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INTERVIEW

Japanese

バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI

 

バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI

1対1で私たちを近くで感じてもらえて、ひとりも置いていかない。愛を感じてもらえるライヴにできたら


-ぐみさんはこの10年の中で自分で研磨してるものとか、これってすごい武器になったなって思うものってありますか。

ななせぐみ:やっぱりバンもん!だから10年続けられたって思うし、6人の心がたまたまガチできれいだったというか。それに救われたなっていう瞬間がたくさんありました。やっぱりそういうヴァイブスってお客さんにも伝わると思うから、いいお客さんしかいないし、すごくいい気持ちでここまでこれたなって。

鈴姫みさこ:私利私欲のためにやってないからね(笑)。

ななせぐみ:嫌なやつがいないっていう。

甘夏ゆず:"ガチで心がきれいな6人組"です。

-ファンはグループの鏡だって言いますもんね。いいお客さんしかいない、っていうのも納得です。

大桃子サンライズ:長くやっているグループさんも何組かいますけど、やっぱり大人っぽくなっちゃったり、形が変わってるというか。

鈴姫みさこ:そういうことでは、うちらはまだクソガキで(笑)。

望月みゆ:一生クソガキで、あらがい続けてるよね。

大桃子サンライズ:アイドルとしてのかわいらしさを残したまま長くいられるのって、本当に稀なパターンだと思うから。

-そこがまだまだいい感じにがむしゃらだと。

鈴姫みさこ:めっちゃずっとがむしゃらです。

大桃子サンライズ:いつも伸びしろを感じつつで(笑)。

甘夏ゆず:最近になって、初めて私たちを知ってくれる人もまた増えてきているのが嬉しいんですよね。そういう人たちにプレゼンしたくて。ポン(甘夏ゆず)は音楽がもともとすごく好きで、ジャンル問わずロックも洋楽も聴くんですけど。なんで好きなんだろうって考えたときに、その人たちが発するメッセージとか、言葉とか音に乗ってる愛の深さみたいなものに包まれるから好きなんだって思って。バンもん!にも、音楽ファンとして楽曲にその愛とかをすごく感じるので、音楽好きな人たちとかにこそ、昔から今までのバンもん!を聴いてほしいです。歌詞はみさこがずっと書いてくれているんですけど、みさこの人柄があってバンもん!の楽曲に血が通っていくというのがあって、私は大好きだから。ぜひ聴いて、日々の救いになってほしい。

-新しいファンは何がきっかけで知ってくれているんですか。

鈴姫みさこ:おこもり期間というか、コロナ禍であまり家から出れないときにもずっといろんなことをやっていたのはデカいのかな。

ななせぐみ:リモートのライヴとか結構やってたしね。

恋汐りんご:しかも女子がめちゃくちゃ増えてるんですよね。

望月みゆ:気になって"何で知ったの?"って聞いちゃうよね。実は結構前から知っていたっていうのが多い気がする。で、初めてライヴに来ましたとか。

恋汐りんご:今回のツアーは今までのツアーとシステムを変えている部分があって。コロナ禍以降、ライヴは2部制なんですけど、以前は1部も2部もライヴをやっていたのを、今は2部はがっつりとライヴにして、1部では1,000円で入場できて、その土地によってメンバーが衣装を変えて一緒にチェキが撮れるのと、スクラッチを削って賞品が貰えるとか(※本ツアー・ファイナルを除く)。

鈴姫みさこ:1部でしか買えないグッズを作ったりとか。

恋汐りんご:曲は2曲くらいで、リリース・イベントみたいなテンション感でやっているんです。まだライヴに行くのは怖いけど、それだったら行ってみようかなっていう子がわりと来てくれている感じがしていて。このお試しはすごく良かったなって。

甘夏ゆず:会いに来るみたいな感じだよね。

恋汐りんご:それで良かったら2部も来てほしいなっていう。

鈴姫みさこ:女の子で、リリイベには来るっていう子が結構いたんですよね。

-女の子が多いのは嬉しいですね。

大桃子サンライズ:昨年末に"わくわく!真冬のNAKAYOSHIお楽しみライブ♡"で、それぞれコンセプトが違う6公演のライヴをやって、男子限定の日("極男祭")と女子限定の日("極女祭")とかもやったんですけど、女子限定の方が動員が多かったっていう(笑)。女の子って、ちょっと年上のお姉さんに憧れたりするじゃないですか。そういうのもあるのかなって思ったり。

