Japanese
SCOOBIE DO
2015年04月号掲載
Member:コヤマ シュウ(Vo) マツキ タイジロウ(Gt) ナガイケ ジョー(Ba) オカモト“MOBY”タクヤ(Dr)
Interviewer:天野 史彬
-やっぱり、お客さんとの関係性はキャリアを経るごとに変わってきていると思いますか?
マツキ:うん、お客さんは大事にするようになったんじゃないですかね。"プラスワンモア"と我々は呼んでいますので(笑)。......やっぱり、ロック・バンドのライヴの良し悪しって、お客さんが多くの比率を占めると思うんですよね。こっちが100パーセントでやったと思っても、お客さんの反応がイマイチだと、結局イマイチのライヴになってしまったりして。お客さんと一緒になって楽しめて、且つお客さんが満足して帰ってくれると、僕らとしてはいいライヴになったと思うし。そのへんは特に、CHAMP RECORDSを始めてから意識は変わってきたと思います。
-今回のベスト盤のDISC 3にはライヴ音源も収録されていますけど、ここに入っている「木曜日のユカ」なんて1996年のライヴ音源なんですよね。これ、ものすごくヒリヒリしてるじゃないですか。
コヤマ:ははは。錆びたナイフのようなね(笑)。
-(笑)お客さんにもあまり心を開いていない感じのある、すごくソリッドな時期のライヴだと思うんですよ。ただ、今回このベスト盤に収録された代表曲を時系列で聴いていくと、段々と、聴いている人の背中を押すような、鼓舞するような音楽に変わっていっている気もして。実際、そういう変化ってご自分たちでも実感されていますか?
コヤマ:たしかに当時はヒリヒリしてるよね。今回のライヴ音源には、そのときのMCも少し入ってるんだけど、「木曜日のユカ」なんてほとんど連絡事項だけのMCでさ(笑)。とても伸びしろを感じさせるんだけど(笑)。当時は、よくわかってないんだよね。"人の前でライヴをする""ロックンロールをする"っていうことがよくわかってない。でも、カッコいいバンドになりたいと思うし、いい曲をやりたいと思うし、ライヴでは興奮する感じが欲しいとは思っていて。"どうすればそうなるんだろう?"っていうのを、ひとつずつ見つけ出していったんだと思う。ライヴに関しては特に、"どうすればライヴで1番いい音が鳴るのか?"っていうのを、無意識でもずっと考えてたと思うんだよね。ライヴの現場でカッコいい音が鳴るっていうのは、カッコいいバンドの条件じゃん。そのためには、ライヴに来る人に向けて歌い鳴らすっていうことが第一に必要なことだって、あるとき気づいたんだと思うんだよ。そこに向かって鳴らすことが、この現場では1番いい音を鳴らす手段だって。
-あくまでも目の前にいる人たち、手の届く範囲にいる人たち、音が聴こえる範囲にいる人たちに届けることが大事なんだ、と。
コヤマ:そう。こういう考え方って、俺の思い込みなんだけど、でも確信があって。そこにいない人に向けて音楽なんてやる必要なんてないって思うようになったんだよね。それまでは、その現場にいない遠くの人から見てもカッコいいものを出したいって考えてたと思うんだけど、そうじゃなくて、ライヴをやるんだったら、目の前にいる人に自分はこうだと思うものを鳴らさないと、カッコいい音にはならないんだよ。そういうことに気づいたんだと思う。その転換があったから、今はそういう気持ちでライヴはやってるよね。来てくれている人に向かって鳴らそうっていう。それが1番だって思う。
-お客さんそれぞれがSCOOBIEの音楽を聴いて様々な想いを抱いていると思うんですけど、本人たちが考えたときに、SCOOBIEだからこそ聴き手に与えられるもの、伝えてこれたものがあるとすれば、それは何だと思いますか?
