Japanese
バンドじゃないもん!
2018年01月号掲載
Member:望月 みゆ 甘夏 ゆず 大桃子 サンライズ
Interviewer:吉羽 さおり
"PERFECT YEAR 2017"と銘打って、2作同時のシングル・リリース、メジャー1stアルバム『完ペキ主義なセカイにふかんぜんな音楽を♥』のリリース、大きな会場でのワンマンなど、1年間激走してきた"バンドじゃないもん!"。この激動の年を締めくくる1枚が、ミニ・アルバム『ミニバン!』だ。10月に数量限定でリリースされた「Q.人生それでいいのかい?」に、メンバー6人それぞれのソロ曲、ボーナス・トラックには初期の曲「歌うMUSIC」を"生まれかわりver."として現体制で収録し、バンもんのカラフルさをより立体的且つ多面的に見せる内容になっている。今回はメンバー3人に、この1年についてや、作品について、そしてこれからについて、話を訊いた。
-2017年は、メジャー1stアルバム『完ペキ主義なセカイにふかんぜんな音楽を♥』(3月リリース)のリリースや、大阪BIGCAT、新木場STUDIO COASTでのワンマン・ライヴ(それぞれ4月と5月に開催)をソールドさせて、野外でのフリー・ライヴもやってと、充実した年でしたね。
甘夏ゆず:めっちゃいろんなことが詰め込まれてました。
望月みゆ:元旦からいろんなことがあって、どれも遥か昔のことのように思うくらい(笑)。
大桃子サンライズ:たしかに。アルバムってもう、昔の話みたいな感じ。
望月みゆ:シングル『YAKIMOCHI』も『YATTA!』(1月11日2枚同時リリース)も今年なんだよね。にわかには信じがたい感じになってますね。
甘夏ゆず:今まで挑戦したことのないことにも、今年はいろいろ挑戦できたので、怒濤の1年でした。初めての経験に追われていた瞬間があったり、楽しみきれていたのかな? って思ったり。楽しみきれているんだろうと思うけど、もっといろんなやり方でもやれたなと思うから。この"PERFECT YEAR"を来年にも繋げたいなと思っています。
-いいステップになる年ですね。アルバム『完ぺき主義なセカイにふかんぜんな音楽を♥』も好評だったから、より次に繋がる感じはあったんじゃないですか。
大桃子サンライズ:アルバムは、あの時点での最高傑作が作れたなと思っていて。だけど、さっきも言ったように、結構昔のことのように感じるくらい猛スピードでいろんなことがあったので、改めて聴くと、今ならもっとできるってもうすでに思っちゃってるから、またアルバムに対しての制作意欲が上がった1年だったなっていう感じがありますね。来年が楽しみです。
-来年の前に、今作『ミニバン!』のリリースがあります。しかも今回は、通常のパターンとは違った内容で、みなさんのソロ曲で構成されたミニ・アルバムです。あえてここでソロ曲を、というのはどういう想いからですか。
甘夏ゆず:今年アルバムを出したのもあるし、またこの1年で成長した部分もあるから。実は、前にも一度それぞれソロの曲をやっているんですよ。
望月みゆ:インディーズのときで、2年前くらいに。
甘夏ゆず:また絶対に違う1枚にできる自信があったので。
大桃子サンライズ:バンドじゃないもん!のコンセプトのひとつに、"女の子が好きなことをやっている姿が一番かわいい"っていうのがあるんです。メンバー全員が、自分の在り方とか、アイドル像とか、女の子像というものを貪欲に貫いていて。ソロ曲っていうとファン向けのものなのかなって思うけど、逆に"バンもん!(バンドじゃないもん!)って、こんなにひとりひとりが完成されている集団なんだよ"っていうのを見せたい想いもあるんです。パッと見は、キラキラしたお洋服を着て、かわいらしい感じのグループかな? って判断されちゃうこともあるかもしれないですけど、実は、全員がセルフ・プロデュースをしていて。そういう人たちの集合体が"バンもん!"だっていうのを、見せたかったんです。メジャーになってからはソロ曲をやってなかったしね。
望月みゆ:ソロ曲は今回で2回目だけど、1回目に比べると自分がやりたいことの実現率が全然違って。
大桃子サンライズ:そうそう。予算が違う。
望月みゆ:リアルなこと言わない(笑)。お願いしたい人に、ちゃんとお願いできているんです。
甘夏ゆず:セルフ・プロデュースのグループなだけあって、それぞれがどんな曲をやるのか打ち合わせをしてなかったんですけど、本当にいい意味でバラバラの、方向性の違う曲が揃ったなと思ってます。
-6人のキャラクターが立ちまくってます。
大桃子サンライズ:ちなみに、曲も全部自分たちで"こういう曲がいい"って作ったものなんですけど、全員が自分で歌詞を書いていて、自分たちの楽曲のミックスにも立ち会ってとか、細かくこだわったうえで、アートワークもすべてセルフ・プロデュースしているんです。
-そうだったんですね。このそれぞれのアートワークが、みなさんの世界観や曲の魅力を伝えていて、またさらにキャッチーなものにしていますね。
大桃子サンライズ:ほんとに"バンもん!っていいな"って思いました。みんなが完成度高くて。
甘夏ゆず:うん、思った。
望月みゆ:ソロで、このジャケットを撮れたことはすごく嬉しいですね。アルバムの中のでの1曲だから、それはないのかなと思っていたんですけど、こうやって世界観を視覚的にも表現できたのが嬉しくて。
