Japanese
GLIM SPANKY
2014年06月号掲載
Member:松尾 レミ (Vo/Gt) 亀本 寛貴 (Gt)
Interviewer:山口 智男
-でも、そうは思いながらもBUMP OF CHICKENやRADIOHEADで止まらずに、そこから遡っていって、最初、スッカスカとかしょぼいとか思っていた音楽が心地いいと思えるようになったわけですね?
松尾:そうですね。なんでですかね?
亀本:時代とかその時の流行とかに関係なくいいからだと思うんですよね。THE BEATLESにしてもLED ZEPPELINにしても。
松尾:そういう意味では、音の迫力とかサウンドの派手さとかではなく、歌の本質を聴くようになったということかもしれないです。今、思えば、BUMP OF CHICKENも今の時代に届けてる音楽なんですけど、けっこう泥臭さがあるというか、サザン・ロックの匂いがぷんぷんするんですよね。
亀本:僕らからすると、BUMP OF CHICKENって超カントリーだし、超フォーキーだし、超ブルージーだし、かなり南部ロック感があるんですよ。
-それは1つの見識ですね。
亀本:そういう音楽も好きな人たちなんだって思います。
松尾:だから、BUMP OF CHICKENを好きになったのかなって。たとえば、the brilliant greenもすごくOASIS感というか、ブリティッシュ・ロック感が強くて(笑)、だからこそ、そのサウンドが好きだったのかな。そこからOASISに繋がって、THE BEATLESに辿りついた。そういうちゃんと繋がっている音楽が好きなんです。だから、BUMP OF CHICKENやthe brilliant greenを好きになったのも偶然じゃなかったって気がするんですよ。
-ところで、松尾さんは歌いはじめた時から今のような歌声だったんですか?
松尾:声量とかパワーとかはどんどん進化してるんですけど、たとえばちょっとがさっとなるところは歌ったらそうなったから元からです。保育園の頃から声が変わらないねって言われます(笑)。歌い方も自然というか、無理して、こういう歌い方をいてるわけじゃないんです。バンドを始めて、オリジナルを作って、歌った時からこうでした。
-ナチュラル・ボーンなヴォーカリストなんですね。
松尾:たぶん、エフェクターが内臓されてるのかもしれない(笑)。喉の形が生まれつき他の人とちょっと違うらしいんですよ。
亀本:それすごい関係ある気がしてる。レミさんの喉の奥の写真を見たことがあるんですけど、丸いものがぼこっと出てるんですよ。お医者さんは問題ないって言ってるそうなので、問題はないものなんですけど、それが関係しているのかもしれない。
-じゃあ、本当にエフェクターが内臓されてるんだ(笑)。
松尾:でも、声帯じゃないから関係ないと思うんですけど。
亀本:関係ないかな。
松尾:わからない。出てくる空気の圧力が変わるのかもしれない。わからないですけどね(笑)。
-GLIM SPANKYとして初めて音を合わせた時のことって覚えてますか?
亀本:めっちゃ覚えてます。基本的にレミさんは歌もギターもうまかった、最初から。自分が練習しないとできないことも普通にできてたから、それはたぶん才能なんだろうね。
-ずっと一緒にやっていきたいと、その時、思ったわけですね?
亀本:そこまで考えてなかったですけど(笑)、オリジナルを作り出してからしばらくして、レミさんが作ってきた曲をアコギで弾き語りするのを聴きながら、曲がいい、声もいい、何回も聴きたいと思ったんですよ。どれぐらいよかったかと言うと、Mr.Childrenやスピッツを聴くのと同じように、また聴きたいと思えたぐらいだったんですよ。その時、あ、これはものになると勝手に思いました(笑)。
松尾:それは知らなかった。
亀本:だから、これまで他のバンドをやったほうがいいのかなって思ったことは1ミリもないですね。レミさんと一緒にやっていって、自分が頑張れば大丈夫だって、ずっと思ってました。
松尾:へぇ、全然知らなかった(笑)。高校生の頃は楽しんでるだけだと思ってた。でも、本当にマジメにやってましたね。今は2人なんですけど、元々いたベースもドラムもとても音楽が好きだったんですよ。学校が終わったら、電車で1時間ぐらい行ったところにあるスタジオに行って、夜遅くまで練習して、みんな親に迎えにきてもらうみたいな生活を毎日してました。休日も朝8時に集合して、終わるのが夜中の1時っていう(笑)。
-すごいですね。
松尾:楽しくわいわいやってただけなんですけどね。ホントに毎日、みんなといました。
-バンドってそういう時間がすごく大事なんじゃないかな。
松尾:田舎だったので何時になっても音が出せるし、スタジオ・レンタル代もそんなにしなかったし。元々、カラオケボックスだったところを月単位で貸してくれるところがあったんですよ。もう使い放題でしたね。
-プロフィールによると、とんとん拍子って言っていいかわからないですけど、順調に活動を進めてきたような印象があるんですけど。
亀本:傍から見たら超とんとん拍子なんですけど、僕らからすると......。閃光ライオットってイベントにレミさんが高校3年生、僕が大学1年生の時に出て、そこから上京して大学の4年間がちょうど終わるタイミングでメジャー・デビューなんで、タイミング的には恐ろしいぐらいのとんとん拍子なんですけど、閃光ライオットに出ていたOKAMOTO'S、The SALOVERS、Galileo Galilei、ねごとはみんな10代の頃から活躍してましたからね。
松尾:彼らは閃光ライオットから繋がってるんですよ。でも、GLIM SPANKYは閃光ライオットの後、何もないどころか、メンバーも私たち2人きりになって、またいちからやり直さなきゃいけなかったんです。だから、何だろうな。
亀本:挫折とまではいかないですけど、こんちくしょう感はありましたね。
松尾:見てろよみたいな。でも、中学2年か3年の時に、人生の設計図を書いたんですよ。そこには高校1年でバンドを組んでオリジナルを作るとか、高3で憧れの下北沢でライヴをやるとか、大学4年でメジャー・デビューを決めるとかって書いてあったんですけど、それがすべてその通り目標をクリアしている。その意味では、とんとん拍子と言うか、目標に向かってやってたのかもしれないですね。無意識のうちに。
LIVE INFO
- 2025.09.06
-
"WANIMA presents 1CHANCE FESTIVAL 2025"
GRAPEVINE
Creepy Nuts
eastern youth
Broken my toybox
青木陽菜
9mm Parabellum Bullet / 眉村ちあき / 浪漫革命 / THE BOHEMIANS ほか
Appare!
