Japanese
Half time Old
Member:鬼頭 大晴(Vo/Gt) 小鹿 雄一朗(Gt) 内田 匡俊(Ba) 阪西 暢(Dr)
Interviewer:山口 智男
-小鹿さんの印象に残った曲は?
小鹿:「必要なのはなんだっけ」。この曲に限らずなんですけど、今回アコースティック・ギターを入れることにハマったアルバムで、実は。前回の作品でアレンジャーの方に入ってもらったとき、アコギをきれいに入れていらっしゃって、アコギっていいなとなったんです。バンド・サウンドにもすごく合うんだなってことをそのとき改めて知って、自分もそこに挑戦してみようと思ったんですよ。だから、今回アコギ・メインで始まる曲が結構多いと思うんですけど。
-「ムダトハ」もそうですね。
小鹿:そうですね。「必要なのはなんだっけ」はピアノのソロが入っているんですけど、アコギもそこで弾いているんです。僕の中でテーマ的にアコースティック・ギターっていうのがあって、それがわりと出ている曲なのかなと思います。
-鬼頭さんが印象に残っている曲は?
鬼頭:「ムダトハ」ですね。自分が経験したその情景をまんま書いただけの曲ではあるんですけど、それが僕の中の大切な瞬間だったなっていう。これはほぼほぼ日記みたいなものなんですけど、自分の日記って大切だなというところで、この曲です。
-いつ頃経験したことを書いているんですか?
鬼頭:コロナ禍に入ってから1年ぐらい経った頃ですかね。あんまり電車が好きじゃなくて、片道2時間ぐらい歩かなきゃいけない距離でも、電車やバスに乗るくらいなら――
-歩くんですか?
鬼頭:全然歩きます(笑)。歩きながら物事を考えることもあるんですよ。そのときは、そこからちょっと脱してみようと思って、何かインスピレーションになりそうなことが起きそうというか、電車の中って何かありそうだなって特に目的もなく乗ってみて、外を見ながら考えたことを歌詞にしました。もちろん、そのときに何か考えて、これは曲になるなとか狙ってできたわけじゃないんですけどね。今年に入ってアルバムを制作し始めたときに、自分の中に何か成長したエピソードはあるかなって思い返して、そういう積み重ねがあって今の自分があるなと書いた曲です。
-その他、新たなチャレンジだと思う曲はありますか?
鬼頭:「さすらいラプソディ」はそうかな。これまでだったらそのままバンド・サウンドにしていたと思うんですけど、そういう曲はもうあるからねってなったときに違うアプローチができたという意味で、チャレンジだったと思います。半ば無理矢理これまでと違う方向に持っていったんですけど、こういうアレンジの仕方も曲に合うんだなっていうのは発見でもありました。
-ドラムの連打から掛け声が入ってスキャットになるところは、ぜひライヴで聴いてみたいですね。
阪西:そうですね。ああいうふうに、曲中でセッション風になることってほとんどないですけど、いろいろやりようはあるのかなと思います。
-この曲、ドラムの音の処理が面白いですよね。
阪西:今言っていたスキャットになるところは完全に生なんですけど、他のところは打ち込みで作ったやつに生もちょっと交ぜて、その塩梅を探りながらこのバランスになっているんです。だから、他の曲とちょっと音色が違って聴こえるんですよ。
-それはそういうドラムの音が面白いんじゃないかという発想だったんですか?
阪西:最初は打ち込みだけで作っていて、それだけでもいいかなと思ったんですけど、エンジニアさんがこんなこともできるよって言ってくれたので、いろいろ話し合いながら交ぜ具合を調整して、この音色に辿りついた感じですね。
-ところで、アルバムのトピックとして、「雫」のバンド・アレンジ・バージョンが入ることも挙げられると思うのですが、もともとラジオ番組で鬼頭さんが弾き語りで作った曲を、今回バンド・アレンジしたんですよね?
