016年はnano.RIPEにとって挑戦の1年になりそうだ。
-昨年はnano.RIPEにとって攻めの1年でしたね?
ひと言で言うと、2015年はワンマン・ライヴの年でした。ワンマンが計51本あったんですよ。2015年はトータルで70本ぐらいしかライヴをやっていないことを考えると、ほぼワンマンだったと言えるので、成長した部分がある一方で、精神的に甘えがちょっと出てきたところもあるなって思いました。ワンマンって何をやっても許されるところがあるじゃないですか。
-お客さんはnano.RIPEだけを観に来ているわけですからね。
そのあたりを今年は引き締めていこう、と。もちろん、ワンマンから得たものもたくさんあるので、それをもっといい形にしたいとも思ってます。
-昨年はメジャー・デビュー5周年を迎え、『シアワセのクツ』と題したシングル・コレクションもリリースしましたが、そこでひと区切りして、今年から新たなスタートという気持ちもあるんですか?
シングル・コレクションを出したことによって、一度、僕らがどんなシングルを出してきたのか振り返ることができたんですよ。ライヴをこれだけやっていると、ライヴの定番曲とシングル曲って別モノで、シングルだからって必ずライヴでやるわけではないし、ライヴで必ずやる曲がシングルになるわけでもないし――僕らの中ではライヴばかりやっていると、ライヴの定番曲の方がnano.RIPEの王道というか、みんなが知っているnano.RIPEなんじゃないかって思ってしまうんです。でもシングル・コレクションをリリースしてみて、みんながみんなライヴに来れるわけではないし、アニメを始め、いろいろなものをきっかけにしてnano.RIPEを知ってくださった方にとってはシングル曲のイメージが強いということを改めて実感したんです。おかげで僕らが今までリリースしてきたものがこういうものだった、nano.RIPEってこういうカラーのバンドだったって再確認できたので、それを踏まえたうえで、今年は新しいことをやっていこう、挑戦していこうっていうモードなんです。
-7ヶ月ぶりのシングルとなる今回の『ライムツリー』はまさに新しい一面をアピールしたものになりましたね。アーティスト写真は曲のイメージを反映しているということかもしれないですけど、今回、大人っぽい面をアピールしてきたという印象でした。
シングル・コレクションを聴いたとき、"nano.RIPE=甘酸っぱい青春"だなって感じたんです。歌の中に出てくる"僕"と"君"の年齢も10代というイメージが私も歌詞を書きながらあったし、たぶんみんなもそう受け取ってくれてるんだろうなって。でも今回は歌詞、サウンドとともに年齢を上げて、新たに6年目を踏み出す気持ちや、さらに進化していくぞという気持ちを込めつつ、ちょっと大人のnano.RIPEを意識しました。もちろんアップデートできた部分もあるし、これだけ進化したならまだ進化するんじゃないかという期待を持ってもらえるような曲になったと思います。
-大人っぽい面をアピールしたいというはっきりしたテーマがあったわけですね?
ありました。今回、どういう曲を作ろうかと、あたしとギターのササキジュンとベースのアベノブユキの3人で1曲ずつ書いてきたんですけど、"おしゃれロックをやってみよう"っていうテーマがもともとあったんですよ。だから3人ともそういうテイストの曲を作ってきて。それでもいろいろな曲ができて、その中で通ったのがササキジュンの曲だったんです。
-TVアニメ"最弱無敗の神装機竜"のエンディング主題歌ですが、歌詞はアニメの世界観にそんなに寄せているわけではないですよね。
全然関係ないんですよ(笑)。これまでたくさんアニメのタイアップをやらせていただいてるんですけれど、こういうテイストのアニメは初めてで。これまでは日常を描いたものが多かったんですけど、今回のようなファンタジーやバトル・アクションはnano.RIPEにとっても未知の領域だし、特にメンバーの中で私が1番アニメに疎いので、わからないものを書いても仕方ないぞと思っていたら、ありがたいことに"自由に書いてください"とおっしゃっていただけて。"ありがとうございます、わがままに作らせていただきます"って感じなので、今回、曲も歌詞も全然寄り添ってないんです。
-"おしゃれロック"というテーマがあったそうですが、具体的にはどんなサウンドをイメージしていたんですか?
