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INTERVIEW

Japanese

バブルバビデガム!!

2023年09月号掲載

バブルバビデガム!!

Member:姫宮 いちご 愛乃 なの 優妃 さゆ 甘夢 りぼん 釈迦力 まひな 青蓮寺 うるる 七音 そら 羽飛 ねう

Interviewer:宮﨑 大樹

髪型、背丈、見た目、中身、どこを見ても誰とも被らないのがバブガの強み


-なんですか、その振付(笑)。

優妃:ファンの人と私たちでやるんです(笑)。みんなで肩を組んで。歌詞には入っていないのでライヴでしか観ることができないんですよ。

甘夢:あとは「ばぶちゃん最強伝説」(2022年3月リリース)もバブガらしい曲かな。ここまで話に出た曲とは真逆のタイプの曲なんです。一見なんの意味も持っていなさそうな、ちょっと子供っぽい曲なんですけど、よく歌詞を見るとサビの部分とかでいいことを言っていて。"いくつになっても、子供の頃の夢を忘れずに楽しもう"みたいな意味が込められているんです。そういうところからも、バブガの元気とかポジティヴな部分は伝わるかなと思っています。

-バブルバビデガム!!になってからの楽曲で、アイスクリーム夢少女からグループの見せ方が変わったところもありますか?

甘夢:私が思うにアイデレ(アイスクリーム夢少女)が白い光だとしたら、バブガは虹の光みたいな感じで。カラフルな光が飛んでいるイメージなんです。

七音:個性を大事にしていて、8人いても誰もキャラが被っていないというか。髪型、背丈、見た目、中身、どこを見ても誰とも被らないのがバブガの強みかなと思っていて。

-カラフルな光というのはわかりやすい表現ですね。楽曲にしても、ここ最近の曲はものすごく個性的な曲が続いていて、例えば取材時点(※8月下旬)でMVが公開されている中での最新曲「夜露死苦卍芭武我列伝」(2023年6月リリース)は、ヤンキーをテーマにした楽曲です。

姫宮:こんなに我が強い曲を貰えるアイドルなんて、なかなかいないですよね。

七音:一番イメージと遠いさゆさんが総長をやっていて(笑)。

優妃:一番清楚なんですけど、総長をやっていました。みんなに役割があって、面白い曲です。

羽飛:衣装も特攻服で(笑)。

釈迦力:一見厳つい曲だけど、かわいい声の人たちがいるおかげで柔らかくなるというのが、バブガの良さというか、ひとつの特徴かなって。わちゃわちゃしたうちらがやるからこそ、唯一無二の曲になったのかなと思います。

甘夢:うん。バブガにしかできない曲ですね。

-みなさんが歌うと、どんな曲でもポップな色がつくんでしょうね。

愛乃:事務所のスタッフさんから"他のグループは黒って感じが多いのに、あなたたちだけすごくカラフルだよね"って言われたりするんです。

-事務所にはたくさんの個性的なグループがいますけど、その中で"バブガはここだけは負けない"というストロング・ポイントは、そういうところですか?

羽飛:馬鹿らしいことを全力でやるところが一番強いグループかなって私は思います。特攻服を着てオラオラ言うとか、筋トレみたいな歌とか、馬鹿っぽく見えることもそれを恥ずかしがらずに、おっしゃ! って全力でできるところが強いんじゃないかなと。

七音:幅の広さもバブガの良さかなと思って。バラードもあるけどヤンキーもやっちゃうとか、ポップな曲からかわいい曲、いろんな人に刺さる楽曲を持っていると思いますね。ひとつのジャンルにとらわれない。