鬼頭:そうです。金城学院大学の学生さんから、卒業式で歌えるような卒業ソングを作ってほしいって企画だったんですけど、卒業ってそれこそ成長するってことじゃないですか。だから、成長をテーマにした曲がもともといくつかあったんですよ。それも全曲成長をテーマにしようってなったきっかけではありましたね。「暁光」、「知りたい」、「雫」の3曲に共通する部分があったからテーマを決められたってところはあります。
-「雫」をバンド・アレンジするうえではどんなことを意識しましたか?
鬼頭:おっちゃんが考えてくれたんだよね。
小鹿:そうですね。もともと大晴が作った弾き語りはバラード調だったんですけど、結構壮大なロック・ナンバーになりそうな予感がしたので、それをイメージしました。なおかつアコギをきれいに使いながらロックな曲にしたかったので、それをもとに作ってみましたね。
-そして、「暁光」のピアノ・バージョンが収録される、と。
鬼頭:シンプルにファンの方に楽しんでもらうとしたらなんだろうって考えたとき、もともと配信されていた曲だったから、新しい聴き方をしてもらうには、アルバムにそういうアレンジ違いのバージョンを入れてみるのもいいなと思いました。
-成長をテーマにアルバムを作りあげて、成長できたという実感もあるのではないでしょうか?
鬼頭:フル・アルバムを作りあげたという達成感はすごくあります。でも、成長ってそんなにすぐ気づけるものではないような気もしていて。後々あのときの経験が生きたなって思うものなのかな。今回のアルバムがまさにそうなんですけど、前回アレンジャーの方に入ってもらって、その経験が生きてきたアルバムでもあるので、次アルバムを作るときに、自分たちでも成長したところに気づけるんじゃないかなって思います。
小鹿:もちろんレコーディングでも成長はあったと思うんですけど、実際このアルバムの曲たちを、ツアーを通してライヴでやっていった先で、さらにその上の成長ができるのかなってなんとなく今考えています。
-10月22日からアルバム・タイトルをタイトルに冠したリリース・ツアーが決まっています。最後にツアーの意気込みを聞かせてください。
鬼頭:フル・アルバムでしかできない曲の幅が今回結構あって。4年間シングルとかミニ・アルバムとかは出してきたんですけど、そのなかでもこんな曲を入れたいと思いながら、曲数が限られた作品には入れられなかったんです。例えば、「さすらいラプソディ」がそうなんですけど、そんな曲がフル・アルバムということでようやく入れられた。なので、ライヴでも僕らの新たな一面を観てもらえると思うし、ぜひ期待していてください。
LIVE INFO
- 2025.01.22
-
ASIAN DUB FOUNDATION
WurtS
ずっと真夜中でいいのに。
シノダ(ヒトリエ)
SVEN(fox capture plan)
go!go!vanillas × NEE
RAY
アイナ・ジ・エンド
BRADIO
米津玄師
- 2025.01.23
-
終活クラブ
ずっと真夜中でいいのに。
a flood of circle
小山田壮平 / kanekoayano
ヤバイTシャツ屋さん
ASIAN DUB FOUNDATION
米津玄師
暴動クラブ / 板歯目 / M.J.Q(山本久土+クハラカズユキ)
- 2025.01.24
-
片平里菜
東京初期衝動
ザ・シスターズハイ
終活クラブ
Homecomings
夜の本気ダンス
ego apartment
LEGO BIG MORL
神聖かまってちゃん
かりんちょ落書き
ハシリコミーズ
MONO NO AWARE
くるり
Ivy to Fraudulent Game
THE YELLOW MONKEY
RAY
Wez Atlas
- 2025.01.25
-
片平里菜
ブランデー戦記
女王蜂
BLUE ENCOUNT / UNISON SQUARE GARDEN / ヤバイTシャツ屋さん / フレデリック ほか
Helsinki Lambda Club
SpecialThanks
ストレイテナー
上白石萌音
the paddles
bokula.