カミナリグモ
TOKYOてふてふ
ヨルシカ
藤沢アユミ
大森靖子
なきごと
"TREASURE05X 2025"
ADAM at / TGMX(FRONTIER BACKYARD) / 荒井岳史 / 渡邊 忍
セックスマシーン!!
ぜんぶ君のせいだ。
TOOBOE
YOASOBI
NANIMONO
KING BROTHERS
Victoria(MÅNESKIN)
Ryu Matsuyama
SIX LOUNGE / TENDRE / ハナレグミ / 日食なつこ ほか
WtB
SCOOBIE DO
NakamuraEmi
りぶ
優里
PIGGS
- 2025.09.07
-
Girls be bad
Broken my toybox
"WANIMA presents 1CHANCE FESTIVAL 2025"
GRAPEVINE
This is LAST
レイラ
WtB
ナナヲアカリ
豆柴の大群
TGMX(FRONTIER BACKYARD) / 荒井岳史 / 渡邊 忍 ほか
ヨルシカ
eastern youth
大森靖子
GOOD ON THE REEL
Aooo
"TREASURE05X 2025"
セックスマシーン!!
ビレッジマンズストア
TOOBOE
the cabs
心愛 -KOKONA-
Keishi Tanaka
KING BROTHERS
Mellow Youth
cinema staff
OAU / LOVE PSYCHEDELICO / 大橋トリオ ほか
"くさのねアイドルフェスティバル2025"
渡邊一丘(a flood of circle)
ぜんぶ君のせいだ。
りぶ
ART-SCHOOL
HY
優里
SILENT SIREN
[激ロックpresents"Burning Blue vol.5"]
- 2025.09.08
-
レイラ
JACK'S MANNEQUIN
fox capture plan
- 2025.09.09
-
Age Factory
THE GET UP KIDS
Hump Back
YOASOBI
打首獄門同好会
9mm Parabellum Bullet
JACK'S MANNEQUIN
"LIVEHOLIC 10th Anniversaryseries~奏・騒・壮!!!Vol.4~"
- 2025.09.10
-
Aooo
Hump Back
ハンブレッダーズ
This is LAST
The Birthday
パーカーズ × 浪漫派マシュマロ
とまとくらぶ
THE GET UP KIDS
打首獄門同好会
- 2025.09.11
-
Bye-Bye-Handの方程式
YOASOBI
The Birthday
w.o.d.
MONOEYES
THE GET UP KIDS
TOOBOE
鶴 × ONIGAWARA
- 2025.09.12
-
Aooo
ナナヲアカリ
神聖かまってちゃん
TOOBOE
w.o.d.
ビレッジマンズストア
YOASOBI
THE BOHEMIANS × the myeahns
the band apart (naked)
Rei
Awesome City Club
"LIVEHOLIC 10th Anniversary series~この声よ君の元まで!!〜"
- 2025.09.13
-
cinema staff
ヤバイTシャツ屋さん / UNISON SQUARE GARDEN / sumika ほか
神はサイコロを振らない
The Birthday
AIRFLIP
神聖かまってちゃん
This is LAST
GRAPEVINE
佐々木亮介(a flood of circle)
四星球 / 藤巻亮太 / eastern youth / 踊ってばかりの国 ほか
Creepy Nuts
KING BROTHERS
崎山蒼志 / moon drop / SPARK!!SOUND!!SHOW!! / ExWHYZ ほか
"ナガノアニエラフェスタ2025"
WtB
PIGGS
TOKYOてふてふ
LACCO TOWER
安藤裕子
GOOD BYE APRIL
The Biscats
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
"New Acoustic Camp 2025"
wacci
- 2025.09.14
-
セックスマシーン!!
