JapaneseOverseas
新宿の老舗ロック・バー"Rock'in ROLLING STONE"、11/2を持って閉店することを発表。岡本伸明(the telephones)、牧 達弥 (go!go!vanillas)らからコメントも到着
2014.06.18 22:00
老舗ロック・バー"新宿Rock'in ROLLING STONE"が2014年11月2日(日)を持って、閉店することを発表した。
しかし、閉店までの4ヶ月間、レギュラー・パーティはもちろん、様々なゲストDJや歴代DJ陣が登場するほか、これまでにない面白いパーティや特集も企画し、42年間で培ったROLLING STONEの集大成を披露するとのこと。ぜひ足を運んで、最後の最後まで、"新宿Rock'in ROLLING STONE"をお楽しみいただきたい。
店長の杉浦 薫からの挨拶は以下の通り。
1972年、父である社長TOSHIが、新宿ROLLING STONEをオープンしました。
当初はロック喫茶として営業していたそうですが、時代の流れと共に営業内容も変化し、今のストーンの原点となるロックバーとして、33年間、新宿三丁目の海老忠ビルで営業しておりました。
06年にはビルが立て壊されることとなり、閉店することとなりました。
今ではちゃっかり"移転した"ということで定着していますが、実は三丁目のストーンは"閉店"したのです。
忘れもしない9年前の閉店パーティーでは、あまりにもたくさんの涙が流れました。
しかし、閉店してから3ヶ月後、社長から"不動産屋に行こう"と言われました。
目が点でした。何をするつもりなのかと。
"俺はやっぱり店をやりたい。"
閉店パーティで流れた、たくさんの涙はなんだったのか。ふざけるな。
そんなに簡単にROLLING STONEを再開させるなんてあり得ないと反対しました。
しかし、社長は店舗探しをやめませんでした。
"カオルがやらないなら他の人に任せる"と言われました。
他の人に迷惑をかけるくらいなら私がやるわ!と、半ばヤケクソで一緒に店舗を探し、辿り着いたのが、このQフラットビル。
三丁目閉店から約半年後のことでした。
三丁目時代からのDJやスタッフに声をかけ、なんとかスタートメンバーが集まり、オープンに漕ぎ着けました。
三丁目と大きく違う点は、よりクラブ的な作りになったということ。
三丁目ではDJブースが檻に囲まれたような形状でしたが、五丁目ではDJブースをドドーンと作り、レジデントDJは、ROLLING STONEの基本は大事にしつつも、よりクラブDJ的なプレイを意識するようになりました。
そんな五丁目スタイルのROLLING STONEを愛してくれるお客様もどんどん増え、様々なGUEST DJの方にも回していただきました。
五丁目の新宿ROLLING STONEカルチャーは、様々な方からのご協力の元、三丁目時代とは違う、独特のロックDJ文化を作り上げてきたと自負しております。
しかし、9年間営業してきた五丁目のROLLING STONEも、この度閉店する運びとなりました。
理由につきましては、Qフラットビル自体が立て壊される可能性があるということ。
そして、同じタイミングで、新宿ROLLING STONEは、老舗ロック・バーとして、ひとつの役割を終えたのだと感じていたことです。
このような形になったことは誠に残念ではございますが、この機会に、心機一転、新たなROLLING STONEをやりたいと決意いたしました。
今後のROLLING STONEについては、まだ何も具体的に決まってはおりませんが、11/2の閉店までには、何かしら進展した情報をお届け出来ればと思っております。
社長TOSHIが生きている限り、そしてロックが生きている限り、ROLLING STONEは転がり続けます。
再度終止符を打つこととなってしまったことに対して、大変申し訳ない気持ちではございますが、なんだかんだと図太く続いていくのがROLLING STONE。
最後の最後まで、行き場のない奴らの溜まり場であり続けたいと思っております。
四ヶ月間の"LAST DAYS"。
思いっきり楽しんでください。
最後に、ROLLING STONEに遊びに来てくれたみなさま、OBのみなさま、関係者さま、DJ、スタッフに、心より感謝を申し上げます。
―― 新宿Rock'in ROLLING STONE 店長 杉浦 薫
さらに、新宿ROLLING STONE閉店にあたって、関係者からのコメントも到着した。
新宿ローリング・ストーンが一旦閉店するという。
これがどれほど大きな出来事か分かる人はいったい何人ぐらいいるのだろう。
