Japanese
SCOOBIE DO
2016年02月号掲載
Member:コヤマシュウ(Vo) マツキタイジロウ(Gt) ナガイケジョー(Ba) オカモト“MOBY”タクヤ(Dr)
Interviewer:岡本 貴之
バンドにとって12枚目のフル・アルバムとなる『アウェイ』と日比谷野外大音楽堂にて行われた結成20周年記念ワンマン・ライヴ"ダンスホール野音"の模様を収録したライヴDVD『FILM DANCEHALL YAON』を1月27日に同時発売するSCOOBIE DO。2015年を振り返ってもらうと共に、改めてバンドマンとしての姿勢を明らかにした新作について、さらには若手バンドとの対バン・イベントなど、21年目のSCOOBIE DOがどんなモードにあるのか、メンバー4人に話を訊いた。
-2015年は充実した1年だったと思うのですが、振り返ってみていかがでしょうか。
マツキ:結成20周年ということで、自分たちで盛り上げて行こうという姿勢で年初から取り組んで、その集大成的な日比谷野音のワンマン・ライヴだったんです。ここを第一の目標として、上半期はスケジュールを立てていって、リリースも4枚組のベスト盤と、9月にカバー・アルバムをリリースして。本当に野音に向かって行くぞという意気で1年を過ごしてきたんですけども、野音が決して集大成だけでは終わらないようにするというのはすごく意識していました。野音のライヴで次の21年目、その先の未来のSCOOBIE DOというのが打ち出せるような、そういうライヴを必ずやろうという思いで、野音まで取り組んで行きましたね。それで野音で今回のニュー・アルバムも発表できる流れがベストだなと。そういう取り組みをしてきた1年でした。
コヤマ:20周年で野音ワンマンをやるぞということを、2014年末のワンマン・ライヴで発表したんですよ。野音をやるということは、俺たちにとって結構なチャレンジで、満席にするには3,000人呼ばないといけないですからね。"3,000人集めるのにどうすりゃいいんだろう? でもとにかくやるしかねえな"っていうことで、ギアはとりあえず1番上に上げて。ギアがそこまでないんだったら、ぶっ壊してでも新しいギアを作るみたいな感じで、結構いろいろやったんですよね。そうしたことで、新しく出会った仲間とか、体験できたことがいっぱいあったので。それがすごくよかったんですよね。野音に行くためのギアの上げ方だったんだけど、"あ、これくらいまで入れるとさらに楽しいことできんじゃん"っていうことがわかったので。野音で燃え尽きてこれ以上はねえなということじゃなくて、2015年はまだまだ行けんじゃん、と思った1年でしたね。
ナガイケ:野音に向かって進めて良かったというのと、いろんな人たちとやれたのが楽しかったですね。「新しい夜明け」(2015年リリースのオールタイム・ベスト・アルバム『4×20 ~ 20 YEARS ALL TIME BEST』収録)でスカパラホーンズを招いたことだったり、"RISING SUN ROCK FESTIVAL 2015 in EZO"で僕らがホストを務めたセッションがあったりしたので、自分たちの演奏のいいところや、どうしても自分たちならではのものにしかならないところを改めて認識できたのはすごく良かったなと思います。"SCOOBIE DOしかできないんだな"って(笑)。
MOBY:2006年の7月から僕らは独立して今の形態でやってきてるんですけど、ライヴも自分たちでブッキングして、リリースも自分たちで全部やって、その宣伝もやるっていうことをずっと続けてきているんですね。それを繰り返しているだけになっているかもしれないなというモヤモヤがあったところで、2015年は20周年ということで。実は僕ら2006年7月から独立する直前に、野音でワンマン・ライヴをやってるんですよ。そのときにキャパの半分くらいしか入らなかったんですよね。そこで、20周年イヤーで野音を売り切ったら、まずバンドとして痛快だよねってことで。もちろんチャレンジな状況ではあったんですけど、野音に向けていつもとは違うピークの作り方ができたんじゃないかなと思います。個人的には初詣のとき"フジロック初出演"と"海外ツアー"ができればと思ったんですけど、それも実現できましたしね。でも20周年というでっかい看板でみなさんが我々に目を向けてくれたんじゃないかなっていうのは思っています。
-野音のライヴでは、コヤマさんがステージからお客さんへの感謝の気持ちを伝えていましたが、そういう気持ちも前回の野音ワンマンとはだいぶ違ったのでしょうか。
