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DISC REVIEW

LANDER

5thミニ・アルバム『GUZMANIA』から半年で発表するアルバム。人の心を天体に見立て、遠く離れた人々の心に自分たちの音楽を届ける"着陸船"=LANDERというテーマのもと、人生の様々な場面を、ユーモアとペーソスを交えながら、あくまでもポ

PHOENIX

2020年第1弾シングルにして、バンドにとって3期目のTVアニメ"ハイキュー!!"OP曲「PHOENIX」。これまでの「FLY HIGH!!」や「ヒカリアレ」は、アニメの登場人物やリスナーの背中を押すような疾走感のある曲だが、今回は闘いに臨

ユースレスマシン

"ネバーエンディング思春期"を掲げ、あの日、あのときの思いをヴィヴィッドに、センチメンタルに、不甲斐ない自分もダダ漏れに痛快なロックンロールに仕立てるハンブレッダーズが、本アルバムでメジャー・デビューを果たす。社会人としての道を選び、昨年サ

KEEP THE FLAME

通算6枚目で移籍第1弾となるアルバム。心機一転の意味合いもあるだろうか、心の火を灯し続ける1ダースの曲が収録された。メロディック・シーンの男女ツインVoの草分けと言っていいフォゲミ。哀愁交じりのグッド・メロディの泣きや歓喜をブーストさせ、そ

Eureka

広く世界を見渡す視野とドメスティックな音楽の良さを突き詰め生まれた眩い輝きが、日本のみならず、世界でも高い評価を得た3人組、レルエの1st EP。EDMや00年代のニュー・レイヴのアッパーでゴージャスな音色、ロックのダイナミズム、モダンなポ

おれは錯乱前戦だ!!

前作『ランドリー』が、限定店舗/会場のみでのリリースながら徐々に店舗を拡大し話題を集めた5人組、錯乱前戦。そこから1年、大型フェスのみならず、新木場STUDIO COASTで行われたSUPER BEAVER主催企画や、ザ50回転ズとの対バン

Prover / Tell me

ハスキーで海外のR&B系ヴォーカリストのような存在感を持つ声で異彩を放つmilet。桑田佳祐がデビュー曲を2019年邦楽シングルの1位に選出したほどだ。早くも5作目のEPである今回。"証明者"を意味する「Prover」は力強いピアノ・リフが

NIPPONNO ONNAWO UTAU BEST2

TVアニメ"メガロボクス"EDテーマ「かかってこいよ」、NHKドラマ10"ミストレス~女たちの秘密~"主題歌「ばけもの」など、メジャー・デビュー後に発表された名曲たちをまとめた、2枚目のベスト。集大成的な作品であるのはもちろんだが、ここに新

ピースの報せ

"こっちおいで"と、いきなりシンガロングへと巻き込み、"僕らは革命児"と宣言する「革命児」が1曲目という時点で、圧倒的な勝利を証明するユレニワの1stアルバム。"神も仏も殺してやる"と歌いながらも楽しいハンド・クラップが似合う「遺書」で戸惑

Midnight Habit

2017年に現体制となった神戸発の3ピース、the cibo。真夜中の習慣と冠した今作では時間も、夢と現との感覚も曖昧な深い夜のときを描く。もつれ合っている記憶と感情をひとつずつ丁寧に解いて、大事な思い出としてラベリングをしたり、あるいは煮

Da®win

エレクトロ・ガールズ・バンド IRIS MONDO、待望の1stアルバム。キラキラと弾ける骨太なエレクトロ・サウンドは、まっすぐなロック・バンド的アプローチから、目の前に物語が浮かび上がってくるような雨音や水の音まで、様々な音像を飲み込んで

犬の王様

ドレスコーズ、挫・人間ら擁するスプートニクラボが自信を持ってデビューさせる福岡在住、平均年齢21歳の男女混成の3ピース・ロックンロール・バンドによるデビュー作。パンクという言葉も使いたくなる演奏は若さゆえとも言えるが、メロコアの影響も受けて

Shout Baby

大人気アニメ"僕のヒーローアカデミア"第4期第2クールのエンディング・テーマに抜擢されている、緑黄色社会のニュー・シングル。長屋晴子(Vo/Gt)がすうっと息を吸うところからはじまり、"変わりたい"という宣言でサッと終演――そんなオープニン

サイドストーリー

キャリア初のデジタル・バンドル・アルバム。これまでのオリジナル・アルバムの特典などで発表してきた音源に、中国の人気SSW 汪苏泷のカバー曲「in my youth」とバンドでリアレンジした「首すじごしのアイラブユー」の新録を収録している。「

ブラクラ

4thアルバム『OSジャンクション』から約1年4ヶ月ぶりとなる5thアルバム。バンドの特色のひとつであるミクスチャー・カオスを見事痛快にアップデートした「ソモサン・セッパ」から、甘酸っぱいメロディとポップネス、ロマンチシズム溢れる「一生のお

Smile

荘厳なストリングスと軽いビートが不思議と溶け合う「LEO」、心躍るイントロから息急き切るように歌い出す「レーゾンデートル」(直訳すれば"存在意義")、爽やかさに胸を撫で下ろしながら曲名を見てみるとハッとする「虚の記憶」、めくるめく音色とメッ

ULTRANOVA

大阪発のPulse Factoryの新作は、1stアルバムにして多くの挑戦をした作品だ。ライヴを重ね、自主制作の作品を全国流通し、サーキット・イベントを主催するというバンド発信の活動を真摯にし、それに恥じない熱くスケール感溢れるロック・サウ

理 -kotowari-

なぜ彼/彼女は、そんなに生きづらいのか――テーマやメッセージは全5曲それぞれに違っても、聴き終わったときに残る強烈な印象は、それ。そこに共感が生まれるからこそ、15年結成の福岡出身の4人組ロック・バンドは、こうしてめきめきと頭角を現してきた

にんげん

1stアルバムにはバラエティ豊かな曲調で13曲が収められていたが、本作ではその中の"エモくてカッコいい"方向に舵を切ったような印象だ。表題曲「にんげん」は、躊躇する気持ちと、それを奮い立たせて前に進もうとする意志を、疾走感溢れるバンド・サウ

LOOKiE

モザイクの掛かったインパクト大のジャケット(とタイトル)が目を引くが、その衝撃度にまったく見劣りしない傑作が誕生した。そんな2ndアルバムの随所から感じられるのは、90年代ミュージックの香りだ。リード曲は「BASKET BOX」。90年代パ