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COLUMN

"山本彩の音楽漬け"【第3回】

2019年01月号掲載

"山本彩の音楽漬け"【第3回】

今回は、12/5にアルバム
「ホームタウン」をリリースした
ASIAN KUNG-FU GENERATIONについて。

私がASIAN KUNG-FU GENERATIONを認識したのは、
恐らく2004年リリースの「君の街まで」が
最初だったと思います。

SPACE SHOWER TVさんだったと思いますが
放送されていたMVを観て、"何だこの凄い映像は"と
衝撃を受けたのを覚えています......。
 

 
今回、書かせて頂く為にアルバムを
ずっと聴いていたんですが
聴けば聴くほどどの曲も良い......スルメアルバム。


「レインボーフラッグ」

サビ前のギターフレーズは、サビ来るぞって
ワクワクさせてくれるし
キャッチーで疾走感のあるサビの後
Dメロになってリズムが変わって
そのまま終わるかと思いきや、盛り返して
大胆に元のリズムに戻ったりと面白い!


不安定なサウンドが心地いい「サーカス」
童心に返って走り出したくなるような「荒野を歩け」

古き良き洋楽的要素も感じられて
まさにパワーポップな楽曲たち!


アルバム収録曲以外にも
初回盤に組まれているEPもとても素敵で
個人的に1番好きなのは
「はじまりの季節」

特にBメロからサビが好きで
Bメロで高まった期待値を
サビがしっかり超えていって
メロも歌詞もエモくて素晴らしいので
そちらも是非、聴いて頂きたい。


そして、全体を通して歌詞は漢字がとても多くて
馴染みのない漢字や、単語などもあって
拘りを感じました。

歌詞における日本語って凄く細部まで
表現出来たり、汲み取れる気がして
私はとても好きです。

LIVEに行って生音を聴きたい、そう思いました。


山本彩

キャプテンを務めていた女性アイドル・グループ、NMB48を2018年11月4日に卒業。AKB48選抜メンバーとしても活躍し、NHK連続テレビ小説"あさが来た"主題歌のAKB48「365日の紙飛行機」ではセンターを務めた。2016年に自作の楽曲を含むデビュー・アルバム『Rainbow』をリリースし、ソロ・ツアーも成功を収める。2017年には2ndアルバム『identity』を発表し、2018年2月には同作を引っ提げて行ったツアーの映像作品『山本彩 LIVE TOUR 2017 ~identity~』をリリースした。