70年代の東京のロック・カルチャーの渦中にあった"ロック喫茶時代"のストーン、 80年代のNWOHM、そしてジャパメタ最前線の"ハード・ロック時代"のストーン、 90年代のブリット・ポップ、グランジが爆音で鳴っていた"ロック・クラブ時代"のストーン、 そして2000年代以降のオール・ミクスチャーの"ダンス・ロック時代"のストーン――。
ロックの変遷と歩みを共にしながら、でも常に"ロックと夜遊びを愛する若者たち"のためにいつだって新宿にあり続けてくれていたストーン。
それぞれのDJたちの選曲を楽しみながらも、気さくにお客さんのリクエストに応えながらフロアを熱くし続けてきたストーン。
どの街のどの店で飲んでても、最後は新宿のストーンに行けば仲間がいて朝まで爆音でロックを浴びることができた。
僕は10代の頃に従業員として、DJとしてストーンで働いていた。
もう30年以上も前のことだ。
それから辞めてロッキング・オンに入ってからも、欠かさずに遊びに来続けた。
何度も何度も、僕はストーンで最高に幸せな瞬間を味わった。
そして、音楽だけで人が最高に幸せになる瞬間を何度も何度も見てきた。
それがあるから、僕は今でもロックを信じてロックについて書いたり語ったりし続けることができる。
でも、ついにストーンがなくなってしまう。
運命には逆らえない? そんなわけないだろう。
ロックは運命に逆らうための音楽だ。
ストーンは必ず再び始まると僕は信じている。
"LAST DAYS"と銘打たれた4ヶ月間の祭りを、とりあえずはいつもの感じで最高に楽しもう!
―― ロッキング・オン/JAPAN編集長 山崎洋一郎
僕にとってストーンは音の遊び場を教えてくれた大切な場所であり、これからもずっと自由で音を感じれる空間です。
あの場所じゃなくなってもストーンの魂はずっと生きてます!そしてテキーラも!
閉店が新しいストーンの始まりだと、信じてまた遊びに行きます!
だから、ありがとうございましたと同時に、これからもよろしくお願いします!
―― 岡本伸明(the telephones)
僕たちの溜まり場が無くなってしまう。
42年間、ロック好きでちょっと変な人達の吹き溜まりだったRock In Rolling Stoneが。
自分が初めて足を踏み入れたのが12年前。
それから今まで、夜遊びは全てストーンで教わりました。
本当に感謝しています。ありがとう。
でも......あの僕、まだ修了出来てないんですけど。
困るので早々に復活して下さい。
―― 中村"Mr.Mondo"匠(THE NEATBEATS/Swank!)
この知らせを受けて素直に悔しいなぁと思いました。
新宿ローリングストーンには学生時代に、今この瞬間が最高!という経験をたくさんさせてもらいました。
42年前からずっと真夜中にロックを爆音で鳴らし続けてきたんだと思うと想像するだけでドキドキするし、ぶっ飛んでんな!と本当に尊敬します。
なのでこれで終わりだなんて言わないでほしい!
ここまでやってこれたのは音楽への愛でしかないと思います。
またその愛を受け取りに行くのでよろしくお願いします!
ひとまずお疲れ様でした!
―― 牧 達弥 (go!go!vanillas)
関係者からのコメントは、"Rock'in ROLLING STONE"のオフィシャル・サイトにて、随時更新するとのことなので要チェック。
▼新宿Rock in ROLLING STONEスケジュール
[7月TOPICS]
・4(金)ソウル&ファンクナイト"ON THE CORNER"
GUEST DJ:マイケル、goodnight(JUKEBOX JIVE)
DJ:藤田奏、KAORU
・5(土)"Rumble"
DJ:佐々木健治、TAISHI IWAMI(NO SATISFUCTION)、cabbage boy、樹里
・11(金)"遠藤キャベツの夏祭り"
DJ:遠藤孝行、cabbage boy
・12(土)"ROCK IN JAPAN NIGHT"
GUEST DJ:TBA
DJ:遠藤孝行、青島将司、樹里
・13(日)"Paralyze"
・17(木)"ザ・ルースターズ特集"
・18(金)"Parade"
DJ:西村道男、ヒサシthe KID、タイラダイスケ、佐々木健治
・19(土)"Trigger Happy × Club Snoozer"
"Trigger Happy"DJ:大沢睦生、田中謙一郎、神啓文、マイケル
"Club Snoozer"DJ:田中宗一郎
・25(金)"Bombtrack"presents Visual系特集
GUEST DJ:TBA
DJ:KAORU、MAY-E、青島将司
・26(土)FURI ROCK FESTIVAL
[8月TOPICS]
・1(金)"Swank!"
