Japanese
インナージャーニー
2024年10月号掲載
Member:カモシタサラ(Vo/Gt) 本多 秀(Gt) とものしん(Ba)
Interviewer:石角 友香
-枠を越えていくっていう話で言うと、「きらめき」はお題があったかもしれないですが、まさにその通りですね。
カモシタ:そうですね。
とものしん:これってお題あったんだっけ?
カモシタ:それこそ書き下ろしの中で一番あったかも。"速めのBPMでサビがここで来て"とかもあって、そのなかでドラマ"%(パーセント)"の流れと組み合わさるように書いていこうっていう。作り方としては思いつきでポンッて書いたりすることばっかりだったんで、これは難しい! と思いながら書きましたね(笑)。
-ドラマの内容をカモシタさんはどれくらい意識して書いたんですか?
カモシタ:すっごく意識して書きました(笑)。
本多&とものしん:ははは!
カモシタ:脚本が最初に届いたんですけど、1話が届いて書いて、また2話が届いて"あ、こう転ぶんだ"って思いながら歌詞を書き直したりして。だから書きながらだんだん分からなくなってきたことが多かったんですけど、そのドラマの中で"自分事として捉えてドラマを制作していくんだ!"みたいな台詞があって、"私もそれやろう"と自分が聴きたい曲を書こうと考えたら完成しました。
-歌詞の中に思いっきり"イメージを超えてフレームの外へ"ってあるので。
一同:(笑)
-このEPのテーマにも繋がるのかなと。
カモシタ:そうかもしれない。
-頭2曲がわりと速い曲なのでそこから新鮮でした。
カモシタ:あぁ。インナージャーニーわりとローテンポ多いもんね。そうでもない?
とものしん:そうだね。分かりやすく速くて明るい曲はもう何年か作ってないんじゃない(笑)? 「きらめき」とかは速いのかな?
-速いっていうか......。
とものしん:メタラーだから速くないんだよな(笑)。筋肉を使ってないので。
カモシタ:(笑)メタラーは筋肉を使う?
とものしん:筋肉を使って初めて速いから(笑)。
-今回のEPの楽曲の中では「きらめき」を作ったのは早かったですか?
カモシタ:早かったかな?
本多:去年の12月か。だってこれさ、話来たときってまだKaitoいたよね。
カモシタ:たしかに。7~8月に話が来て。
とものしん:たぶん「きらめき」が最初かな?
-じゃあその段階ではテーマがあったわけじゃないけど、ちょうどいい符合というか。
カモシタ:うん。
-EPのテーマとしても、インナージャーニーの次の一歩としてもすごく合っていたのかもしれない。そして「Mary」が1曲目であることに若干驚きがあったわけですが。
本多:タイトルもともとなんだっけ? "世界の終わり"じゃなくて。
カモシタ:"人類最後の日"だった(笑)。
一同:(爆笑)
-これ着想はなんだろう? と思ったんですよね、ロックンロールだし。
カモシタ:たしかに、ロックンロールだ(笑)。これを作ったときにSF小説を結構読んでて、普通に生きてると宇宙のこととか考えたりしないですけど、宇宙人側が人間を見て滑稽だなって言ってる話とか、人間の終わりを宇宙人がちょっと微笑みながら見てみたいな(笑)、スケールが完全に違ってぶっ飛んでたんで、人間世界で生きてる人ももっとぶっ飛んだ世界観で考えてみたら楽になるかもね、と考えながら作りました。少しアフロフューチャリズム的なところもあったり、デカ概念で作ってみようかなと。だからあんまり暗い気持ちじゃなく作ったつもりだったんですけど、なんか暗くなっちゃいました(笑)。
-世界の終わり的になっちゃった?
カモシタ:そうです(笑)。
-この曲の歌詞にも"君のその眼が何色でも"というフレーズもあったりして、勝手に「きらめき」との繋がりを感じてしまいました。
カモシタ:あぁ、たしかに! おっきい気持ちの愛を歌ってますね。"BIG LOVE"です(笑)。
-そういうふうに視点を変えて書いてみて、発見はありました?
カモシタ:自分が感じたことから書くっていうのとまた違う、完全に物語を作っちゃうのは逆に歌いやすいのかなと。自分の気持ちももちろんあるんですけど、演じるみたいな(笑)、そのほうががちょっと楽しかったりするから。
-興味で聞いちゃうんですけど、例えばどんなSF小説を?
カモシタ:アーサー・C・クラークっていう作家を。でもこの曲を書いたときは王道じゃないやつを読んでたんですよね、題名は忘れちゃったんですけど。あと"柔かい月"(イタロ・カルヴィーノ著)って本を最近読んでて、ちょっとぶっ飛んでるんですけど、まだ地球が地球じゃなかった頃から始まる、どっちかと言ったら人間が敵みたいな物語が進んでいって。どんどん人間に汚染されていって、プラスチックとかができあがってしまったのが今の地球なんですね、みたいな話で終わる変なやつだったんですけど。
-面白そうです。この曲の原型はデモ? それともカモシタさんの弾き語り?
カモシタ:デモがあって。曲の作り方が変わってきたというのもあるんですけど、これを作ってるときのサポート・ドラムのタイチサンダー(ex-爆弾ジョニー)さんが"四つ打ちの曲が欲しい"みたいな(笑)。で、"四つ打ちの曲作ろう!"と思って、私が全四つ打ちのデモを作って(笑)、そしたら"ちょっとぐちゃぐちゃにしたいわ"って本多君から投げられてきたのが......。
本多:最初のタムの感じ?
カモシタ:そう。"めっちゃカッコいいやんけ!"ってなって、それになりました。
-四つ打ちの影はだいぶなくなりましたね。
とものしん:その四つ打ちの影がある段階、俺知ってるっけ?
カモシタ:うん、送ってる。
とものしん:覚えてないです(笑)。
-変遷があったってことですね。
カモシタ:そうですね。結構ドラムのあれがね?
本多:そう、ドラム。僕がサポートやってるバンドのリーダーの人が編曲の話をしてて、サビは分かりやすく展開ごとにビートをどんどん変えてったほうがいいって言ってるのを聞いちゃって、それを実際にやってみようと思ったんです。で、「Mary」はサビは簡単な四つ打ちでパッと抜けてくる感じで、逆にAメロとかはくぐもった感じにしたいなと思って、こういうタムをドコドコ使ってるみたいな。
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