Japanese
SPARK!!SOUND!!SHOW!!
Skream! マガジン 2024年12月号掲載
2024.11.19 @Zepp Shinjuku (TOKYO)
Writer : フジジュン Photographer:Taka "nekoze" photo
"SPARK!!SOUND!!SHOW!!。チヨ(Ba/Cho)と大阪で結成したバンドです"
SEが鳴りステージに登場したメンバーがスタンバイすると、結成から4人が揃うまでの経緯をしみじみ語ったタナカユーキ(Vo/Gt)。"この4人になって、最初にスタジオでジャ~ンとやって作った大事な曲があるんすけど。その曲ができた感触のおかげで、今ここに立ってるんだと思います"と曲紹介して、4人の始まりの曲である「good sleep」でライヴが始まる。
SPARK!!SOUND!!SHOW!!(以下:スサシ)が、結成15周年記念ワンマン・ショーをZepp Shinjuku (TOKYO)で開催した。
メンバーの名前で韻を踏み、"俺等音楽になれた 羽が生えた この4人ならどこまでも行ける"と宣言するフリースタイルも折り込み、気持ちたっぷりに届けたOPナンバーにフロアから盛大な拍手が起きる。
"今日集まったお客さん方、今一度俺たちのことを疑ってほしい。お願いだから今夜、これまでの俺等を殺してくれないか?"
新しい景色、次の未来へ向かうため、この日最高到達点へ辿り着く決意を告げて"俺たちは最後に笑うんだ"と約束したユーキ。ヘヴィなサウンドで奮起して、15年が経ってここに立っている意味や意義を噛み締めて届けたのは「スサシのマーチ」。勢いそのままにフロアをかき回した「BRUSH UP」、チヨの煽りに観客がジャンプを合わせて会場を揺らした「OEO」と続き、容赦なくブチアゲた序盤戦。
このライヴに懸ける並々ならぬ4人の気概と、それを証明する気合十分のパフォーマンスに応えるオーディエンスで、早くもフロアが強烈な熱気と混沌に包まれる。
"悪いことしませんか?"と「†黒天使†」でダークに始まり、「JUNGLE BUN DEM」、「踊らない」と続いた次のブロック。イチローのパワフル且つ多彩なドラムとチヨの重厚なベース、ギターとシンセを巧みに使い分けるタクマから生まれるラウドなバンド・サウンドに、大きな武器であるデジタルサウンドを加えた、唯一無二且つカオティックなミクスチャー・ロックをぶっ放していくスサシ。「akuma」や「あいどんのう」といった楽曲では映像演出に特化したZepp Shinjukuの利点を活かした、クリエイティヴ・ユニット MargtのIsamu MaedaによるVJも効果的に使用。「あいどんのう」ではVJに加え、名古屋から参戦してくれたダト・ダト・カイキ・カイキ(ENTH/Vo/Ba)を迎えた熱いステージングで魅せると、ユーキとダト・ダト・カイキ・カイキがフロアにダイブ! 目移りする程見どころ満載のステージで会場を沸かす。
"まだリリースしてない曲、やらせてください"と始まるや、未発売曲ながら軽快なビートに観客がクラップを合わせた「MILK」から、人気曲「STEAL!!」と続き、さらにフロアの熱量を上げた後半戦。フロアの真ん中でリフトされたまま歌うユーキに、会場中がシンガロングを合わせた「感電!」、歌舞伎町のゴジラのお膝元で吠え声を上げた「かいじゅうのうた」と続き、アッパーな曲調にカラフルな映像がさらに気持ちをアゲた「HAPPY BIRTH DIE」で、フロアをぶっかき回すと、"自分等すげぇわ! ちゃんと汗の匂いしてるし、化粧が崩れてない女の子がいない!"とユーキが笑う。
MCではメンバー、支えてくれるチーム、そしてこの日集まってくれたみんなへの感謝を語ると、"そしてもう1つ。
なんせ感謝したいのは、SPARK!!SOUND!!SHOW!!の楽曲の皆さんです"と音楽への感謝を告げ、楽曲へ向けてのラヴ・レター「アワーミュージック」を歌い上げて終盤へ。"今年、全然リリースしてこなかったですけど、いっぱい曲作ってますので"と16年目以降に期待をさせて、未リリースの新曲を披露。本編ラストは"最後は愛で死にたい"と高速ナンバー「good die」で一気に加速すると、"俺たちはしあわせになる!"の力強い宣言から「しあわせになる」をぶっ放ち、「YELLOW」で賑やかに、華やかにフィニッシュ!
アンコールはわずかに残る力を振り絞った、全身全霊の「南無」を一発ぶちかまして終演。観る者の心にしっかり焼き付き、16年目以降のさらなる活躍に大きな期待を抱かせる、15周年の節目に相応しいワンマン・ショーだった。
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