そもそものところからの話なんですけど、おしゃれなコードを使ってみようって(笑)。nano.RIPEは、あたしがそもそもTHE BLUE HEARTSに憧れて始めたバンドなので、3コードでいい曲ができればそれでいいじゃないかという感じで、ずっとゴリ押ししてきたんですけど、たまにはおしゃれなコードも使ってみたらどうかなと。今、ゲスの極み乙女。を始め、人気がある人たちの音楽を聴いていると、みんなどこかおしゃれだなって感じていて、nano.RIPEでそれをやったらどうなるだろうって考えたのもきっかけのひとつでしたね。
-Track.1「ライムツリー」はまさにそういう曲になりましたね。
でも、メロディは90年代のJ-POPっぽいテイストがあって懐かしい感じなんですよ。たぶん、ササキジュンは意識して書いてはいないと思うんですけど、その組み合わせが面白いなと。メロは懐かしいんだけど、nano.RIPEとしてはおしゃれな今っぽいコードを取り入れてみたのがうまくハマって、ちゃんとnano.RIPEになっているんですよね。
LIVE INFO
- 2024.05.09
-
I Don't Like Mondays.
超能力戦士ドリアン
礼賛
アカシック
センチミリメンタル
ZAZEN BOYS
ハンブレッダーズ
白昼堂々踊レ人類
神聖かまってちゃん
神はサイコロを振らない
- 2024.05.10
-
夜の本気ダンス
超能力戦士ドリアン
Creepy Nuts
BREIMEN
フレンズ
Base Ball Bear
WANIMA
AIRFLIP
Tempalay
KALMA
ACIDMAN
ヤユヨ
渡會将士
崎山蒼志
Novelbright
a flood of circle
ZAZEN BOYS
四星球
感覚ピエロ
tricot
the dadadadys
LEGO BIG MORL
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
- 2024.05.11
-
愛はズボーン
SEKAI NO OWARI
LONGMAN
夜の本気ダンス
Tempalay
ヤユヨ
小山田壮平
KALMA
ハンブレッダーズ
TK from 凛として時雨
フルカワユタカ(DOPING PANDA)× 荒井岳史(the band apart)
ASP
ASH DA HERO
FINLANDS
Base Ball Bear
ぜんぶ君のせいだ。
tacica
SCANDAL
ヤバイTシャツ屋さん
"OSAKA METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2024"
ExWHYZ
センチミリメンタル
ハシリコミーズ
The Ravens
a flood of circle
People In The Box
SAKANAMON
ザ・クロマニヨンズ
Rhythmic Toy World
白昼堂々踊レ人類
THE BAWDIES
ネクライトーキー
Amber's
"SWEET LOVE SHOWER SPRING 2024"
THE BOYS&GIRLS
ホリエアツシ(ストレイテナー)/ 田島貴男 / とまとくらぶ ほか
- 2024.05.12
-
愛はズボーン
私立恵比寿中学
SEKAI NO OWARI
LONGMAN
TK from 凛として時雨
WANIMA
ASP
The Ravens
SCANDAL
岡崎体育
ヤバイTシャツ屋さん
"OSAKA METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2024"
KiSS KiSS
THE BAWDIES
the quiet room
FES☆TIVE
tacica
ヒトリエ
フラワーカンパニーズ
SAKANAMON
ザ・クロマニヨンズ
フルカワユタカ(DOPING PANDA)× 荒井岳史(the band apart)
MYTH & ROID
AIRFLIP
メメタァ
BiS
ネクライトーキー
ゆいにしお
"SWEET LOVE SHOWER SPRING 2024"
BIGMAMA
井上竜馬(SHE'S)✕藤井怜央(Omoinotake)/ Jane Jade(藤原さくら✕優河)ほか
"WEAR THE MUSIC"
- 2024.05.13
-
WANIMA
- 2024.05.15
-
BLUE ENCOUNT
WANIMA
神はサイコロを振らない
倉品 翔(GOOD BYE APRIL)
the paddles × Mercy Woodpecker
打首獄門同好会
yama
Dear Chambers
- 2024.05.16
-
BLUE ENCOUNT
The Ravens