マツキ:なんですかね......勇気? コヤマ:そうだよね。そういう得体の知れない、根拠のないエネルギーだと思うよ。俺らはさ、4人組のバンドなんだけど、同じ方向を向いてないときもあるんだよね。でも、それで全然いいと俺は思ってて。パーセンテージで言ったら、SCOOBIE DOが100パーセントになるためには、メンバーそれぞれが25パーセントずつを受け持てばいいっていう考え方もあるのかもしれないけど、俺は、それぞれがそれぞれの100パーセントをやって、400パーセントなのがSCOOBIE DOだと思ってるんですよ。ベーシストがベースの役割からは逸脱していたり、ドラマーがファンクのドラムの役割からは逸脱していたり、ギターも、もう3人くらいで弾いているんじゃないかっていうぐらい逸脱していたりさ。なんでそうなってんのかわかんないようなエネルギーが4つ集まってバンドになっているのが、SCOOBIE DOだと思うんですよ。だからリーダーが言ったように、勇気は出るんじゃないかと思うんだよね。ライヴ1本が始まって終わったら、"すごいエネルギーが流れたぞ!"っていう(笑)。そういうのが俺は好きですね。もちろん、音楽的に細かいところを聴いてくれたりする人も嬉しいし、俺もそういう聴き方はするんだけど、でも、よく知らないけど連れてこられたような人がパッと見たときに、"なんだかわかんないんだけどすごい!"とか"理由はわからないがカッコよかった!"って感じさせるのが、カッコいいバンドだと思うんだよ。そういう感じだったらいいなって思う。得体のしれない、根拠のないエネルギーが、SCOOBIE DOが出しているものなんじゃないかなぁ。
LIVE INFO
- 2025.09.17
-
YOASOBI
THE ORAL CIGARETTES
DYGL
Mirror,Mirror
Hump Back
a flood of circle
THE SMASHING PUMPKINS
ガラクタ / 東京、君がいない街 / Fish and Lips
点染テンセイ少女。
- 2025.09.18
-
YOASOBI
キュウソネコカミ
LAUSBUB
DYGL
Mirror,Mirror
MONOEYES
終活クラブ
TOOBOE
THE SMASHING PUMPKINS
椎名林檎 / アイナ・ジ・エンド / 岡村靖幸 ほか
打首獄門同好会
the paddles / DeNeel / フリージアン
otona ni nattemo / 南無阿部陀仏 / ウェルビーズ ほか
- 2025.09.19
-
THE ORAL CIGARETTES
a flood of circle
UVERworld
セックスマシーン!!
Bye-Bye-Handの方程式
Redhair Rosy
たかはしほのか(リーガルリリー)
終活クラブ
あたらよ
Aooo
KING BROTHERS
bokula. / 炙りなタウン / Sunny Girl
The Birthday
- 2025.09.20
-
カミナリグモ
Lucky Kilimanjaro
TOOBOE
GRAPEVINE
This is LAST
LACCO TOWER
WtB
キュウソネコカミ
reGretGirl
岸田教団&THE明星ロケッツ
ASH DA HERO
THE SMASHING PUMPKINS
Miyuu
竹内アンナ
ぜんぶ君のせいだ。
PAN / SABOTEN
SHE'S
"イナズマロック フェス 2025"
LAUSBUB
渡會将士
Plastic Tree
ヨルシカ
cinema staff
Broken my toybox
あたらよ
大森靖子
04 Limited Sazabys / 東京スカパラダイスオーケストラ / ザ・クロマニヨンズ / 奥田民生 / ヤングスキニー ほか
ART-SCHOOL
AIRFLIP
"NAKAYOSHI FES.2025"
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
GOOD ON THE REEL
クジラ夜の街 / Dannie May / 終活クラブ / アオイロエウレカ(O.A.)