DJ:佐々木健治、中村"Mr.Mondo"匠(THE NEATBEATS)、河井啓吾
・2(土) "Rumble"
DJ:佐々木健治、TAISHI IWAMI(NO SATISFUCTION)、cabbage boy、樹里
・8(金)"チンタオ祭?青島一番?"
DJ:青島将司
・9(土)"Trigger Happy"
DJ:大沢睦生、田中謙一郎、神啓文、マイケル
・15(金)GUEST DJ "LONDON NITE" crew
"LONDON NITE" DJ:大貫憲章&more
DJ:KAORU、cabbage boy、藤田奏
・16(土) )"ROCK IN JAPAN NIGHT"
GUEST DJ:TBA
DJ:遠藤孝行、青島将司、樹里
・22(金)ヒロト&マーシー特集
DJ:藤田奏、タイラダイスケ、河井啓吾
・23(土)cabbage boy祭
DJ:cabbage boy
・29(金)Parade
DJ:西村道男、ヒサシthe KID、タイラダイスケ、佐々木健治
・30(土)"Bombtrack"presentsメタルナイト
GUEST DJ:狂犬&more
DJ: KAORU、MAY-E、青島将司
・31(日)サザンオールスターズ特集
DJ:KAORU、マイケル、KAWANISHI(JUKEBOX)、藤田奏
※9月、10月のスケジュールはオフィシャル・サイトにて随時更新。
"Rock In ROLLING STONE 42周年PARTY"
9/19(金)、20(土)、21(日)、22(月祝前)
4日間にわたって開催
"Rock In ROLLING STONE CLOSING PARTY"
10/31(金)、11/1(土)、11/2(日・祝前)
▼店舗情報
"新宿Rock'in ROLLING STONE"
新宿区新宿5-4-1 QフラットビルB1
(靖国通り沿い。元・厚生年金会館隣、ステーキハウス"ガッツ"があるビルの地下1F)
周辺地図 https://bit.ly/aSTIGA
オフィシャル・サイト https://www.rockin-rollingstone.net
Rolling Stone Twitter https://twitter.com/ro_rollingstone
Facebookコミュニティ https://www.facebook.com/rockin.rollingstone
LIVE INFO
- 2025.10.30
-
超☆社会的サンダル
LONGMAN
YOASOBI
凛として時雨
夜の本気ダンス
キュウソネコカミ
SIX LOUNGE
打首獄門同好会
Nikoん × Apes
挫・人間
- 2025.10.31
-
すなお
ExWHYZ
吉澤嘉代子
東京スカパラダイスオーケストラ
LONGMAN
YOASOBI
ガガガSP
フリージアン
FINLANDS
Newspeak
夜の本気ダンス
go!go!vanillas
超能力戦士ドリアン
インナージャーニー
岸田教団&THE明星ロケッツ
ポップしなないで
RAY
アイナ・ジ・エンド
- 2025.11.01
-
東京スカパラダイスオーケストラ
怒髪天
PIGGS
超☆社会的サンダル
ポルカドットスティングレイ
MONOEYES
シド
LACCO TOWER
Mrs. GREEN APPLE
ズーカラデル
LiSA
Omoinotake
"ボロフェスタ2025"
ドミコ
TOKYOてふてふ
Dannie May
SIX LOUNGE
hockrockb
go!go!vanillas
osage
WurtS
RADWIMPS
The Biscats
brainchild's
ぜんぶ君のせいだ。
INORAN
chilldspot
moon drop
インナージャーニー
KANA-BOON
AFTER SQUALL
松永天馬(アーバンギャルド)
NANIMONO
愛美
CYNHN
DeNeel
kobore
the cabs
離婚伝説
[Alexandros] / WANIMA / UNISON SQUARE GARDEN / くるり ほか
- 2025.11.02
-
osage
OKAMOTO'S
PIGGS
HEP BURN
秋山黄色
吉澤嘉代子
MONOEYES
セックスマシーン!!
ビレッジマンズストア
離婚伝説
Mrs. GREEN APPLE
ズーカラデル
"ボロフェスタ2025"
KING BROTHERS
wacci
Laura day romance
PIXIES
WurtS
Devil ANTHEM.
TOKYOてふてふ
RADWIMPS
Dannie May
ぜんぶ君のせいだ。
INORAN
キタニタツヤ
moon drop
KANA-BOON
AIRFLIP
ハンブレッダーズ×秀吉×囲碁将棋
羊文学 / sumika / クリープハイプ / マルシィ ほか
私立恵比寿中学
The Biscats
WtB
:[Alexandros] / 10-FEET / go!go!vanillas / マカロニえんぴつ ほか
bokula.