SCANDAL
Mellow Youth
moon drop
- 2024.05.17
-
ヤユヨ
Base Ball Bear
KALMA
Novelbright
神はサイコロを振らない
礼賛
SCANDAL
フルカワユタカ(DOPING PANDA)× 荒井岳史(the band apart)
感覚ピエロ
the paddles × Mercy Woodpecker
Mellow Youth
フレンズ
崎山蒼志
Cö shu Nie
the telephones
KANA-BOON
Tempalay
超能力戦士ドリアン
Mr.ふぉるて
Aqilla
- 2024.05.18
-
the paddles × Mercy Woodpecker
小山田壮平
ExWHYZ
THE BAWDIES
ZAZEN BOYS
ネクライトーキー
フラワーカンパニーズ
ヤユヨ
ASP
BLUE ENCOUNT
コレサワ
サカナクション
超能力戦士ドリアン
ハンブレッダーズ
I Don't Like Mondays.
FES☆TIVE
フルカワユタカ(DOPING PANDA)× 荒井岳史(the band apart)
ぜんぶ君のせいだ。
BREIMEN
Rhythmic Toy World
SUPER BEAVER / UNISON SQUARE GARDEN / フジファブリック ほか
ハシリコミーズ
"ARIFUJI WEEKENDERS 2024"
ポップしなないで
The Ravens
the quiet room
TENDOUJI
"ACO CHiLL CAMP 2024"
TK from 凛として時雨
People In The Box
マカロニえんぴつ
ザ・クロマニヨンズ
the telephones
FRONTIER BACKYARD / KONCOS / CALENDARS ほか
RED HOT CHILI PEPPERS
tacica
PENGUIN RESEARCH
小林私
"TOKYO METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2024"
シド
- 2024.05.19
-
yama
ExWHYZ
THE BAWDIES
LONGMAN
ネクライトーキー
ぜんぶ君のせいだ。
フラワーカンパニーズ
ASP
サカナクション
the HIATUS
I Don't Like Mondays.
ACIDMAN
SCANDAL
"COMING KOBE24"
礼賛
SAKANAMON
オレンジスパイニクラブ
フルカワユタカ(DOPING PANDA)× 荒井岳史(the band apart)
感覚ピエロ
ポップしなないで
"ACO CHiLL CAMP 2024"
TK from 凛として時雨
マカロニえんぴつ
the telephones
KiSS KiSS
Nothing's Carved In Stone
the dadadadys
BiS
シド
SPECIAL OTHERS
"TOKYO METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2024"
"革命ロジック2024"
- 2024.05.21
-
the HIATUS
I Don't Like Mondays.
BLUE ENCOUNT
夜の本気ダンス
WurtS
the telephones
ハンブレッダーズ
Age Factory x 時速36km
Mrs. GREEN APPLE
["革命ロジック2024"後夜祭]
- 2024.05.22
-
KALMA
BLUE ENCOUNT
神はサイコロを振らない
ぜんぶ君のせいだ。
緑黄色社会
SUPER BEAVER x ammo
Novelbright
Mrs. GREEN APPLE
- 2024.05.23
-
I Don't Like Mondays.
a flood of circle
礼賛
ザ・シスターズハイ
THE BAWDIES
RELEASE INFO
- 2024.05.09
- 2024.05.10
- 2024.05.12
- 2024.05.15
- 2024.05.17
- 2024.05.22
- 2024.05.24
- 2024.05.29
- 2024.05.31
- 2024.06.05
- 2024.06.07
- 2024.06.11
- 2024.06.12
- 2024.06.19
- 2024.06.26
- 2024.06.28
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
BREIMEN
Skream! 2024年04月号