オワリカラ、即完シングル「踊るロールシャッハ」収録の1年9ヶ月ぶりとなるフル・アルバムを2/26リリース決定。タカハシヒョウリ（Vo/Gt）からコメントも到着

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オワリカラ、即完シングル「踊るロールシャッハ」収録の1年9ヶ月ぶりとなるフル・アルバムを2/26リリース決定。タカハシヒョウリ（Vo/Gt）からコメントも到着

2013.12.13 00:00

オワリカラ

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オワリカラが来年2月26日に、1年9ヶ月ぶりとなるフル・アルバム『サイハテ・ソングス』をリリースすることが決定した。

同アルバムには、10月30日にタワーレコード限定でワンコイン・シングルとしてリリースし、1週間で売り切れ店が続出した扇情的ダンス・ナンバー「踊るロールシャッハ」のアルバム・ミックスも収録される。

さらにオワリカラ流のグルーヴの集大成に乗せて独自の"ミスマッチの美学"を歌うロック・ナンバー「マッチメイカー」、バンド史上最もストレートなサウンドで自らの音楽がサイハテまで届いて欲しいと歌い上げた「サイハテソング」、銀河系の正にサイハテにいる冥王星から光、熱、王道の象徴である太陽の最も傍にいる小さな惑星、水星＝マーキュリーにエールを送る物語の中で"君に届けたい歌ならいくらでもあるんだ"と狂おしくも切実なタカハシヒョウリ（Vo/Gt）の心情を歌った「マーキュリー」、他人には流されず自らの意志で生きていく決意を静かにそして強く宣言する「L」など全11曲を収録。

音楽に対して、自らに対して、ユーザーに対して誠実なバンドの本質を色濃く表し、今まで以上にストレートでアグレッシヴな作品となっている。60年代から現代までのロックに造詣の深いオワリカラならではの激しくも耽美なサウンド世界も健在。タカハシヒョウリはニュー・アルバムについて以下のようにコメントしている。

"とにかく強いアルバムができました。
全曲、アルバムを背負うだけの力がある。最高傑作です。
すべての曲にメッセージがあって、すべての曲のメロディーが嘘偽り無く歌っている。
このアルバムは止まらない。求め、動いている。動体なんです。
サイハテへ、シェルターへ、死に場所へと。

この前、NIRVANAが好きで好きで仕方なかった高校一年のことを思い出した。
NIRVANAには、それまで感じたことのない何かがあった。
何かが始まるような予感。
理解できないがゆえに愛おしい、"わからない"を"わかりたい"熱情。
それはいったい何だったのか。

もっと遡って、それまで音楽にまったく興味がなかった中学生が音楽にはじめてハマった時、聴こえてきた歌は本当に知らない世界へ連れて行ってくれそうな予感に満ちていた。
「Strawberry Fields Forever」の響き。
あれはいったい何だったのか。

今ならほんの少しだけ、わかる。
言葉にできる気がする。

"行こう"。
"行こう"だ。
言葉で、音楽で、エネルギーで。
ずっとそれが聞きたかったんだ。
どこへ？
そんなことはどうでも良いんだろう。
"行こう"
待っていた言葉。

今度は僕がそれを言う。
"行こう"

"行こう"
未来にしか自由は無い。
未来にしか何も無い。

親愛なるあなたへ、共に旅をしよう。"

―――タカハシヒョウリ

また、アルバムリリース後にはリリース・ツアーも決定。ツアー・ファイナルは5月22日に渋谷WWWでワンマン・ライヴが開催される。詳細は後日発表されるので続報に期待しよう。

なお、Skream!ではオワリカラ、タカハシヒョウリ(Vo/Gt)による連載コラム「火星から来た漫読家」第15回を公開中。

▲オワリカラコラム(第15回：2013.11)