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寺地 悠

音楽シーンの総括というよりかは、個人的な振り返りを書きます。2022年は社会人3年目(25歳の代)という長い人生の中でのひとつの節目を迎え、音楽を通じて様々なことを考える1年でした。自分のランキング全体に目を通してみると、そうした心境に寄り添うようなミドル・テンポのシューゲイザー、'90sのオルタナ直系の楽曲を主に聴き漁っていた気がします。ベスト・ライヴには、昨年20周年イヤーを迎えたBase Ball Bearの10年ぶりとなる日本武道館公演をチョイス。ラジオ番組“SCHOOL OF LOCK!”をきっかけとして青春をともに過ごしたバンドの晴れ舞台に、目頭を熱くした同世代は自分だけではないはず。そしてベスト・ソング1位は、映画“ONE PIECE FILM RED”の主題歌であるAdoの「新時代」。楽曲の創造性、話題性どれをとってもぶっちぎりのNo.1。


BEST DISC TOP 5