Japanese
ジョゼ
2016年01月号掲載
Member:羽深 創太(Vo/Gt) 吉田 春人(Ba) 中神 伸允(Dr)
Interviewer:吉羽 さおり
2015年1月に1stアルバム『Sekirara』を発表し、複雑な心模様を、空気を編み上げるような繊細さでギター・サウンドへと投影したジョゼが、3枚目となるミニ・アルバム『YOUNGSTER』をリリースした。プロデューサーにCocco、GRAPEVINE、くるり等を手掛ける根岸孝旨を迎えた今作は、彼らの歌をより確かにし、ジョゼとして伝えたい思いに腹をくくったアルバムに仕上がった。聴き手の心とシンクロし真摯に向かい合うような言葉と音で、大人になりゆく日々の曰く言い難い心情や、躓きをも伝える。3人ならではのアレンジの妙味も深めながら、心の内を爽快に叫ぶ。力のこもったアルバムとなった。
-ニュー・アルバム『YOUNGSTER』では、根岸孝旨さんがプロデューサーとして入っていますが、これはどんなきっかけで制作に至ったんですか。
羽深:もともとは僕らと根岸さんとで共通の知り合いがいて、繋げてくれたんです。これまで自分たち3人だけの力で、セルフ・プロデュースでやってきたんですけど、タイミング的に変わりたい時期だったんです。今一度、第三者目線で僕らを強くしてくれる人が欲しかったところだったので、その話がきたときにびっくりして、光栄でしたね。そもそも僕らは、"誰々のプロデュースがいい"とか言える立場でなくて(笑)。偶然繋げてくれた方がいて、僕らとしてはラッキーなことに根岸さんにやっていただけるということになりました。この3人の中では、僕が1番根岸さんへの思い入れが強いと思うんです。奥田民生さんが大好きで、民生さんの初期は根岸さんがベースを弾いていて、ライヴも観に行っていたし、根岸さんのバンドのDr.StrangeLoveや根岸さんが手掛けたCoccoやGRAPEVINE、くるりも聴いてきたので。尊敬する方に見ていただけると聞いて、飛び上がりましたね。
-初めて第三者が入っての制作ということで、だいぶ変化があったんですか。
羽深:その話がきたのが、僕らが悩んでいるときだったんです。まだ、『YOUNGSTER』の全体像どころか曲も揃っていない時期に、根岸さんにプロデュースしていただけると決まったんですよね。アルバムの中で言うと、Track.6「Friday」という曲ができているくらいで、"こういうアレンジなんですけどどうですか?"っていうところから、コンタクトが始まりました。今作の曲はほとんど、根岸さんとのスタジオ・ワークででき上がった曲ばかりですね。
-では、かなり新鮮な作業だったんですね。
羽深:新鮮でした。根岸さんが入ってやってくれたことも新鮮でしたし。プリプロを全然やらずに、ひとつひとつ確認しながらリアルタイムででき上がっていったんです。それが僕らにとっては、焦りもありましたし、苦しかったし、新鮮だったし、ドキドキしてましたね。
-レコーディング前にプリプロをして、こういう曲やアルバムの全体像ですよという設計図もなく、着地点が見えないような状況だったんですね。
羽深:見えなかったです(笑)。どういうアルバムになるのか、全体像が予想がつかなくて。それでもなんとか一緒に作り上げたというか。今となれば、まとまりがあって、いいバラエティ感もあるアルバムになってよかったなと思っているんですけどね(笑)。
-バンドが悩んでいるときにそういう方法で作って、しかもゴールが見えてないっていうのは相当難しさはあったでしょうね。
羽深:不安でした(笑)。今回特に苦しかったのが歌詞だったんですよね。"ああ、食べ物が喉を通らないというのはこのことか......"ってくらい。途中でイヤになっちゃって、ちょっと音楽が嫌いになりそうな時期がありました。
-それまでは、わりと悩むことなく書けるタイプだったんですか。
羽深:今までは財産的なものに頼ってずっと音楽をやっていたと思うんです。それこそ、前回出した1stアルバム『Sekirara』は昔の曲も入っていたりして、ジョゼ・コレクション的な1枚になっていたと思うんです。以前からの蓄えもあって、のんびり曲を作っていったらアルバムの曲が揃ったねという感じでできたんです。今回は、もう大人の期日というのが迫っていたので(笑)。それが初めてだったんですよね。みなさんは当たり前のことだと思うんですけど、僕ら温室でやっていたんだなというのを思い知りました。まあでも、今回のアルバムで覚悟ができたというか。その中でも楽しんでやろうという気持ちはありました。
-今年1月に1stアルバム『Sekirara』を出して、先ほど話に出たバンドが悩んでいたというのは具体的にはどういうことだったんですか?
羽深:ジョゼは、アルバムごとに毛色が違うと思うんです。でも『Sekirara』に関して言うと、ひとつの僕らなりの到達点というか、プロトタイプが完成したという自負があるんです。でもここから長く音楽をやっていきたいと考えたとき、同じことをしたくなかったんですよね。また『Sekirara』みたいなアルバムは作れたかもしれないけど、それは面白くなかったので、別の方向に一歩踏み出すことを考えていたんです。根岸さんがスタジオ・ワークに入ってくれた時期はまさに、どうしようか?っていうところだったんですね。だから、ものすごく漠然としていたんです。もっと勢いが欲しいとか、爆発力のある曲が欲しいとは思っていて。よりライヴのことも考えるようになってきたので、ライヴでみんな楽しんでもらえる曲、"こういうジョゼもあるんだ"って楽しんでもらえる曲を作りたいねってくらいの漠然としたもので。作詞にしても、今までと同じようなものではなくもうひと皮剥けたものを書きたかったけど、それが何なのかがわかってなかったんです。だから、すっごく曲を作るのが苦しかったんですよね。
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