甘夏ゆず:このヴィジュアルまで含めてソロ曲っていうのがあるよね。
望月みゆ:アルバムのリード曲になるのが6人で歌う「Q.人生それでいいのかい?」なんですけど、このバラバラの方向性を貫いているバンもん!が集まるとこうなるよっていうのが、この1曲に込められていて。且つ、ボーナス・トラックの「歌うMUSIC」は初期のころからある曲で、それを改めて6人でアレンジをしてここに収録できたのはまとまりがいいし、これで"バンもん!を知れるよ!"っていう1枚です。ミニ・アルバムにして、満足度の高い作品ですね。
甘夏ゆず:気持ちの面でもだいぶ思い入れが強くて。「Q.人生それでいいのかい?」は、10月にバンもん!の5周年を記念した5555枚限定生産シングルとして出したときの音源が再収録されているんですけど。この歌詞が、今までのバンもん!とはまた違うストレートな表現で、全人類肯定曲みたいな応援ソングなんです。ボーナス・トラックの「歌うMUSIC」は、6人になる以前のみーちゃん(鈴姫みさこ)とかっちゃん(2013年に卒業した金子沙織)のふたり体制のときの曲なんですけど、当時のイントロの音源がそのまま使われていて、そこから6人バージョンが始まるので。いろんなエモい気持ちが全部詰まった1枚になっているんです。
-ちゃんと、これまでのバンもん!の歴史を汲んだ内容なんですね。
甘夏ゆず:そこも踏まえて、いろんなところに楽しみが散りばめられているんだよっていうのを聴いてほしいです。
大桃子サンライズ:いいミニ・アルバムになったよね。ちゃんと流れがあって。「Q.人生それでいいのかい?」は好きなことをやって、生きていこうっていう曲で、"好きなこと好きって言えないまま/死んでいくなんて許さないよ"ってストレートな言葉を放ったあとに、それを体現するようなソロ曲が入っていて。
望月みゆ:ほんとだよね(笑)。"ほら、ごらんよ"っていう。
大桃子サンライズ:最後にバンもん!特有のハッピー感──このハッピー感はバンもん!の最強の武器だと思っているんですけど、「歌うMUSIC」で多幸感を感じてもらって。最後に、みんな、生きてるだけで最高じゃんっていう気持ちになってくれたらいいなと思います(笑)。
LIVE INFO
- 2025.10.06
-
kiki vivi lily
PEDRO
LiSA
ガガガSP×バッテリィズ
THE ORAL CIGARETTES
- 2025.10.07
-
LONGMAN
緑黄色社会 × Aqua Timez
古墳シスターズ
FOO FIGHTERS
- 2025.10.08
-
THE ORAL CIGARETTES
TOKYOてふてふ
FOO FIGHTERS
Re:name × Enfants
JON SPENCER
MONO NO AWARE
ORCALAND × Gum-9
- 2025.10.09
-
キュウソネコカミ
Rei
OKAMOTO'S
終活クラブ
JON SPENCER
DOES
アイナ・ジ・エンド
感覚ピエロ
Hedigan's
Plastic Tree
羊文学
Kroi
- 2025.10.10
-
ENTH × SPARK!!SOUND!!SHOW!!
暴動クラブ × 大江慎也
Rei
SUPER BEAVER
ザ・シスターズハイ
KING BROTHERS
PEDRO
YOASOBI
moon drop
オレンジスパイニクラブ
OKAMOTO'S
the cabs
WHISPER OUT LOUD
FRONTIER BACKYARD
LEGO BIG MORL
JON SPENCER
NOMELON NOLEMON
a flood of circle
DOES
水曜日のカンパネラ
FOO FIGHTERS
キタニタツヤ
たかはしほのか(リーガルリリー)
ExWHYZ
MONOEYES
藤森元生(SAKANAMON)
大塚紗英
感覚ピエロ
ZAZEN BOYS×サニーデイ・サービス
East Of Eden
アーバンギャルド
JYOCHO
羊文学
小林私
THE SPELLBOUND
- 2025.10.11
-
終活クラブ
キュウソネコカミ
トンボコープ
Appare!
cinema staff
秋山黄色
YOASOBI
moon drop
コレサワ
OKAMOTO'S
"FM802 MINAMI WHEEL 2025"
KNOCK OUT MONKEY
INORAN
WtB
阿部真央
I Don't Like Mondays.
"京都音楽博覧会2025 in 梅小路公園"
KANA-BOON
ExWHYZ
FRONTIER BACKYARD
androp
カミナリグモ
brainchild's
フレデリック
envy × world's end girlfriend × bacho
"JUNE ROCK FESTIVAL 2025"
East Of Eden
Official髭男dism
藤沢アユミ
豆柴の大群
"TOKYO ISLAND 2025"
- 2025.10.12
-
a flood of circle
キュウソネコカミ
SUPER BEAVER
WtB
キタニタツヤ
セックスマシーン!!
