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DISC REVIEW

ユメミグサ

ブルエン2020年3曲目の表題は、ファンにお馴染みになった、住野よる原作の映画"青くて痛くて脆い"の主題歌である"ユメミグサ"。苦味や悔しさを含んだ10代を振り返るようなサビの歌始まり、青春を彩るようなギター・リフとそれに寄り添うようなスト

RINNE

自主企画は軒並みソールド、名古屋発の3ピース Makiによる1stフル・アルバム。彼らがライヴハウスで培ってきたバンド・サウンドはこれまで以上に鋭く磨き上げられており、ライヴハウスで観たい欲がかき立てられる。バンドの進化が明らかに感じられる

すれ違い / 環状線 / 悲しみが消える頃 / 19

初の全国流通盤『想い出にメロディーを』から約1年4ヶ月ぶりとなる、大阪発の3ピース、ザ・モアイズユーの新曲は、4ヶ月連続の配信リリース。恋に臆病な情けない男のダンス・ナンバー「すれ違い」を皮切りに、誰かと比べてしまう弱さと葛藤するギター・ロ

STRAY SHEEP

アルバムとしては実に2年9ヶ月ぶりとなる『STRAY SHEEP』。破格の大ヒットを記録した「Lemon」をはじめ、既発シングル「Flamingo」、「馬と鹿」や、楽曲提供でも話題になった「パプリカ」、「まちがいさがし」のセルフ・カバーを含

HELLO EP

かけがえのないものと出会ったときに湧き上がる、霧を晴らして臆病に縮まっていた気持ちを深呼吸させてくれる温かさで、幸福感に満ちる「HELLO」。朝の情報番組のテーマ曲でもある清々しさがあり、またこのバンドらしいナイーヴさと反骨心もその歌に宿す

note

女優としてのみならず、歌手としても活躍している上白石萌音の初オリジナル・フル・アルバム。橋本絵莉子、YUKI、n-buna(ヨルシカ/Composer)、GLIM SPANKY、内澤崇仁 (androp/Vo/Gt)、水野良樹 (いきものが

4

ヒトリエが"4人だから"とシノダ(Gt/Cho)が名付けたバンド初のベスト・アルバム『4』。メンバー自身が選曲した26曲に、wowaka(Vo/Gt)のボカロ代表曲「ローリンガール」のライヴ音源を加えた、全27曲がリマスタリングされ、2CD

ヒカリナキセカイ

吠えろ、挑め、燃やせ――表題曲の約4分、一貫してそう猛々しく叫ぶWOMCADOLEは、相変わらず手加減というものを知らないバンドだ。"いつか差し込む/あの光を信じろ"と強引なまでに我々を奮い立たせる気迫は、かつての当たり前を失い絶望と隣り合

浪漫

"人生は不条理で溢れてるけど、意外とロマンチックなんだよ"。そんな言葉を伝えたかったという、PEDROの2ndフル・アルバム。全編通してガレージ、オルタナを軸にしたロック・サウンドがカッコいいなかで、とりわけ注目すべき点は、「浪漫」と「へな

来ないでワールドエンド

BiSHのアユニ・Dによるソロ・バンド・プロジェクト PEDROの1stシングル。表題曲は、アユニ・Dのベース、田渕ひさ子(NUMBER GIRL/toddle)のギター、毛利匠太のドラムが三位一体となった、今やPEDRO節とも言えるガレー

憂鬱も愛して

コレサワがデビュー前に会場限定で販売していた自主制作盤のタイトル・トラック「憂鬱も愛して」。入手困難だった同曲が6年の時を経てリアレンジされ、初CDシングルとして発表された。いつだって様々な理由で、それぞれの憂鬱を抱える人がいる。そんななか

青嵐のあとで

数々のヒット・ソングを手掛ける作曲/作詞家 渡辺 翔。作詞/作曲、ベーシスト、SSWと幅広く活動するキタニタツヤ。実力派ヴォーカリスト sanaを擁するsajou no hanaは、もはやバンドと言うよりクリエイター集団と言ったほうがしっく

太陽

結成以来、一貫して"踊ろう"と打ち出してきた彼らだが、ダンスはダンスでもこう来たか! という「太陽」。南米の部族的なビートから始まりつつ、サビでは"さぁ踊らにゃ損!/踊れや!ほいやっさ!"と神輿の掛け声のような言葉を乗せる展開には驚きだ。注

皆空色

収録曲3曲が先行配信され、少しずつその全貌が見え始めたメジャー・デビュー・アルバム『皆空色』。予測不能な曲展開は健在。だが決して振り回される感覚ではなく、ジャンルの垣根を悠々と行き来する軽やかな足取りにむしろ惚れ惚れする。ハスキーで成熟した

レイドバック

昨年開催した初の東京/大阪でのワンマン・ライヴがソールド・アウトするなど、注目を集めているバンド、EasycomeがEP『レイドバック』をリリース。本作には、タイトルの通り、ゆったりとしたオールドスクールな極上ポップスが凝縮されている。ナイ

Feature EP

01年1月、田村昭太(Vo/Gt/Key)を中心に結成。以来、彼のソロ・ユニットとバンド・スタイルを行ったり来たりしながら活動してきたblgtz(ビルゲイツ)が、前作から9年ぶりにリリースするCDは、4人の正式メンバーとレコーディングした全

Certified Heavy Kats

2019年夏に8thアルバム『Wallop』をリリースしたばかりの!!!が、1年足らずの新作となるデジタルEPを発表した。今回は『Wallop』のチルな雰囲気を引き継ぎつつ、様々なクラブ・ミュージックをさらに大胆に取り入れた作風に。2ステッ

Zeros

デビューするや否や、矛盾と葛藤に満ちたこの世界を見据えた舌鋒鋭いプロテスト・ソングが歓迎され、社会派と謳われたイギリスのシンガー・ソングライター。デビューから3年。21歳になった彼がリリースした2ndアルバムは、楽曲の多彩さに可能性を見いだ

Jump Rope Gazers

女性ヴォーカル擁するニュージーランドはオークランド出身のバンド、THE BETHSの2ndアルバム。2018年のデビュー・アルバム『Future Me Hates Me』で得た成功への葛藤から生まれたという本作は、前作で見せた躍動感溢れるキ

Futures

配信シングル「NEW HORIZON」、「Dream in the Dark」を含む2枚組全20曲収録の今作は、ナッシングス初のセルフ・カバー・ベスト盤。ライヴで磨き込まれ、強度を増したサウンドでリテイクされた最新のナッシングスがパッケージ