フラワーカンパニーズ
- 2025.09.21
-
ExWHYZ
HY
豆柴の大群
TOOBOE
カミナリグモ
LACCO TOWER
The Biscats
WtB
キュウソネコカミ
envy × OLEDICKFOGGY
Plastic Tree
Broken my toybox
ぜんぶ君のせいだ。
THE SMASHING PUMPKINS
アルコサイト
ART-SCHOOL
星野源
"イナズマロック フェス 2025"
岸田教団&THE明星ロケッツ
TOKYOてふてふ
ヨルシカ
竹内アンナ
GRAPEVINE
大森靖子
ACIDMAN / GLIM SPANKY / Dragon Ash / go!go!vanillas / Omoinotake ほか
LAUSBUB
Devil ANTHEM.
peeto
KING BROTHERS
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
GOOD ON THE REEL
超☆社会的サンダル / さとう。 / ルサンチマン / SENTIMENTAL KNOWING(O.A.)
PIGGS
- 2025.09.22
-
WtB
reGretGirl
OKAMOTO'S
古墳シスターズ
レイラ
Bye-Bye-Handの方程式
ビレッジマンズストア
Ryu Matsuyama
CENT
- 2025.09.23
-
水曜日のカンパネラ
ART-SCHOOL
Lucky Kilimanjaro
TOOBOE
リュックと添い寝ごはん
古墳シスターズ
Omoinotake
Kroi
TOKYOてふてふ
Plastic Tree
WtB
MUSE / MAN WITH A MISSION / go!go!vanillas
amazarashi
GRAPEVINE
YONA YONA WEEKENDERS
DYGL
cinema staff
Bye-Bye-Handの方程式
Another Diary
adieu
竹内アンナ
Cody・Lee(李)
トゲナシトゲアリ
"TOKYO CALLING 2025"
- 2025.09.24
-
水曜日のカンパネラ
THE SMASHING PUMPKINS
ドミコ
UVERworld
Kroi
a flood of circle
Hump Back
shallm × sajou no hana
- 2025.09.26
-
This is LAST
the cabs
ドミコ
Age Factory
Aooo
Keishi Tanaka
MONO NO AWARE
トンボコープ
Base Ball Bear × ダウ90000
DYGL
OKAMOTO'S
SUPER BEAVER
otsumami feat.mikan
セックスマシーン!!
YONA YONA WEEKENDERS
- 2025.09.27
-
TOKYOてふてふ
amazarashi
アーバンギャルド
SCOOBIE DO
LACCO TOWER
Academic BANANA
The Birthday / 甲本ヒロト(ザ・クロマニヨンズ) / 志磨遼平(ドレスコーズ) / GLIM SPANKY / TOSHI-LOW(BRAHMAN/OAU) ほか
ぜんぶ君のせいだ。
センチミリメンタル
LAUSBUB
Awesome City Club
NEE × CLAN QUEEN
Plastic Tree
This is LAST
LOCAL CONNECT
YOASOBI
TOOBOE
MONO NO AWARE
EGO-WRAPPIN' × 大橋トリオ
豆柴の大群
reGretGirl
cowolo
コレサワ
ExWHYZ
レイラ
INORAN
MAPA
LiSA
mudy on the 昨晩
WtB
キタニタツヤ
"ベリテンライブ2025 Special"
藤巻亮太
"TOKYO CALLING 2025"
- 2025.09.28
-
ナナヲアカリ
NEE × CLAN QUEEN/サイダーガール × トンボコープ
SCOOBIE DO
LACCO TOWER
TOKYOてふてふ
SUPER BEAVER
"いしがきMUSIC FESTIVAL"
cinema staff
ぜんぶ君のせいだ。
YONA YONA WEEKENDERS
コレサワ
SPRISE
Plastic Tree
YOASOBI
リュックと添い寝ごはん
EGO-WRAPPIN' × 大橋トリオ
Age Factory
WtB
TOOBOE
mzsrz
Broken my toybox
古墳シスターズ
RAY
"ベリテンライブ2025 Special"
"TOKYO CALLING 2025"
RELEASE INFO
- 2025.09.17
- 2025.09.19
- 2025.09.24
- 2025.09.26
- 2025.10.01
- 2025.10.03
- 2025.10.05
- 2025.10.08
- 2025.10.10
- 2025.10.11
- 2025.10.12
- 2025.10.13
- 2025.10.14
- 2025.10.15
- 2025.10.17
- 2025.10.22
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
OASIS
Skream! 2025年09月号