Japanese
オワリカラ
2010年08月号掲載
Member:タカハシヒョウリ(Vo&Gt)
Interviewer:山田 美央
今、東京・新宿で沸々と盛り上がりを見せているシーン、TOKYO NEW WAVE。そのシーンの先陣を切っているのがオワリカラだ。タカハシヒョウリを核として突出したメンバーが己の個性をぶつけ合う、生々しいライヴが印象的な彼ら。各夏フェスへの出演、ワンマン・ライヴと目まぐるしい活動の中、待望の1stアルバム『ドアたち』がリリースされる。激動の最中、オワリカラの見つめる“今”と“これから”について、タカハシヒョウリを直撃した。
-生の音で触れていたであろう80、90年代のロックを飛び越えて、60、70年代の音楽により色濃く影響を感じます。まずは、バンドのバックグラウンドについてお聞かせください。
オワリカラは、メンバー四人の音楽のバックグラウンドが本当にバラバラだから、なんというかバンド全体でコレという影響を受けた物はあまりないです。四人の必殺技の出し合いで成り立ってるバンド、という感じなので。僕はボウイや陽水とか、ベースの津田君はフリー・ジャズやアヴァンギャルドから川本真琴、鍵盤の亀田君はダフトパンクから緻密なポップスまで、めちゃくちゃなんです。
-なるほど。これまでの企画などを見ていても、あがた森魚との対バンなど自分たちのいいと思ってる音楽を積極的に若い世代に伝えようとしている印象を受けます。自分たちの音楽の中に取り込んでいる音を広く聴いてもらいたいと思う気持ちは強いのでしょうか?また、自分たちの音楽が世の中に与える影響はどんなものであって欲しいでしょうか?
僕はロックバンドというのはドアみたいなものであってほしいな、と思っています。自分の高校時代とか、僕は音楽を通して、それまでにない新しい感覚をもらったし、そこからつながるいろいろな文化に、自分の知らない世界があるんだ!と本当にワクワクさせられました。僕の音楽も誰かにとって、新しい感覚でも、新しい音楽でも、新しい友達でも、なんか新しいつながりになるドアのような物になったらすごくうれしいです。
-最近、オワリカラがサイケデリック・ロックにカテゴライズされているのをよく見ますが、個人的にはかなりロック色が強いように思います。ご自身では“オワリカラ”というバンドをどのように捉えているのでしょうか?
オワリカラは“自分の思うロック・バンドをやりたい”という気持ちで組んだバンドです。僕の思うロック・バンドというのは音楽性というより、そのたたずまいのことです。四人のメンバーが100%ずつを持ち寄ってぶつかり合い、400%になってしまっているというイメージ。メンバーひとりひとりがバンドのコアになるようなミュージシャンで、それが四人集まっている、それこそレッドツェッペリンのようなバンド。それがオワリカラです。
-Far FranceやSuiseiNoboAzなど同じ方向を向いて活動している “TOKYO NEW WAVE”。 このシーンに共通しているのは、ものすごく実直で熱いと同時に、核にあるものは実は結構醒めたリアリズムだと思います。でも、ライヴを見ると分かるように、決して諦めがあるわけでもなく、その絶妙な振り切れ方が聴く人を揺さぶる原動力なのかな、と思います。
“TOKYO NEW WAVE”のバンドは全バンドが違うヴィジョンで音楽をやっています。ほかのバンドはわからないけど、オワリカラはできるだけ正直な目線で音楽もライブもやりたいと思っています。僕はライブハウスでのライトに包まれて輝かしい時間はもちろん、それが終わることも、機材が片づけられて、ただの地下室になるまでも全部音楽にしたい。それは絶望をことさらに投げかけるのでもないし、見せかけのハッピーを歌うのでもない、その表裏一体のところを音楽にできたら、それが今の自分には一番正直な物だと思っています。そのうえで聴いてる人にポジティブな物を与えられたら、と思っています。
LIVE INFO
- 2025.11.25
-
打首獄門同好会
Another Diary
すなお
シベリアンハスキー
The Ravens
chilldspot
- 2025.11.26
-
Dios
桃色ドロシー
ザ・クロマニヨンズ
シベリアンハスキー
TENDRE
UVERworld
PEDRO
BLUE ENCOUNT
material club
Mirror,Mirror
Galileo Galilei
chilldspot
- 2025.11.27
-
打首獄門同好会
MONOEYES
Cody・Lee(李)
moon drop
桃色ドロシー
オレンジスパイニクラブ
OKAMOTO'S
ザ・クロマニヨンズ
TENDRE
Another Diary
cakebox(シノダ/ヒトリエ)
PEDRO
Tempalay
あたらよ
- 2025.11.28
-
Galileo Galilei
優里
BLUE ENCOUNT
go!go!vanillas
怒髪天
DJ後藤まりこ × クリトリック・リス
VII DAYS REASON
Dios
崎山蒼志
凛として時雨
ズーカラデル
コレサワ
SHERBETS
Another Diary
cakebox(シノダ/ヒトリエ)
ポルカドットスティングレイ
おいしくるメロンパン
sajou no hana
NEK!