鈴姫みさこ:ちょっと希望を持ってほしいよね。人生長いから、こうやって年を重ねていけばいいんだって。

大桃子サンライズ:価値観を変えたいなって。

-全国ツアーや主催イベントなど、大きなライヴがありますが、さらにこんなことをやってみたいという大きな夢っていうのはありますか。

大桃子サンライズ:これはみんなもやりたいって思ってることだと思うんですけど、今年6月にサンリオピューロランドでライヴをさせていただいたんです("でぃあふぁみりぃ 2022 in サンリオピューロランド")。そのときうちらのキャラクター性と相まってすごくかわいいライヴができて、これはもっとたくさんの人に観てもらうべきだって思って。そのときはピューロランドの中にあるライヴホールでやったんですけど、パレード用の大きなステージでキャラクターさんたちとバンドじゃないもん!の世界観でやりたいなって。

望月みゆ:やろう!

大桃子サンライズ:っていうのを企んでいて。大人の人にプレゼン中です。なんていうか、一生忘れられない感動を──

鈴姫みさこ:あなたに、ってね。

恋汐りんご:これは早めにやりたいね。

大桃子サンライズ:あとはみんなでビジネスをやりたい。ずっと思ってることなんだけど、何かのお店を一緒にやりたくて。

ななせぐみ:うどん屋さん?

甘夏ゆず:みんなでうどんこねこねする?

大桃子サンライズ:(笑)うちらでプロデュースするお店とかね。カフェとかでもいいし、ネイル・サロンとかでもいいし。この6人ってジャンルがそれぞれ違うから、ここに行ったら好きな自分になれるみたいなのがあったりとかね。今後の世界情勢も踏まえたうえで、日本だけじゃなくて中国の女の子とかもバンもん!みたいになりたいって思ってもらえる場所を作ったり。バンドじゃないもん!のグループとしての存在意義でマネタイズとかができていけば、本当に永遠になれると思うので。

鈴姫みさこ:永久機関を作ろうという(笑)。

望月みゆ:1フロア貸し切って、"バンもん!横丁"みたいなところ作るのもいいよね、店舗が何個か連なってるほうがみんな集まりやすいから。

ななせぐみ:お祭りみたいな。

大桃子サンライズ:この部屋に入ったら、汐りんになれるグッズが置いてあって、汐りんコーデでプリクラ撮れるとか。

望月みゆ:バンもん!フォト・スタジオで、好きなメンバーのコスプレみたいなのができるとか最高だよね。

大桃子サンライズ:いいね! すいません、ビジネスの会議になっちゃいました。

-夢広がりますね(笑)。

恋汐りんご:現実的かわからないけど、舞台やってみたい。"劇団バンドじゃないもん!"みたいな感じで。途中でライヴ・シーンも入ってくるみたいな。

甘夏ゆず:ミュージカルみたいなってこと? それ超やりたい。

恋汐りんご:そっちのほうが人気になっちゃったらどうする?

甘夏ゆず:いいよいいよ、劇団になっちゃう。

-実現できそうなパワーがありますよね、バンもん!には。それでは最後に、10月に控える東京国際フォーラムでのツアー・ファイナルと、主催サーキット・イベントへの思いを改めて聞かせてください。

望月みゆ:ツアー・ファイナルの国際フォーラムのタイミングでちょうど10 周年になるんですけど、そこに今まで関わってくれた人がみんな集まってくれたら嬉しいですね。久々に会いに来てくれたり、何年か前の時代のことを思い出してエモくなったり......音楽ってそういう力があるじゃないですか。そういうのを辿れるような、そして今も変わらずにこんなことをやってくれてるならまた観に来ようかなって思ってもらえるライヴができたらって思っているので。変わらずクソガキでやってるし、急にセクシー・ダンスとかしないので。

甘夏ゆず:ダンスやっちゃおうかなぁ(笑)。

望月みゆ:年を重ねたみんなのことも見たいし。一方的じゃなくて、ちゃんと1対1の関係値がある間柄だと思っているので、そういうところを見せに来るつもりで来てもらっても嬉しいなって思ってます。

大桃子サンライズ:絶対、今のほうがいいライヴをしてる自信はあるしね。

望月みゆ:大人になったからね、うちらも。だからこそ響くものもあるし。

大桃子サンライズ:うちらはこういうライヴをすべきなんだっていうのが、今でこそ見えているから。観ただけで心がハッピーで溢れ出しちゃうようなライヴをやってると思う、誰も置いていかないよっていう。

