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COLUMN

夜の本気ダンス 米田貴紀の「ディスク男(マン)!」【第7回】

2017年03月号掲載

夜の本気ダンス 米田貴紀の「ディスク男(マン)!」【第7回】

The Cardigans / Emmerdale

90年代スウェディッシュポップブームの立役者であるThe Cardigansの1stアルバム。 なーんか無性におしゃれでポップなロックが聞きたい時って無いですか?
そんな時はThe Cardigansに限ります!特にこの1stアルバムは格別です。

僕が初めてThe Cardigansを聞いたのは高校生の頃です。行きつけの散髪屋のお兄さんから薦めてもらったのがきっかけでした。衣服の種類をバンド名にするなんてめっちゃ洒落てるやん!素敵!と単純な僕はすぐさま音源をゲットしに行きました。最初に2ndのLifeというアルバムを聞いたのですが、そちらにはCarnivalという日本でもCMで使われた有名な曲が入っていたり、とても耳馴染みの良い音楽だなという印象を受けました。そこからこの1stを聞いたのですが、まずアルバム全体を通していえる事なんですが、2ndよりも音が優しい。アコースティックなロックですね。おしゃれでポップとはいえ都会感は全く無く、田舎感が全体的に漂っています。1stアルバムだからこその、まだ何にも染まってない初々しさも感じ取る事ができます。
昔は2ndのほうが好きだったんですが今は断然1st派です。
あと、このアルバムは有名なプロデューサーであるトーレ・ヨハンソンの名を広めた1枚としても非常に意味のあるアルバムですので是非聞いてみてください。