Japanese
ビレッジマンズストア
2025年10月号掲載
Member:水野 ギイ(Vo)
Interviewer:サイトウ マサヒロ
20周年の締めくくりみたいな捉え方ではなくて 挑戦する前触れにしたい
-それを楽曲で語れているっていうのがめちゃくちゃ素晴らしいですね。
でも、作るときは結構怖かったんですよ。サビの歌詞とか、マジでシンプルだから。俺は、ちょっと意味が伝わりづらいくらいの言葉が好きなんです。だけど、このサビのメロディに4文字入れるっていうときに、"このまま"しかないなって。すげぇまっすぐな言葉だから怖いけど、これで行こうと。
-20周年のタイミングで言いたいことって、結局"このまま"の4文字だったのかもしれない。
そう! だから、歌詞の中で一番最初に書けたのが"このまま"。どう変わっていくかじゃなくて。一番キャッチーな部分から歌詞が決まったのは新しい生まれ方だったというか。
-そのストレートさにビビりつつ。
ビビったビビった。でも、すごく考えた上でやったことだから。
-"このまま"の後に"隠した湿度が枯れるまで"と続くのも絶妙ですね。湿度、隠してたんだなと思いました。
いや、隠しとるわい(笑)。出ちゃってるけど。人間の生々しい部分ってだんだん枯れていくものだけど、それがある内はこのままでいたい。
-サウンドとしては、『「遊撃」』での発見が反映されていたりもするのでしょうか?
それは大きいかも。再録でベストを出すにあたって"生々しく行きましょう"となった時点で、今のバンドの方向性が決まってて。『「遊撃」』で今の自分たちの音ができたから、それを崩さないようにしました。レコーディングも、前回は祐太朗だけ別の場所で録ってたんだけど、今回は名古屋で一緒にやって。
-デモはツアー中のホテルでも作れるっていう話でしたけど、やっぱりレコーディングはガッと集まってやるのが重要なんですね。
みんなで"今のはこうだったね"っていう判断ができる時点で生々しさが変わってきますからね。
-じゃあ、アレンジに関しても意見交換をしながら進んだ?
そう。ベースなんてほぼ全部勝手に作ってもらったし、メインのリフもほぼ口出ししてない。
-ギターのリフ、ニュアンスが出てていいですね。
でも、本人が不安になるぐらい同じことをさせた(笑)。曲全体があのリフで構成されてるっていうくらいの頻度で出てくるから、ギタリストは不安になるだろうけど、絶対変えないでそのまま行ってくれって。そこは意識してわざとやりました。
-その他のパートもシンプルながらそれぞれの個性がしっかりと際立ってます。
楽器が主張してくれないシンプルさはうちのバンドっぽくないから。なんなら音がぶつかってもいいっていうくらいのガチャガチャ感を演出したくて。
-さて、10月5日からはワンマン・ツアー"「ファイナルアルティメット御礼参り」"が始まります。
今までやってた"「アルティメット御礼参り」"から地続きのツアーではあるんですよ。ほぼツーマンでやってきて、本当に好きなバンドやリスペクトしてるバンドとどう対峙しようっていうのを毎回考えて。お客さんも自分たちも、その熱量を保存したままワンマンに臨めるっていうツアーだから......怖~、みたいな。
-怖いんだ(笑)。"楽しみ~"って言うのかと。
ははは(笑)。やっぱり、期待以上を見せないとって思うから。あとはこの新曲をどう育てるかっていう課題もあるし。何せ、今回のツアーは次に繋がるつもりでやるから。ここで生まれた熱をこれからのバンドの指針にしなきゃいけないと思ってる。ベストが出てみんながライヴで熱くなれるタイミングだから、これからもそれをキープしたい。これからビレッジマンズストアがどうなっていくかっていうのを確かめてもらってもいいと思うし、ここでこういうバンドなんだって知ってもらうのも嬉しい。とにかく、これからも楽しみだなって思ってもらえるようにしないと。20周年の締めくくりみたいな捉え方ではなくて、挑戦する前触れにしたいです。
-「Teenage Zombies」がこのタイミングで出たっていうことは、20周年イヤーが終わっても、ちっとも燃え尽きるつもりはないんだろうなって、きっと皆さんに伝わってると思います。
本来だったらもっと壮大に、大団円みたいな曲をやるべきなのかもしれないけど、それは違うなと。むしろ"行こうぜ!"っていうのが俺たちっぽくて面白いしカッコいいから。やっぱり常に期待してもらいたい。
-この先のヴィジョンも見据えていると。
だから今回のツアーは、総決算とともにこれからの展望を見せていくよっていう。で、これからも挑戦を続けないといけない。具体的に言うならば、音源ももっと楽しみにしてもらえるテンポ感でリリースしないといけないし。とにかく今の熱をなくしたくないっていう思いが強いから。なおかつ、今までやってこなかったこともどんどんやって。あとはシンプルに大きい会場でライヴをするのは大事なことだなって。俺、あんまり会場の大きさとか客入りを意識してこなかったんですよ。なんならソールド・アウトしないほうが、観たい人が全員来れるからいいって言ってたんだけど、それは違うなと。全員が来れて良かったね、じゃ想像の範囲内でしかないから。お客さんに喜んでもらうためには、想像よりも上に行かないといけない。って、普通のバンドがみんなやってることなんだけど(笑)。案外それをやってこなかったから。当たり前なのかもしれないけど、挑戦する。やっとバンドのスタートラインに立ったみたいな。
-文字通り、ティーンのバンドがやってるようなことに挑戦してこうぜっていう。
そうそう。俺等も20歳のバンドだから(笑)。
RELEASE INFORMATION
ビレッジマンズストア
5th DIGITAL SINGLE
「Teenage Zombies」

[Living,Dining&kitchen Records]
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