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DISC REVIEW

名前を呼ぶよ

"満を持して"という言葉がぴったりくる、ラックライフのメジャー・デビュー・シングル。タイトル曲「名前を呼ぶよ」は、バンドが丁寧に歌い紡いできた思いを、シンプルに、あたたかな音で表現する曲だ。聴いている人にとって、迷いの中にいる人にとって、ひ

ベッドタイムガールズミュージック

京都を拠点に活動する3ピース・バンドの4thミニ・アルバム。彼らが敬愛するバンド、鶴の自主レーベル"Soul Mate Record"からの初リリースとなる。鶴からの影響もあるようで、Track.1「アンフォーカス」、Track.4「人事異

DEADMAN

ツアーやライヴを次々とソールド・アウトさせている女子6人組のメジャー・デビュー・シングル。表題曲は99秒のパンク・ナンバーで、ハスキー・ヴォイスのシャウトで畳み掛ける箇所や、力強く爽快感のあるユニゾンやハーモニーが心地よいサビなど、短尺なが

ストラト

新たなスタートと位置づける6thアルバム『勇気も愛もないなんて』からわずか2ヶ月でリリースするシングル。映画"ヒーローマニア-生活-"の主題歌に使われた表題曲は、キラキラと鳴るアルペジオとファンファーレのように鳴るサビのホーンが印象的なNI

What a Wonderful World Line

グレーの単色の世界から、カラフルに色づいて躍動していく。その昂揚感を持った「The Color to Gray World」に始まり、全14曲、うつむく顔を引っ張り上げる曲が並ぶ2ndアルバム。細やかなアレンジが施され、ときにオーケストラの

SURVIVE

地元愛知を拠点に活動中の男女混合4ピース・ロック・バンドの、活動再開後にリリースしたシングル表題曲3曲と新曲3曲を収めた6曲入りミニ・アルバム。彼らの強みは楽曲の持つストーリー性を最大限に活かすアレンジである。緩急の効いた色鮮やかなドラムと

INNOCENCE

"ああ、この人、丸腰だなぁ"と思える人にはしっかり自分の軸や品性があるものだが、DOESのデビュー10周年となる今作にもそんな印象を持った。まず、メジャー・キーで「曇天」のアンサー・ソングだという「晴天」から始まり、"最高の今がある"と歌う

LUCKY Hi FiVE!

ソロ・デビュー5周年記念盤として制作された、デビュー作『Letters to U』以来となるミニ・アルバム。今作もお馴染みから初タッグまで幅広いクリエイターが参加している。UNISON SQUARE GARDENの田淵智也が携わったTrac

Dune

前作『Unknown Tokyo Blues』より約2年ぶりにリリースされるフル・アルバムの舞台は情報社会の果てに荒廃した近未来の世界だが、それは空想でもなく何でもなく、私が生きる現代の成れの果てだ。実は中身は空洞なのに上っ面だけで繋がる人

Waltz on Life Line

3年待たされただけあって、3年ツアーができるほどバラエティに富み、強度もとてつもないアルバムが到着した。クアトロA-Sideシングルで明らかになった中村和彦の疾走感のある8ビートや、案外これまで形にしてこなかったギター・ロック・バンドの表現

閾

これまで29文字を徹底していたタイトルが初めて1文字となったキャリア初のミニ・アルバム。"境界"、"敷居"という意味の"閾(しきみ)"と冠するところにはtachibana(Dr)の一時離脱で新体制となり、活動の区切りをつける想いが読み取れる

スマイル3

不覚にも涙がこぼれてしまった、知らない誰かに優しくされたような感じで。せっかく春なのにイマイチ元気が出ない人、周りは休みを謳歌してるのに仕事や就活や勉強で心がささくれがちな人にこそ聴いてほしい。びっくりするほどエゴがない、わたなべだいすけの

ShowTime

前作『アヲアヲ』から約1年ぶりとなる通算7枚目のアルバム。毎年この時期にアルバムを発表してきたチリヌルヲワカだが、今回はギターの坂本夏樹が脱退したことで3人編成となって初めてのリリースとなる。シンプルなアレンジで新境地を聴かせた前作の印象を

5

『FACE』以来、1年半ぶりとなる5作目のフル・アルバムは、2015年に発表したHAPPYをフィーチャーした『Baby EP』からの「Baby」、KenKenをフィーチャーした『Gone EP』から「Gone」を収録しているほか、パリ発のイ

8

おしゃれ×かわいい×かっこいい="おしゃかわロック"をコンセプトに活動するバンド、chocol8 syndromeの初の全国流通盤。"好きなものを全部取り込んでみました!"みたいな疾走感溢れるサウンドと、躍動感のある男女ツイン・ヴォーカルが

D.A.N.

突然変異のニュー・ウェイヴか、はたまた異形のオルタナティヴか。このD.A.N.と名乗る3人の若者、とんでもない傑作を完成させてしまった。10年代のブラック感を血肉化した、洒脱なフロウの気だるげでマチュアなヴォーカルに、空虚な身体性を宿したデ

CherryHearts

昨年冬にデビューを果たした4ピース・ガールズ・バンド、CherryHeartsによるフル・アルバム。1stフルがセルフ・タイトルという超王道っぷりといい、デビュー・シングルの表題曲を収録していないというチャレンジ精神といい、華やかなルックス

HEAD ROOMS

彼らにとっては音楽を鳴らすことと自らの"生"と向き合うことはイコールなのだろう。tacicaというバンドは、人間が生きていく中で出会う光と影を一貫して歌い続けてきた。その本質は変わらないが、本作はいつになく晴れやかな表情をしている。その理由

行間にて

"閃光ライオット2013"のファイナリストでもある、2010年に結成された群馬出身平均年齢21歳の4ピースが待望の全国デビュー。ポスト・ロック、オルタナ、シューゲイザーといった音楽性を取り入れたサウンドスケープは繊細で感傷性が高く、J-PO

出来るやってみたい

大阪のレーベル"TOUGH&GUY RECORDS"所属アーティスト第2弾(第1弾は愛はズボーン)としてリリースされる、2010年に結成された大阪発4人組青春パンク・バンドの1stフル・アルバム。歌い出しから10秒で共感する表題曲、Trac