Japanese
THEラブ人間
2012年05月号掲載
Member:金田 康平(歌手)
Interviewer:伊藤 啓太
-(笑)。そこだけはメンバーに向いていたんですね。
"グダグダ文句垂れるなよ"の一言だけ。後は結局なんていうかね、"ラブ人間ってこうだよね"とか"ラブ人間ってこういう歌詞でこういう感じで、そこが良いよね"って色んな人から言われたり、それがラブ人間のルールとかラブ人間らしいとか、ラブ人間はこうあるべきみたいなのが言われるたびにクソ腹たっていて。
-それはリスナーに?
リスナーの話じゃないですね、メンバーもだし、周りのバンド・マンだったりレーベルの人だったり、"ラブ人間はかくあるべき"っていうのは何事にも言っちゃいけないというか、自分たちが信じたものを一個一個壊していくっていうことが僕はバンドが楽しい秘訣なので、そういうことをこの曲で歌いたかったんですよね。だから僕的にはほんとに、"「普通」も「ルール」も全部興味ない/「当たり前」や「モラル」に全然興奮しない/「糞」を垂れ流して歌えない/「糞」を垂らして歌う気は毛頭ない"っていう、ここですね、糞垂らして歌うくらいだったら歌わなくて良いですっていう。で、こういう言葉を臆面なく話せるのも1stまでかなぁっていうかね、なんか、ほんとにラストの残りかすだったから、ほんっとになんか「悪党になれたなら」は死ぬ気で作ったんですよ。"もう無理""もう1曲書けない"って思ってつらつらと書いてたときに、あぁフォーク・ソングってこうあるべきだなぁみたいな感じでポロポロとアコギ一本で録ったんです。それがこの曲です。最近は弾き語りのライヴでもやってます。
-アルバムのタイトルにこめられた意味とは?
元々"やまだないと"の漫画の名前なんですけど、「恋に似ている」っていう。でもそれも後付けというか、このアルバムのタイトルはこの3年間、僕たちがやってきたものは、いつだってこれが正解だって思ってきたものが悉く違う、これが正しい道なんじゃないかと思ったら間違えた道、手に入れたと思ってポケットに入れたと思ったら落していたり、そういう物事が恋に似ているっていう言葉で結び付けたんですよね。誰かの生活に自分の生活を重ねて、同じ洗濯機回して同じヤカンでコーヒー淹れて、同じ布団で寝て、でもこれが自分のもう言ってしまえば生きる道だと思えるぐらいの恋をしても、違う、違った、そういうことを結局俺は3年間でそんな単純なことしか歌っていないと思っているんです。そんな単純なことで全然構わないとも思っているんです。だからほんとにそれは恋に似ているよなぁって思って。そしたらやまだないとの漫画にあるねってなって、じゃあこれでいくかってなりました、みんなで。
-先日のクアトロ公演で金田さんは満員のお客さんを前に"3年前から分かっていた"と言ってました、これはそのままとってよろしいですか?
そのままで大丈夫です。言ってしまえば(バンドを始めた)13年前から分かっていたことです。ラブ人間はメッセージなんてもうないんです、オーディエンスにとって。でもいつも自分たちに語りかけてるんです。俺は自分に対して歌っているから、そん中で、オーディエンスと唯一分かち合いたいと思うものは、なんか自分の譲れないものだけは信じ続けなきゃねっていうこと。譲れないものっていうものは一個くらいはあるはずで、それを信じる、信じ続けるっていう力の強さだけはもしかしたら俺、オーディエンスに言いたいのかもなって最近思ってるんですよね。いつもメッセージは特にあんまりないんだけど、あのワンマン終わった後にほんとに気付いて。俺ら3年前から、13年前から信じ続けてるだけなんですよ自分のこと。自分の譲れない自分の楽曲を、うん、自分のワクワク感、だから俺の言った3年前からわかってたってのはそういうことなんです。
-今後のTHEラブ人間の展望をお聞かせ下さい。
あのね、いつの間にか忘れそうになる時がほんとにたまに訪れるんだけど、売れる為に音楽をやらないようにしようねって、音楽をやりたいから音楽をやろうなって、最初の通りに音楽をやりたいから音楽をやる。いつの間にかね、きっと色んな戸惑いが訪れて、迷いがいっぱい生じて、売れる為になにかをしなきゃいけなくなりそうな状況になった時にでも、絶対にそれには中指立てようなっていう。それだけですね。自分たちの音楽に真っ当でい続ける、真っ当であり続けたいですね。それが今後のおぼろげながらでも見えているものです、自分達の目標として。
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