Japanese
majiko
2017年02月号掲載
Interviewer:沖 さやこ
-(笑)majikoさんの音楽はご自分を貫いていると思いますよ。ユーモラスというと「昨夜未明」(Track.4)は歌詞も音作りもそうかなと。ターンテーブルも入っていて、ロックをエレクトロニカ的な解釈にしたような。
そんな感じに作っていきました。"憎悪"みたいなお題があって作り始めたのがきっかけで、だいたいできあがったあとに自分の好きなように肉づけしてみたのが、この完成形です。Aメロとサビでギャップのある曲を作ってみたくて。もともとあるフリー音源を切って貼って、ちょっとずれた感じのリコーダーをリズムっぽく"ピ、ポ"と鳴らしてみました。歌詞も自分が地中にいるのか、それとも相手が地中にいるのか、どちらにも取れる不気味な感じにして......あとは"私が人を地中に隠すならどうするだろう?"という考えも含んでいます(笑)。ネットで"人 埋めるなら"で検索かけて参考にしたり――
-危険危険(笑)!
あははは! 閲覧履歴だけ見ると危ない(笑)! もちろん、創作のために検索しただけですよ(笑)。
-お題ありきの世界観ですね(笑)。「shinigami」(Track.5)は3拍子のリズムと幻想的な音像で、majikoさんの精神性が色濃く表れた楽曲では。
この曲は私もすごくお気に入りで。高校生のときに初めて作ったワンフレーズが、頭の英語詞の部分なんです。そのころ親の運転で夜の高速道路をドライヴしながら、音楽を聴いて窓の外を見るのがすごく好きで。そのときに"壁が続いてるな"と思っていたら、その壁に雲が見えてきて"あ、これは壁じゃなくて空だったんだ"とハッとして。
-歌詞の"I thought it was a wall, but it was sky."のことですね。
そうです。それでもっと視野を広げないと、と思ってこの曲を完成させました。......地獄とこの世はどっちがマシなのかな、この世だって地獄みたいなものじゃないか、と考えちゃうんですよ。でもどっちがマシなのかなんて考えてもわからない。純粋なもの、優しいもの、よりいっそう寄り添えるような曲を作りたかったんです。過去の悲しかったこととか、嫌なこと、嬉しかったことは忘れてしまいがちだけど、できたら忘れたくないなと思います。
-ラストは「Lucifer」。民族音楽の要素が取り入れられた、ダークでありながら晴れやかさもあります。
"Lucifer"は最も神様から愛されていた天使だったみたいで、ちょっと調子に乗って神様にケンカを売って、ズタボロに負けて地獄に落ちちゃう――神様的には一番溺愛していた天使だったから、すごく悲しかったし心配しただろうなと思って。"Lucifer"もその愛をわかっているけれど......という、そういうことを題材に曲を作ってみようと思って。もともとあったギターのフレーズをフラメンコのギターで入れて、曲はそこから派生させていった感じですね。今回は拠店特典のイラストも描かせていただいたんですけど、絵にしたらこの『CLOUD 7』の世界観が自分に浸透してきて。絵にするのいいな、また描きたいなと思いました。
-『CLOUD 7』は天国から地獄へ落ちていく群像劇とはいえ、"Lucifer"は明けの明星という意味もある言葉ですし。私はアルバムが進むごとに落ちていくというよりは、夜から朝に向かう過程が描かれているのかなと思ったんですよね。
おぉ、素晴らしい(笑)!
-落ちきったら上がるしかないですし、アルバムの最後に朝も迎えたことですし、この先はどうなるのかな? と。
ふふふ。この先のことも考えているていでお願いします(笑)。いつ曲が生まれるのかは、なかなかわからないから。なんとなくぽろーんと弾き始めたものが曲になっちゃったりもするし。私の曲には"あのときギターを弾いてみなかったら生まれなかったな"というものが多いんですよ。不思議なんですけど。
-いろいろ秘めているアーティストだし、ニュータイプのアーティストだとも思うので、今後が楽しみです。
よく"何になりたいの? 誰を目指してるの?"と言われたりするんですけど(笑)。
-誰も目指す必要はないでしょう。majikoさんにやりたいことがあるなら、それを貫けば自然と心の通った音楽が生まれますよ。だから『CLOUD 7』というアルバムが完成したんですしね。
きゅんっ(笑)! もっと自分のやれることを発揮していきたいなと思うし。曲のクオリティも上げたいし、ライヴももっとやりたいし、イラストももっと描いていきたいし......レベルアップしていきたいです。独りよがりにならないように頑張ります(笑)!