HY
SCOOBIE DO
Umisaya
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
Dear Chambers
sajou no hana
Aimer
あいみょん
め組
IDLES
かすみん(おこさまぷれ〜と。)
神聖かまってちゃん
Czecho No Republic
GOOD BYE APRIL
フラワーカンパニーズ
パピプペポは難しい
Rhythmic Toy World
眉村ちあき
Mega Shinnosuke
サカナクション
Hedigan's
kobore
tacica
9mm Parabellum Bullet
Cloudy
- 2025.01.26
-
マリンブルーデージー
ASP × ExWHYZ
[Alexandros] / キタニタツヤ / マカロニえんぴつ / Creepy Nuts / ヤングスキニー ほか
Helsinki Lambda Club
THE BACK HORN
SpecialThanks
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
the paddles
ストレイテナー
HY
上白石萌音
SCOOBIE DO
SILENT SIREN
夜の本気ダンス
東京初期衝動
Homecomings
アイナ・ジ・エンド
Dear Chambers
Mega Shinnosuke
崎山蒼志
Bye-Bye-Handの方程式
CYNHN
Aimer
あいみょん
I Don't Like Mondays.
フラワーカンパニーズ
tacica
琴音
Lucky Kilimanjaro
ADAM at
LEGO BIG MORL
篠塚将行(それでも世界が続くなら)
サカナクション
阿部真央
Bubble Baby
- 2025.01.28
-
マリンブルーデージー / かたこと
the HIATUS
WurtS
米津玄師
SUPER BEAVER
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
the quiet room / Maki
安藤裕子
- 2025.01.29
-
THE ORAL CIGARETTES
the HIATUS
Saucy Dog
米津玄師
Hakubi
君島大空
Appare!
Helsinki Lambda Club
ポルカドットスティングレイ
ネクライトーキー
- 2025.01.31
-
ビレッジマンズストア
神聖かまってちゃん
LEGO BIG MORL
UNISON SQUARE GARDEN
KNOCK OUT MONKEY
Wez Atlas
くるり
ザ・ダービーズ
インナージャーニー / 板歯目 / Apes ほか
ヤユヨ
WANIMA × MONGOL800
TYCHO
Aooo
AYANE
9mm Parabellum Bullet
小林私 / Redhair Rosy / INF ほか
Halujio
the telephones
Bye-Bye-Handの方程式
- 2025.02.01
-
あいみょん
Hedigan's
ストレイテナー
ASP × GANG PARADE
夜の本気ダンス
I Don't Like Mondays.
ブランデー戦記
女王蜂
WONK
WurtS
the telephones
bokula.
GOOD BYE APRIL
SILENT SIREN
"でらロックフェスティバル 2025"
ADAM at
片平里菜
wacci
kobore
sajou no hana
CYNHN
OKAMOTO'S
Kroi
Aimer
"BAYCAMP 202502"
清 竜人 / 清 竜人25
9mm Parabellum Bullet
- 2025.02.02
-
あいみょん
四星球
bokula.
ExWHYZ × KiSS KiSS
LEGO BIG MORL
Laura day romance / XIIX / レトロリロン
I Don't Like Mondays.
Keishi Tanaka
ブランデー戦記
Panorama Panama Town
ラックライフ
"でらロックフェスティバル 2025"
CYNHN
ひめかのん(おこさまぷれ~と。)
片平里菜
ANABANTFULLS
DIALOGUE+
怒髪天
崎山蒼志
上白石萌音
浪漫革命
- 2025.02.03
-
マカロニえんぴつ
- 2025.02.05
-
マルシィ
ザ・シスターズハイ
the HIATUS
サカナクション
くるり
WurtS
"Road To 革命ロジック2025"
RELEASE INFO
- 2025.01.22
- 2025.01.24
- 2025.01.25
- 2025.01.28
- 2025.01.29
- 2025.01.31
- 2025.02.01
- 2025.02.05
- 2025.02.07
- 2025.02.10
- 2025.02.12
- 2025.02.15
- 2025.02.19
- 2025.02.26
- 2025.02.28
- 2025.03.01
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
ヒトリエ
Skream! 2025年01月号