- 2025.11.03
-
irienchy × no more
NANIMONO
秋山黄色
フレデリック
怒髪天
OKAMOTO'S
東京スカパラダイスオーケストラ
Devil ANTHEM.
ポルカドットスティングレイ
セックスマシーン!!
キタニタツヤ
シド
LiSA
"ボロフェスタ2025"
yama
キュウソネコカミ
愛美
brainchild's
藤巻亮太
AIRFLIP
私立恵比寿中学
Bye-Bye-Handの方程式
moon drop
SPRISE
SCOOBIE DO
the telephones
フラワーカンパニーズ
清 竜人25
THE BACK HORN
凛として時雨
Age Factory
hockrockb
LACCO TOWER
阿部真央
- 2025.11.06
-
RADWIMPS
古墳シスターズ
ねぐせ。
超能力戦士ドリアン
吉澤嘉代子
TENDOUJI
東京スカパラダイスオーケストラ
THE SPELLBOUND
LEGO BIG MORL
LONGMAN
キュウソネコカミ
フィロソフィーのダンス
夜の本気ダンス
GLIM SPANKY / 神はサイコロを振らない / レトロリロン
礼賛
ブランデー戦記
- 2025.11.07
-
YONA YONA WEEKENDERS
コレサワ
Rei
SIX LOUNGE
古墳シスターズ
あたらよ
Chimothy→
NANIMONO
超能力戦士ドリアン
崎山蒼志
ザ・シスターズハイ
MONOEYES
インナージャーニー
PompadollS
LEGO BIG MORL
androp
reGretGirl
終活クラブ
フレデリック
DOES
brainchild's
LUCKY TAPES
大橋ちっぽけ
BLUE ENCOUNT
- 2025.11.08
-
VII DAYS REASON
Mrs. GREEN APPLE
ズーカラデル
ねぐせ。
FINLANDS
フラワーカンパニーズ
NANIMONO
Rei
SCOOBIE DO
打首獄門同好会
離婚伝説
PIGGS
終活クラブ
東京スカパラダイスオーケストラ
moon drop
キュウソネコカミ
eastern youth
wacci
Cody・Lee(李)
フレデリック
osage
怒髪天
優里
ASH DA HERO
irienchy × no more
パスピエ
MONO NO AWARE / ウルフルズ / Jeremy Quartus(Nulbarich) / SIRUP ほか
向井秀徳 / the band apart / ラブリーサマーちゃん / サニーデイ・サービス / 石野卓球 ほか
ザ・シスターズハイ
藤巻亮太 / SHE'S / SOIL&"PIMP"SESSIONS / 寺中友将(KEYTALK) / CENT ほか
ビレッジマンズストア
- 2025.11.09
-
コレサワ
VII DAYS REASON
Mrs. GREEN APPLE
Laura day romance
ねぐせ。
NANIMONO
SUPER BEAVER
フラワーカンパニーズ
あたらよ
ズーカラデル
osage
FINLANDS
SCOOBIE DO
MONOEYES
SPRISE
Devil ANTHEM.
崎山蒼志
打首獄門同好会
キタニタツヤ
リュックと添い寝ごはん
LUCY
水平線
KANA-BOON
ラックライフ
暴動クラブ
東京スカパラダイスオーケストラ
chilldspot
インナージャーニー
ドミコ
森 翼
PompadollS
Appare!
キュウソネコカミ
eastern youth
Cody・Lee(李)
BLUE ENCOUNT
優里
岸田教団&THE明星ロケッツ
Rhythmic Toy World / BIGMAMA / LACCO TOWER / kobore ほか
ASIAN KUNG-FU GENERATION / SHISHAMO / 水曜日のカンパネラ / TENDRE ほか
シド
"四星球放送局FESTIVAL"
Dannie May
a flood of circle
センチミリメンタル
怒髪天
- 2025.11.11
-
PEDRO
Age Factory×ジ・エンプティ
BIGMAMA
Laughing Hick
SAKANAMON
僕には通じない
Ado
RELEASE INFO
- 2025.10.30
- 2025.10.31
- 2025.11.01
- 2025.11.05
- 2025.11.07
- 2025.11.09
- 2025.11.10
- 2025.11.11
- 2025.11.12
- 2025.11.14
- 2025.11.17
- 2025.11.18
- 2025.11.19
- 2025.11.21
- 2025.11.26
- 2025.12.03
FREE MAGAZINE

-
Cover Artists
暴動クラブ
Skream! 2025年10月号