LIVE INFO
- 2025.04.19
-
"ジゴロック2025"
MAN WITH A MISSION
フラワーカンパニーズ
GANG PARADE
ねぐせ。
サカナクション
"IMPACT! XXII"
WANIMA
眉村ちあき
ヤバイTシャツ屋さん / SUPER BEAVER / ストレイテナー / アルカラ ほか
THE YELLOW MONKEY / UVERworld / シンガーズハイ / yutori ほか
never young beach
原因は自分にある。
THE ORAL CIGARETTES
古墳シスターズ
THE BAWDIES
FINLANDS
sumika
ずっと真夜中でいいのに。
ゴキゲン帝国
太田家
Base Ball Bear × ART-SCHOOL
FUNKIST
HY
PIGGS
BRADIO
須田景凪
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
"I ROCKS 2025 stand by LACCO TOWER"
- 2025.04.20
-
片平里菜
"ジゴロック2025"
chef's
眉村ちあき
緑黄色社会
サカナクション
ビレッジマンズストア
fox capture plan
This is LAST
NOT WONK
古墳シスターズ
10-FEET / フラワーカンパニーズ / 四星球 / くるり / Hakubi ほか
UVERworld / Novelbright / TOOBOE ほか
原因は自分にある。
藤巻亮太
go!go!vanillas
NakamuraEmi
HY
sumika
indigo la End
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
THE BACK HORN
ずっと真夜中でいいのに。
THE LAST DINNER PARTY
SCOOBIE DO
BRADIO
吉澤嘉代子
"I ROCKS 2025 stand by LACCO TOWER"
moon drop
- 2025.04.21
-
THE KEBABS
クジラ夜の街×ルサンチマン
SANDAL TELEPHONE
- 2025.04.22
-
片平里菜
SUPER BEAVER
THE KEBABS
HINDS
Saucy Dog
THE YELLOW MONKEY
NANIMONO × バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
暴動クラブ
- 2025.04.24
-
PEDRO
柄須賀皇司(the paddles)
片平里菜
阿部真央×大橋卓弥(スキマスイッチ)
indigo la End
w.o.d.
BIGMAMA / cinema staff
THE KEBABS
yama
藤巻亮太
- 2025.04.25
-
古墳シスターズ
FUNKIST
そこに鳴る
w.o.d.
Keishi Tanaka
fox capture plan
chef's
ラブリーサマーちゃん
それでも世界が続くなら
斉藤和義
yama
the shes gone
Laughing Hick
miida
ビレッジマンズストア
- 2025.04.26
-
CYNHN
Keishi Tanaka
阿部真央×大橋卓弥(スキマスイッチ)
sumika
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
Novelbright
ヤバイTシャツ屋さん / 打首獄門同好会 / SPARK!!SOUND!!SHOW!! / キュウソネコカミ ほか
FUNKIST
"ARABAKI ROCK FEST.25"
GANG PARADE
サカナクション
Czecho No Republic
渡會将士
"nambar forest'25"
INORAN
ACIDMAN
Laura day romance
Bimi
Subway Daydream
Bray me
FINLANDS
WANIMA
Omoinotake
Cloudy
柿沼広也 / 金井政人(BIGMAMA)
古墳シスターズ
ハシリコミーズ
THE BAWDIES
斉藤和義
Panorama Panama Town
Ado
MyGO!!!!! × Ave Mujica
村松利彦(Cloque.) / まやみき(ank) / るい(TEAR) ほか
RAY
This is LAST
- 2025.04.27
-
原田郁子(クラムボン)
Keishi Tanaka
sumika
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
BLUE ENCOUNT / SUPER BEAVER / 四星球 / ENTH ほか
The Ravens
FUNKIST
"ARABAKI ROCK FEST.25"
THE KEBABS
GANG PARADE
ヒトリエ
緑黄色社会
サカナクション
"nambar forest'25"
Bray me
FINLANDS
Ayumu Imazu
渡會将士
Bimi
HY
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
Baggy My Life / Am Amp / Comme des familia
オニザワマシロ(超☆社会的サンダル) / 名雪(Midnight 90's)
Subway Daydream
THE BAWDIES
fox capture plan
トゲナシトゲアリ×ダイヤモンドダスト
Ado
MyGO!!!!! × Ave Mujica
- 2025.04.29
-
sumika
fox capture plan
10-FEET / THE ORAL CIGARETTES / 04 Limited Sazabys / Maki ほか
眉村ちあき
とまとくらぶ
FUNKIST
Omoinotake
ねぐせ。
大橋ちっぽけ
The Ravens
Ochunism
ずっと真夜中でいいのに。
豆柴の大群
フラワーカンパニーズ
超☆社会的サンダル
HY
mudy on the 昨晩
WANIMA
yutori
荒谷翔大 × 鈴木真海子
Newspeak
"JAPAN JAM 2025"
GANG PARADE
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
Laura day romance
amazarashi
- 2025.04.30
-
とまとくらぶ
超☆社会的サンダル
桃色ドロシー
THE YELLOW MONKEY
- 2025.05.01
-
PEDRO
ラブリーサマーちゃん
Hump Back
ザ・クロマニヨンズ / Ken Yokoyama / マキシマム ザ ホルモン
詩羽×崎山蒼志
Rhythmic Toy World
Maki
- 2025.05.02
-
PEDRO
[Alexandros]
indigo la End
WHISPER OUT LOUD / Good Grief / CrowsAlive / UNMASK aLIVE
あいみょん
斉藤和義
ザ・クロマニヨンズ / Ken Yokoyama / マキシマム ザ ホルモン
四星球
KiSS KiSS
THE SPELLBOUND
fhána
緑黄色社会
Omoinotake
Shiggy Jr.
フラワーカンパニーズ
RELEASE INFO
- 2025.04.21
- 2025.04.23
- 2025.04.25
- 2025.04.26
- 2025.04.28
- 2025.04.30
- 2025.05.02
- 2025.05.03
- 2025.05.07
- 2025.05.09
- 2025.05.14
- 2025.05.16
- 2025.05.21
- 2025.05.23
- 2025.05.28
- 2025.05.30
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
Bimi
Skream! 2025年04月号