CENT
OKAMOTO'S
meiyo
RAY
reGretGirl
- 2025.11.29
-
ビレッジマンズストア
Appare!
YOASOBI
NEE
暴動クラブ
brainchild's
Cody・Lee(李)
キタニタツヤ
優里
くるり
TOKYOてふてふ
MONOEYES
キュウソネコカミ
moon drop
THE BACK HORN
androp
The Biscats
フレデリック
チリヌルヲワカ
怒髪天
eill
LOCAL CONNECT
wacci
LACCO TOWER
大橋ちっぽけ
BLUE ENCOUNT
ドラマチックアラスカ
アーバンギャルド
ねぐせ。
ExWHYZ
UVERworld
フラワーカンパニーズ
愛美
浪漫革命
東京スカパラダイスオーケストラ
BACK LIFT / 魔法少女になり隊 / LEEVELLES / パピプペポは難しい ほか
Bentham
MONO NO AWARE
NANIMONO
カミナリグモ
9mm Parabellum Bullet
PIGGS
- 2025.11.30
-
ビレッジマンズストア
YOASOBI
NEE
TOKYOてふてふ
凛として時雨
キタニタツヤ
崎山蒼志
くるり
キュウソネコカミ
moon drop
SHERBETS
THE BACK HORN
TENDRE
アーバンギャルド
the paddles
秋山黄色
TOMOO
LACCO TOWER
ドラマチックアラスカ
LUCY
ExWHYZ
Maki / SIX LOUNGE / w.o.d. / KUZIRA / TETORA
UVERworld
フラワーカンパニーズ
ポルカドットスティングレイ
NANIMONO
ズーカラデル
ぼっちぼろまる×ポップしなないで×ぜったくん
コレサワ / ヒグチアイ / のん / ひぐちけい
miwa
MONO NO AWARE
Conton Candy
JYOCHO
離婚伝説
- 2025.12.02
-
RADWIMPS
LONGMAN
Dios
RAY
マカロニえんぴつ × DISH//
私立恵比寿中学
GLIM SPANKY
SUPER BEAVER
IneedS
- 2025.12.04
-
TENDRE
LEGO BIG MORL
私立恵比寿中学
SHERBETS
Homecomings
アーバンギャルド
キュウソネコカミ
吉井和哉
Hakubi
- 2025.12.05
-
桃色ドロシー
私立恵比寿中学
moon drop
ポルカドットスティングレイ
ザ・クロマニヨンズ
NANIMONO
eill
Laughing Hick
崎山蒼志
さかいゆう / 望月敬史 / L'OSMOSE(O.A.)
flumpool
とまとくらぶ
Another Diary
岡崎体育
Rei
ズーカラデル
打首獄門同好会
- 2025.12.06
-
キュウソネコカミ
AIRFLIP
ザ・クロマニヨンズ
凛として時雨
OKAMOTO'S
BLUE ENCOUNT
indigo la End / a flood of circle / Galileo Galilei / go!go!vanillas ほか
Cody・Lee(李)
brainchild's
LEGO BIG MORL
NANIMONO
怒髪天
ねぐせ。
CVLTE
UVERworld
eastern youth
キタニタツヤ
優里
Kroi / Jeremy Quartus(Nulbarich) / BREIMEN / luv
flumpool
チリヌルヲワカ
Aooo
Mirror,Mirror
心愛 -KOKONA-
THEラブ人間 / ビレッジマンズストア / 忘れらんねえよ / KALMA ほか
フラワーカンパニーズ
Ryu Matsuyama
MyGO!!!!!
- 2025.12.07
-
ぜんぶ君のせいだ。
崎山蒼志
キュウソネコカミ
MOSHIMO
moon drop
ポルカドットスティングレイ
凛として時雨
BLUE ENCOUNT
AIRFLIP
OKAMOTO'S
sumika / マカロニえんぴつ / Kroi / ズーカラデル ほか
NANIMONO
怒髪天
Devil ANTHEM.
ACIDMAN
eastern youth
小林私
UVERworld
優里
秋野 温(鶴)
LACCO TOWER
OAU
the telephones
BIGMAMA
フラワーカンパニーズ
9mm Parabellum Bullet
PENGUIN RESEARCH
トゲナシトゲアリ × RAISE A SUILEN
- 2025.12.08
-
ザ・クロマニヨンズ
BLACK COUNTRY, NEW ROAD
RAY × きのホ。
ドラマチックアラスカ
PACIFICA
シベリアンハスキー
雨のパレード
never young beach
RELEASE INFO
- 2025.11.26
- 2025.11.27
- 2025.11.28
- 2025.11.29
- 2025.12.01
- 2025.12.03
- 2025.12.05
- 2025.12.10
- 2025.12.12
- 2025.12.17
- 2025.12.20
- 2025.12.21
- 2025.12.24
- 2026.01.01
- 2026.01.07
- 2026.01.09
FREE MAGAZINE

-
Cover Artists
ザ・クロマニヨンズ
Skream! 2025年11月号