鈴姫みさこ:今回のツアー・タイトルが"らぶらぶ♡マウンティングツアー"で、新曲「マウンティングガール」(2022年8月リリースのシングル)が中心にもあるようなツアーなんですけど、これがすごくパーソナルな曲で。国際フォーラムは会場の規模感的には広いけど、これは自分のために歌ってくれてるなっていうくらい、1対1で私たちを近くで感じてもらえて、ひとりも置いていかないし、遠くに行っちゃったなって感覚がないような、愛を感じてもらえるライヴにできたらなって思います。

恋汐りんご:"10周年"って聞くとすごいなぁっていう感じで、最近知った子とかが遠のいてしまったら寂しいなって思っちゃうんですけど、最近のライヴでも誰も置いていかないライヴにしようって、バンもん!をわかりやすく、予習とかしていなくても楽しんでもらえるライヴを心掛けているので。最近知ったファンだけど、10周年行っていいのかな? って思っている子がいたら、絶対に来てほしいって思います。

鈴姫みさこ:気軽にね。"おめ~"くらいの感じで(笑)。

大桃子サンライズ:ノリで来て(笑)。ノリで楽しんでっていう。

-サーキット・イベント"NAKAYOSHI FES."はどうですか。

鈴姫みさこ:これは来ないともったいないですよね。なんならバンもん!出てなくても面白いくらいなので(笑)。

恋汐りんご:アイドル・フェスでもないし、このブッキングができるフェスってなかなかないと思うので。

望月みゆ:たしかにね。バンもん!が好きな人はバンドも好きな人が多いから、すごい喜んでくれていると思うし。端から端まで、触れたことないジャンルにも触れて楽しんでほしい。

鈴姫みさこ:それができたらめっちゃ嬉しいよね。もともとボーダレスっていうのも"理念"の中に含まれているから。

ななせぐみ出た、理念。

恋汐りんご:今年の"NAKAYOSHI FES."が大成功した場合、来年もやりたいなっていうのがあるんですけど、よりボーダレスになっていってほしいから、次回もし開催できるなら、お笑い芸人さんとか、もっといろんなジャンルの人が出てほしいなって。

大桃子サンライズ:カルチャー全部をひっくるめて。

望月みゆ:その来年の規模感が、今年にかかっているので(笑)。

大桃子サンライズ:まだ、アイドルが主催のフェスには出ないっていうアーティストさんもいると思うし、そういう壁があるので。それを壊していけるようにとか、バンもん!のフェスだったらいいよって言ってもらえるように絶対に成功させたいです。とりあえずバンもん!が好きなみんなは、本当にバンもん!のためにと思って、来てくれたら楽しませる自信があります。

恋汐りんご:みんなで大成功させたいね。

TOUR INFORMATION
"バンもん!全国ツアー2022
『らぶらぶ♡マウンティングツアー』"

10月7日(金)北海道 札幌ペニーレーン24
10月8日(土)北海道 小樽GOLDSTONE
10月29日(土)東京国際フォーラムホールC
※ツアー・ファイナル公演を除く全公演2部制
詳細はこちら


EVENT INFORMATION
"NAKAYOSHI FES. 2022"

9月24日(土)Spotify O-EAST / Spotify O-WEST / Spotify O-Crest / Spotify O-nest etc.
リストバンド交換 11:00
出演アーティスト:
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI / 神聖かまってちゃん / でんぱ組.inc / 虹のコンキスタドール / TEAM SHACHI / #ババババンビ / まねきケチャ / 真っ白なキャンバス / わーすた / the telephones / ネクライトーキー / オメでたい頭でなにより / アカシック / ガガガSP / ヒステリックパニック / 0.1gの誤算 / ONIGAWARA / NEO JAPONISM / #よーよーよー / #2i2 / 群青の世界 / CYNHN / ARCANA PROJECT / リルネード / ミームトーキョー / さよならステイチューン / 虹のコンキスタドール予科生 / 結音 EAST / 雨模様のソラリス / 榎本りょう / RASCAL CLAN / はちみつBLACK / 二丁目の魁カミングアウト / FES☆TIVE / FRUITS ZIPPER / かすみ草とステラ / SANDAL TELEPHONE / 美味しい曖昧 / tipToe. / CIRGO GRINCO / miao / YUENI / may in film / リリスリバース / youmenosay / 唯美人形
[チケット]
VIPチケット ¥18,000 / 一般チケット ¥7,500(D代別)
■一般発売 : 9月3日(土)20:00~9月20日(火)23:59
"NAKAYOSHI FES. 2022"オフィシャル・サイト