コヤマ:きっとそういうのって、9年前にはわからなかったことなんですよね。9年前のライヴも半分しか入らなかったとはいえ、とてもいいライヴができたと思っていて。そのときやれることは全部やっていたんですけど、そのあと自分ら4人でやっていこうと決めたのは、バンドとして限りなくゼロ地点に戻るというか――どうやって自分たちの音楽を鳴らせばいいんだろうって考えたときに、やっぱりライヴをやらなきゃなっていうところに行き着いて。ライヴをやって曲作ってCDを出すという、そのふたつをやっているだけでもバンドではいられるんじゃねえかっていうところからスタートしたと思っているんですよ。だから俺たちにとってファンの存在というか、俺たちのことを好きでいてくれる人、ライヴの現場で一緒に音を鳴らしてくれる人っていうのは、とっても大事で。ひとつひとつのライヴがどんどん積み重なっていくわけじゃないですか、9年間ずっとやってるからね。そうなると、(ライヴという場で生まれてくるものは)絶対俺たちにとっては本当のことだろうっていう思いがあるんですよね。この間の野音はいつものライヴより人が集まる場所でもあったし、きっとSCOOBIE DOのライヴを初めて観る人もいたかもしれないし、ずっとずっと応援してくれていた人もいると思うし。全国からお客さんが来てくれたんで、そういう思いは伝えたいと思いましたね。"俺たちだけではやってませんよ"というのは、絶対自分の言葉で言っておかなきゃって。それはメンバー4人全員そう思っていたと思います。
-2015年の活動ぶりから、それこそ"ホーム"でもいいくらいの気がしたんですが、ニュー・アルバムは"アウェイ"ということで。改めてタイトルについて教えてもらえますか。
マツキ:まさにその通りで、20年やってきていろいろ目標も叶えてきた、野音もソールド・アウトした。にも関わらず安心してないというか、そこまでのキャリアに胡坐をかかないというのが、俺らっぽくていいなと思ったんですよね。その日は成功しているかもしれないけど、明日はわからないという、常にそういう姿勢でありたいというか。そうでなければ前に進めないだろうなと思うし、ファンの人はそういう俺らの転がっている姿に共感を持って見てくれているところは絶対あると思うし。今回も、まさに自分たちの姿勢というか、どんな状況であれ、逆境だと思って臨むという姿勢がすごく"アウェイ"という言葉に凝縮されているような気がして。まさに21年目に踏み出したSCOOBIE DOらしいタイトルだなと。
LIVE INFO
- 2024.09.12
-
山本彩
Age Factory
アンと私
センチミリメンタル
Kroi
LAUSBUB
ゴホウビ
GRAPEVINE
DURDN
サイダーガール
FES☆TIVE
PEOPLE 1
- 2024.09.13
-
chelmico
桃色ドロシー
羊文学
渡會将士
PK shampoo
LAUSBUB
Kroi
武市和希(mol-74)
GLIM SPANKY
アンと私
クジラ夜の街×崎山蒼志
阿部真央
スカート
かりんちょ落書き
トゲナシトゲアリ
FIVE NEW OLD
ペイトン尚未 / 矢野妃菜喜 / スピラ・スピカ
- 2024.09.14
-
FRONTIER BACKYARD
sumika / 緑黄色社会 / ヤバイTシャツ屋さん / マキシマム ザ ホルモン ほか
Bray me
GRAPEVINE
milet
おいしくるメロンパン
リーガルリリー
moon drop
小林私
This is LAST
androp
UNISON SQUARE GARDEN
POP ART TOWN
OKAMOTO'S
ザ50回転ズ
クジラ夜の街×崎山蒼志
"KOYABU SONIC 2024"
Bye-Bye-Handの方程式
⼤原櫻⼦
LiSA
渡會将士
a flood of circle / 打首獄門同好会 / ポルカドットスティングレイ ほか
MYTH & ROID
YONA YONA WEEKENDERS
wacci
eill
ぜんぶ君のせいだ。
Tielle
Amber's
Homecomings
"テレビ朝日ドリームフェスティバル2024"
"BAYCAMP 2024"
Nornis
ASP
"New Acoustic Camp 2024"
"TOKYO CALLING 2024"
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 in HITACHINAKA"
- 2024.09.15
-
Ado
リーガルリリー
阿部真央
ザ50回転ズ
KEYTALK ※公演中止
Kroi
FRONTIER BACKYARD
GRAPEVINE
MYTH & ROID
Bray me
トンボコープ
moon drop
セックスマシーン!!
This is LAST
伊東歌詞太郎
TOMOO
"KOYABU SONIC 2024"
LiSA
YONA YONA WEEKENDERS
OKAMOTO'S
KiSS KiSS×のんふぃく!