WESSION FESTIVAL 2025
"FM802 MINAMI WHEEL 2025"
INORAN
"京都音楽博覧会2025 in 梅小路公園"
Omoinotake
Bimi
ART-SCHOOL
Official髭男dism
eastern youth
なきごと
"TOKYO ISLAND 2025"
- 2025.10.13
-
WtB
阿部真央
I Don't Like Mondays.
Awesome City Club
ExWHYZ
Appare!
The Biscats
brainchild's
Rei
OKAMOTO'S
秋山黄色
Age Factory
トンボコープ
CYNHN × タイトル未定 × fishbowl
"WESSION FESTIVAL 2025"
岡崎体育
"FM802 MINAMI WHEEL 2025"
シド
SCANDAL
cinema staff
Cody・Lee(李)
コレサワ
ネクライトーキー×ポップしなないで
リュックと添い寝ごはん
eastern youth
hockrockb
Omoinotake
Kroi
PIGGS
清 竜人25
Plastic Tree
ぜんぶ君のせいだ。
LiSA
"TOKYO ISLAND 2025"
- 2025.10.14
-
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
ドミコ
THE ORAL CIGARETTES
Hump Back
Survive Said The Prophet × NEE
MONOEYES
ぜんぶ君のせいだ。
超☆社会的サンダル
go!go!vanillas
武瑠 × MAQIA
- 2025.10.15
-
ドミコ
LONGMAN
PEDRO
キュウソネコカミ
MONOEYES
打首獄門同好会
アカシック
HY × マカロニえんぴつ
ポルカドットスティングレイ
藤巻亮太
- 2025.10.16
-
ENTH × SPARK!!SOUND!!SHOW!!
YOASOBI
PEDRO
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
"Shimokitazawa SOUND CRUISING presents. サウクルラボ vol.1"
SCANDAL
SIX LOUNGE
brainchild's
- 2025.10.17
-
挫・人間
キュウソネコカミ
打首獄門同好会
アイナ・ジ・エンド
YOASOBI
a flood of circle
ズーカラデル
LONGMAN
chilldspot
otsumami feat.mikan
リュックと添い寝ごはん
コレサワ
神聖かまってちゃん
終活クラブ
NOMELON NOLEMON
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
フラワーカンパニーズ
SUPER BEAVER
東京スカパラダイスオーケストラ
BIGMAMA
Bimi
- 2025.10.18
-
TOKYOてふてふ
伊東歌詞太郎
挫・人間
シド
OKAMOTO'S
YONA YONA WEEKENDERS
ENTH × SPARK!!SOUND!!SHOW!!
アイナ・ジ・エンド
moon drop
RADWIMPS
キュウソネコカミ
ぜんぶ君のせいだ。
bokula.
the cabs
SWANKY DOGS
amazarashi
INORAN
WtB
osage
"LIVE AZUMA 2025"
カミナリグモ
Cody・Lee(李)
阿部真央
Newspeak
センチミリメンタル
東京スカパラダイスオーケストラ
Keishi Tanaka × 村松 拓
"ASAGIRI JAM'25"
ズーカラデル
I Don't Like Mondays.
Victoria(MÅNESKIN) ※振替公演
ロザリーナ
the paddles
神聖かまってちゃん
LACCO TOWER
星野源
- 2025.10.19
-
DYGL
リュックと添い寝ごはん
OKAMOTO'S
Age Factory
bokula.
ぜんぶ君のせいだ。
moon drop
コレサワ
TOKYOてふてふ
RADWIMPS
SIX LOUNGE
リリカル / みじんこらっく / とにもかくにも / ティプシーズ / 台所きっちん
SUPER BEAVER
Laura day romance
WtB
Omoinotake
"LIVE AZUMA 2025"
Cody・Lee(李)
ビレッジマンズストア
SPRISE
伊東歌詞太郎
浪漫革命
LUCKY TAPES
ハンブレッダーズ / KANA-BOON / キュウソネコカミ / マカロニえんぴつ ほか
ネクライトーキー×ポップしなないで
Keishi Tanaka × 村松 拓
ナナヲアカリ
"ASAGIRI JAM'25"
高岩 遼
Sou
森 翼
SCANDAL
パピプペポは難しい
osage
星野源
PIGGS
- 2025.10.20
-
打首獄門同好会
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
TOKYOてふてふ
TenTwenty
- 2025.10.21
-
The fin.
神聖かまってちゃん
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
RELEASE INFO
- 2025.10.06
- 2025.10.08
- 2025.10.10
- 2025.10.11
- 2025.10.12
- 2025.10.13
- 2025.10.14
- 2025.10.15
- 2025.10.17
- 2025.10.19
- 2025.10.22
- 2025.10.24
- 2025.10.29
- 2025.10.30
- 2025.10.31
- 2025.11.05
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
OASIS
Skream! 2025年09月号