Japanese
SPARK!!SOUND!!SHOW!!
2021年07月号掲載
Member:タナカユーキ(Vo/Gt) チヨ(Ba/Cho) タクマ(Syn/Gt/Cho) イチロー(Dr/Cho/169)
Interviewer:秦 理絵
-デザイン担当はお馴染みのMargtで、そこに原田ちあきさんの書き下ろしイラストも加わったわけですけど、どんなかたちで制作は進んだんですか?
チヨ:初めに、僕とMargtとちあきちゃんで、こんな感じで作っていこうって話し合いました。で、全体の監修は信頼を置いてるMargtにやってもらって。みんなのLINEがあるんですけど、基本、デザインは問題なさすぎて、僕らは、"いいね"、"かっこいい"、"OK"しかない。Margtとちあきちゃんもやりやすそうで。すんなり進みましたね。
-原田さんとタッグを組むことで、スサシにもたらされたものはなんだと思いますか?
タナカ:サブカル感じゃないですかね。
チヨ:ヴィレヴァンっぽいよねっていうのはありますね。ちあきちゃんって、女の子の絵が人気だったりもするじゃないですか。それが新しい切り口になったと思います。
-とにかく見応えと突っ込みどころが満載なんですけど、それぞれが"HAPPY BIRTH DIE"ツアーをヴィジュアルで表現したソロ・ページが面白かったです。
タクマ:みんなベストな仕事をしたっていう感じですよね。
-ネタバレにならない程度にそのあたりの制作秘話を聞かせてほしいです。まず、イチローさんは、とあるバンドのジャケット写真のオマージュですね。
チヨ:これ、メンバーの中で一番予算がかかってるんですよ。
タナカ:いくら?
スタッフ:ソロで分けた予算の半分以上をスタジオ代でもってかれてる。
一同:えーっ!!
タクマ:でもこれ本当に撮れるんだって思いますよね。
チヨ:写真チェックは僕がしたんですけど。全裸なんで、そのポイントはチンコが見えるか、見えないか。
一同:だはははは!
チヨ:顔とかよりもチンコのモザイクが大事でした。これは書いといてください。
イチロー:現場では一緒に撮影するスタッフさんも全裸になってくれたんですよ。
-イチローさんがひとりだけだと恥ずかしいかもって?
イチロー:いや、もう恥ずかしいとかはないんですけど。すごくやりやすかったです。
チヨ:ユーキはどう思った?
タナカ:たしかその撮影の前日にイチロー、むちゃくちゃ怒られてたんですよ。
-ああ、例の函館公演?
タナカ:あ、そうそう。イチローって打たれ強いと思ってたけど、あのときはほんまにシュンってしてたのを思い出したから......。
チヨ:プロやと思ったよな。
-それを知ったうえで見ると、ちょっと哀愁を感じちゃいますね、このページ。
一同:あはははは!
チヨ:これぞ"ジャパニーズ・エモ"って感じですよね(笑)。
-ユーキさんのページでは、言葉でツアーを振り返ってますね。
チヨ:ファイナル・シリーズまで書いてもらいました。僕、銀杏(BOYZ)が好きで。銀杏が出してた本の中で、自分らの言葉でライヴレポをしてたのが好きだったんです。スサシってこういうふざけたバンドやから、あんまり真面目なところを見せなかったんですけど。このページはユーキらしい言葉で書いてくれてるから、すごく読み応えがあって。こんなことを考えてたんやって、俺らが初めて知ることもありましたね。
-ユーキさんは1公演ずつ書いてみてどう思いました?
タナカ:めっちゃめんどかった。めんどいときのは見たらわかると思います(笑)。でも、おかげで全部のライヴがちゃんと印象に残ってるんですよね。
チヨ:今日のインタビューを読んで、このページを読んだら、"あ、イチロー君の怒られたのはここかな"ってわかると思いますよ。それぐらいリアルなことが書いてある。
タナカ:ほんまやな。
-チヨさんのページは美しいですね。ふだんスサシのアートワーク全般を担っている人の感性なんだな、というのがわかる。
タクマ:チヨらしいけど、俺はちょっと変えてきてるなと思いました。
チヨ:おー、さすが。言っちゃうと、僕、ふだんはTシャツのデザインをやってるじゃないですか。それだと物足りなかったんですよね。で、今回は画集っぽさを意識して、だいぶテイストは変えたんです。タクマが言ってるのはそういうことなのかなと思いますね。
-タクマさんは、ツアー中に新しく入れたタトゥーの施術経過を載せています。
チヨ:これ、痛そう。結構写真が生々しいんですよね。急に"VICE"な感じがくる。それがカルチャー誌っぽくていいかなって思います。
タクマ:たしかに"VICE"っぽいな。
チヨ:このソロ・ページをどうするかっていうのもMargtと話し合ったんですけど、タクマはどうしようか? ってなったときに、Margtが悪ノリで"タトゥー入れようよ"って言ってきて。で、タクマに聞いたら、"ええで、金出るんやったらやるで"っていうノリで引き受けてくれて。チームに確認したら、"はい、OK"みたいな。改めて俺らのチームは頭おかしいなって思いましたね、いい意味で(笑)。
-バンド名を腕に刻むっていうことは、そういうことじゃないですか。このバンドに骨をうずめる覚悟というか。
タクマ:いやぁ、そこまでは考えてないですけどね。初めてだったら躊躇すると思うんですけど、もうまぁまぁ入ってましたから。
タナカ:最初のやつはスタジオに何回か入ったぐらい入れてきたからな。
チヨ:そうやった。前のメンバーがやめるときに、ライヴを見にきてくれて。そのときに"掘ったぜ"みたいな感じできたんですよ。そういう意味では、今回のは俺がデザインしたやつやから、俺も人生背負ったなって思いました。初めての感覚でしたね。
-音楽だけじゃなくて、様々なアートも巻き込んでいくのがスサシのやりたいことだと思いますけど、この1冊ができてどんなことを思いましたか?
チヨ:今までも音楽以外のことはやってきたけど、こういうふうに多方面に僕らの色を出していくことで唯一無二になれるんじゃないかって思いました。
タクマ:あと、こういうのが評価される時代になったらいいなと思うんですよね。アートとか芸術をやる人って制限されやすいじゃないですか。みんな気合入りすぎちゃってるし。だから、こういう表現が認められるといいなって。まぁ、難しいとは思ってるけど。もっと力抜いて、"こういうの、いいじゃん"って言えばいいのにって思うんです。
-たしかにスサシって、悪ふざけなのか、アートなのかっていう絶妙なラインを攻めてるから面白いんですよね。黒塗りだらけのインタビュー・ページとか。
チヨ:あれ、黒塗りをなくしたら発売できないですよ。
タクマ:知り合いに"この黒塗り何?"って言われたら、酔っぱらいながら喋ってたから覚えてないって言おうと思ってる。
タクマ:Margtがさ、"ちょっと内容わかるくらいの薄い黒塗りにしたい"って言ってたじゃん。絶対にあかん! ってなったよね。
タナカ:あいつら、俺らを実験台にしようとしてるから。
一同:あははははは!
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