SPARK!!SOUND!!SHOW!! / w.o.d. / Maki / Hakubi ほか
⼤原櫻⼦
ASP
LACCO TOWER
eill
ぜんぶ君のせいだ。
BUMP OF CHICKEN
それでも世界が続くなら×CIVILIAN
4s4ki
"テレビ朝日ドリームフェスティバル2024"
LAUSBUB
"BAYCAMP 2024"
菅田将暉
yutori
"New Acoustic Camp 2024"
"TOKYO CALLING 2024"
ヒトリエ
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 in HITACHINAKA"
- 2024.09.16
-
Ado
PEOPLE 1
KEYTALK ※公演中止
Age Factory
androp
DOPING PANDA
GANG PARADE
GOOD BYE APRIL
"KOYABU SONIC 2024"
トンボコープ
LACCO TOWER
milet
UNISON SQUARE GARDEN
おいしくるメロンパン
BUMP OF CHICKEN
HERE
5MAPA / MAPA / 藍染カレン(ZOC)
Plastic Tree
"テレビ朝日ドリームフェスティバル2024"
"鬱フェス2024"
ASP
菅田将暉
"TOKYO CALLING 2024"
UNCHAIN
セックスマシーン!!
- 2024.09.17
-
Age Factory
安藤裕子
UNISON SQUARE GARDEN
Hedigan's
- 2024.09.19
-
アンと私
渡會将士
This is LAST
山本彩
金子ノブアキ
もっさ (ネクライトーキー)
打首獄門同好会
- 2024.09.20
-
ヤングオオハラ
羊文学
Official髭男dism
KEYTALK ※公演中止
Rhythmic Toy World
LAUSBUB
moon drop
yama
パスピエ
Plastic Tree
Apes
LUCY IN THE ROOM
eill
BACK LIFT
chelmico
ナナヲアカリ
GOOD BYE APRIL
milet
コヤマヒデカズ(CIVILIAN) / sajou no hana / IRIKO(NELKE) / 荒巻勇仁
- 2024.09.21
-
優里
ASP
PK shampoo
GRAPEVINE
UNISON SQUARE GARDEN
羊文学
eill
SUPER BEAVER
Official髭男dism
伊東歌詞太郎
ナナヲアカリ
ぜんぶ君のせいだ。
リーガルリリー
PEOPLE 1
Rhythmic Toy World
"AKABIRA CAMP BREAK 2024"
⼤原櫻⼦
おいしくるメロンパン
androp
ナードマグネット
"KANSAI LOVERS 2024"
(夜と)SAMPO
back number
Cö shu Nie
Nornis
This is LAST
そこに鳴る
yutori
パピプペポは難しい
"イナズマロック フェス 2024"
ザ50回転ズ
Plastic Tree
"ナガノアニエラフェスタ2024"
Apes
BRADIO
LiSA
anewhite
Kroi
Half time Old
安藤裕子
Base Ball Bear
"NAKAYOSHI FES.2024"
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 in HITACHINAKA"
- 2024.09.22
-
豆柴の大群都内某所 a.k.a. MONSTERIDOL
優里
HY
Mellow Youth
chelmico
UNISON SQUARE GARDEN
伊東歌詞太郎
ぜんぶ君のせいだ。
Half time Old
KEYTALK ※公演中止
wacci
"AKABIRA CAMP BREAK 2024"
moon drop
オレンジスパイニクラブ×クボタカイ
"KANSAI LOVERS 2024"
back number
This is LAST
anewhite
"イナズマロック フェス 2024"
yama
"ナガノアニエラフェスタ2024"
サイダーガール
BRADIO
Organic Call
LiSA
リーガルリリー
chilldspot
THE BOHEMIANS
[Alexandros]
フレデリック
夜の本気ダンス
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 in HITACHINAKA"
Sou
- 2024.09.23
-
豆柴の大群都内某所 a.k.a. MONSTERIDOL
THE SPELLBOUND
トンボコープ
羊文学
yutori
Mellow Youth
eill
Age Factory
Plastic Tree
⼤原櫻⼦
Rhythmic Toy World
おいしくるメロンパン
Novelbright ※振替公演
サイダーガール
Organic Call
UNCHAIN
PK shampoo
GRAPEVINE
LUCY IN THE ROOM
chilldspot
ザ50回転ズ
モウソウキリン
THE BOYS&GIRLS
LACCO TOWER
milet
Keishi Tanaka
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 in HITACHINAKA"
- 2024.09.24
-
神はサイコロを振らない ※振替公演
MONOEYES
PEDRO
ザ50回転ズ
LOVE PSYCHEDELICO
"LIVEHOLIC 9th Anniversaryseries〜ADMIRATION〜"
- 2024.09.25
-
山本彩
トンボコープ
Age Factory
アンと私
PEDRO
a flood of circle × SIX LOUNGE × w.o.d.
This is LAST
PIGGS
打首獄門同好会
LOVE PSYCHEDELICO
LANY
RELEASE INFO
- 2024.09.13
- 2024.09.16
- 2024.09.17
- 2024.09.18
- 2024.09.20
- 2024.09.25
- 2024.09.27
- 2024.10.02
- 2024.10.04
- 2024.10.09
- 2024.10.10
- 2024.10.11
- 2024.10.13
- 2024.10.15
- 2024.10.16
- 2024.10.17
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
ASP
Skream! 2024年09月号