ビレッジマンズストア
AIRFLIP
TOOBOE
THE BOHEMIANS × the myeahns
flumpool / 三浦大知 / コブクロ / C&K
ガガガSP / GOING UNDER GROUND / 日食なつこ / LOVE PSYCHEDELICO ほか
ナナヲアカリ
WtB
Academic BANANA
Creepy Nuts
打首獄門同好会 / GLIM SPANKY / yama / bokula. ほか
KING BROTHERS
"ナガノアニエラフェスタ2025"
センチミリメンタル
mzsrz
ぼっちぼろまる
SIRUP
Maica_n
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
"New Acoustic Camp 2025"
Mirror,Mirror
- 2025.09.15
-
セックスマシーン!!
cinema staff
Bye-Bye-Handの方程式
WtB
ビレッジマンズストア
Kroi
GRAPEVINE
Appare!
THE CHARM PARK
TOKYOてふてふ
緑黄色社会 / 04 Limited Sazabys / キュウソネコカミ / Hump Back ほか
羊文学
PIGGS
DYGL
THE SMASHING PUMPKINS
FOUR GET ME A NOTS
Bimi
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
FIVE NEW OLD
eill
UNFAIR RULE / Blue Mash / ペルシカリア / ポンツクピーヤ
アーバンギャルド
NOIMAGE
- 2025.09.16
-
THE CHARM PARK
THE BOHEMIANS × the myeahns
MONOEYES
Aooo
コレサワ
Laughing Hick / アンと私 / つきみ
"LIVEHOLIC 10th Anniversary series〜NEWIMAGE〜"
- 2025.09.17
-
YOASOBI
THE ORAL CIGARETTES
DYGL
Mirror,Mirror
Hump Back
a flood of circle
THE SMASHING PUMPKINS
ガラクタ / 東京、君がいない街 / Fish and Lips
点染テンセイ少女。
- 2025.09.18
-
YOASOBI
キュウソネコカミ
LAUSBUB
DYGL
Mirror,Mirror
MONOEYES
終活クラブ
TOOBOE
THE SMASHING PUMPKINS
椎名林檎 / アイナ・ジ・エンド / 岡村靖幸 ほか
打首獄門同好会
the paddles / DeNeel / フリージアン
otona ni nattemo / 南無阿部陀仏 / ウェルビーズ ほか
- 2025.09.19
-
THE ORAL CIGARETTES
a flood of circle
UVERworld
セックスマシーン!!
Bye-Bye-Handの方程式
Redhair Rosy
たかはしほのか(リーガルリリー)
終活クラブ
あたらよ
Aooo
KING BROTHERS
bokula. / 炙りなタウン / Sunny Girl
The Birthday
- 2025.09.20
-
カミナリグモ
Lucky Kilimanjaro
TOOBOE
GRAPEVINE
This is LAST
LACCO TOWER
WtB
キュウソネコカミ
reGretGirl
岸田教団&THE明星ロケッツ
ASH DA HERO
THE SMASHING PUMPKINS
Miyuu
竹内アンナ
ぜんぶ君のせいだ。
PAN / SABOTEN
SHE'S
"イナズマロック フェス 2025"
LAUSBUB
渡會将士
Plastic Tree
ヨルシカ
cinema staff
Broken my toybox
あたらよ
大森靖子
04 Limited Sazabys / 東京スカパラダイスオーケストラ / ザ・クロマニヨンズ / 奥田民生 / ヤングスキニー ほか
ART-SCHOOL
AIRFLIP
"NAKAYOSHI FES.2025"
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
GOOD ON THE REEL
クジラ夜の街 / Dannie May / 終活クラブ / アオイロエウレカ(O.A.)
フラワーカンパニーズ
- 2025.09.21
-
ExWHYZ
HY
豆柴の大群
TOOBOE
カミナリグモ
LACCO TOWER
The Biscats
WtB
キュウソネコカミ
envy × OLEDICKFOGGY
Plastic Tree
Broken my toybox
ぜんぶ君のせいだ。
THE SMASHING PUMPKINS
アルコサイト
ART-SCHOOL
星野源
"イナズマロック フェス 2025"
岸田教団&THE明星ロケッツ
TOKYOてふてふ
ヨルシカ
竹内アンナ
GRAPEVINE
大森靖子
ACIDMAN / GLIM SPANKY / Dragon Ash / go!go!vanillas / Omoinotake ほか
LAUSBUB
Devil ANTHEM.
peeto
KING BROTHERS
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
GOOD ON THE REEL
超☆社会的サンダル / さとう。 / ルサンチマン / SENTIMENTAL KNOWING(O.A.)
PIGGS
RELEASE INFO
- 2025.09.06
- 2025.09.09
- 2025.09.10
- 2025.09.12
- 2025.09.17
- 2025.09.19
- 2025.09.24
- 2025.09.26
- 2025.10.01
- 2025.10.03
- 2025.10.05
- 2025.10.08
- 2025.10.10
- 2025.10.11
- 2025.10.12
- 2025.10.14
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
ExWHYZ
Skream! 2025年08月号