Japanese
カラスは真っ白
2015年09月号掲載
Member:ヤギヌマ カナ(Vo/Gt) シミズ コウヘイ(Gt/MC)オチ・ザ・ファンク(Ba) タイヘイ(Dr)
Interviewer:沖 さやこ
カラスは真っ白といえば"ポップ×ファンク""知的且つかわいい"。過去にリリースされた3枚のミニ・アルバムと1枚のフル・アルバムでそのイメージは確立されつつあった。だが4人はそこを自らぶち壊しにかかった。ベーシストのメンバー・チェンジと、北海道からの上京という環境の変化が、カラスは真っ白に新たな初期衝動を呼び起こしたのだ。これまでにないくらい生身で体当たりする感情的なカラスは真っ白の姿は、紛れもなくロック・バンド。4人は今作『ヒアリズム』にたしかな手応えを感じつつ、しっかりと未来を見据えていた。
-前作『HIMITSU』から約7ヶ月ぶりのリリースですが、前作をリリースしてからどんな作品を制作しようと思われたのでしょう?
ヤギヌマ:1月に『HIMITSU』をリリースして......そのあと、3月でベーシストが変わったんです。だから、今までのコンセプチュアルな作品作りよりも、"このメンバーの1枚目"という側面で作ったのが大きいです。
-曲ごとのリンク付けもちゃんとされているので、コンセプチュアルなものを作ろうとしなかったというのには驚きました。でもおっしゃったように"今のメンバーの1枚目"というのも影響してか、歌詞にも決意表明的なものを感じましたし、サウンドもリズムがより強固になって自然と身体が動くものになってもいるし、"疾走"を感じました。とてもエネルギッシュなアルバムですよね。
ヤギヌマ:ベーシストがオチくんになったことによって、やっぱりオチくんでしか成り立たないような曲を作れたと思います。もともとオチくんとは、札幌に住んでいたころに、シミズくん、タイヘイさんがオチくんと一緒に8人くらいのファンク・バンドをやっていて。なので......突然違う人が入ったというわけではなく、わりとすんなり馴染めて。その空気をサウンド作りにもっていけたと思います。 オチ:今まで一緒にやってたファンク・バンドは古き良き時代のものが持っている要素を抽出して形にしていたんです。カラスは真っ白はそれに加えて新しい音楽を作っていくバンドなので、それはすごく新鮮で。でも性には合っていて、制作は楽しかったです。 タイヘイ:オチになって大きく変わったのは、よりリズムに対して深いところで会話ができるような、突っ込んだ解釈ができるようになったことですね。高いモチベーションで音楽をやっている人なので、そういうのも楽しくて。それをバンドでやるにあたって、オチと俺の深いところまで突っ込んだアプローチに対して他のふたりがどう来るかな?みたいな反応を見たり、最初の段階から共有してアレンジを作っていったりしました。『ヒアリズム』の収録曲は全部一見ばらばらなようにも見えますけど、ルーツ・ミュージックからいいところを取って現代風に解釈したという点に関しては全部一緒なんです。
-なるほど。シミズさんはいかがですか?
シミズ:このアルバムはカラスは真っ白の1枚目とほぼ一緒ですね。これまで出した4枚を振り返ると、上京したことで環境がガラッと変わってそれぞれの意識が全然変わっていって。そうやってどんどん目まぐるしく変化する中で、初期衝動的なものがまた新たに生まれて――だからいてもたってもいられないようなイメージで全部作っていったんです。例えばヤギヌマちゃんの歌詞やメロディ、僕のギター・プレイ、ドラムとベースのリズムやグルーヴ、全部が面白い方向に――実験的なことから挑戦的なところまで全部込みで"カラスは真っ白が今成長している""音楽的に前進していることを全力で伝えたい"という気持ちがこのアルバムに全部詰まっていると思います。
-上京する前としてからでは、気持ちが全然違いますか?
シミズ:"場所が変わるだけじゃん"と思ってたんで、全然変わらないかなと思ってたんですけど実際は全然違いますね。やっぱり環境が全然違うんですよ。出会う人も違うし......時間の流れるスピード感が北海道よりも断然速いので、それよりも速く行かなければいけない、もっと前に進みたいと思うんですよ。ストイックに前へ前へという推進力は以前よりも増してますね。僕にはこっちのほうが性に合っているのでプラスになってますね。
-そうですね。カラスは真っ白のように新しい音楽を作るためには、意志の強さやストイックさは不可欠でしょうし。そのモードをかき立てるのには、東京のスピード感は合っていると思います。
シミズ:カラスは真っ白は全員東京の方が合っていると思います。気候が合わない人はいるだろうけど(笑)。 ヤギヌマ:絶賛夏バテ中です(笑)。でもシミズくんが言った通り、東京は時間の流れがすごく速いなと思って。たぶんこっちの方が3倍くらい早いんです。北海道だったら1日なのに、東京だと3日くらい経ってたり。今、インターネットを使って、データでやりとりはできますけど、物理的な距離は大事だと思っていて。こっちにいないとすぐ動けないこともあるので、上京して良かったなと思います。
-『ヒアリズム』はそういう様々な変化の中で生まれた作品なんですね。変な言い方かもしれませんが、これまでの作品で最も人間味のあるアルバムだなとは思ったんです。
シミズ:おっしゃる通りだと思います。
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