Japanese
私立恵比寿中学
メンバー:真山 りか 星名 美怜 柏木 ひなた 小林 歌穂 中山 莉子
インタビュアー:宮﨑 大樹 Photo by 新倉映見
現役中学生がひとりもいない"永遠に中学生"、"エビ中"こと私立恵比寿中学が、ついに今年結成10周年を迎えた。アニバーサリー・イヤーのクライマックスとして制作されたアルバム『playlist』に曲を提供したアーティストには、川谷絵音(ゲスの極み乙女。/indigo la End/ジェニーハイ etc)、ポルカドットスティングレイ、マカロニえんぴつといった、豪華でフレッシュな顔ぶれが揃っている。本作について語る彼女たちの無邪気な受け答えはまさに中学生のようであり、しかし時折見せる表情や発言は大人びてもいる。それでも彼女たちは、これからも"永遠に中学生"であり続けるだろう。
10年やってきても、次から次へとやってみたいこととか、目標や課題が出てくる。まだまだ進化できるなって思えます
-結成10周年イヤーの真っ最中であるエビ中ですが、そんなみなさんに憧れてこの世界に入った方って多いんですよ。
一同:えぇー!?
柏木:嘘だよぉー! こっちにその声が届かない! そうやって思ってくださる方っているんですね......なんでぇ?
真山:"これくらいのダンスなら私にもできる"って、自信を与えるとか(笑)。
一同:(笑)
-10周年を迎えたアイドル・グループなんてそういないですし、シーンを象徴するというか、引っ張っていく存在になっていると思います。
星名:そうなれてたら嬉しいです。
真山:自分たちがやっていることや出しているものについてはもちろん自信があるんですよ。でも、偉大な先輩が多いので、存在としてはまだそういう意識にはなってないですね。

-それはちょっと意外です。今年はアルバム『MUSiC』のリリース、主演ドラマ"神ちゅーんず ~鳴らせ!DTM女子~"の放送、単独アイドルが主催する史上初の音楽フェス"MUSiC FES"の開催、現在回っている"私立恵比寿中学ようこそ秋冬ホールツアー2019~世界のみなさんおめでとうアイドルって楽しい~"、そして今作『playlist』の制作と大忙しですね。まだ終わってはいないですけど、エビ中の2019年を駆け抜けている気持ちはいかがですか?
真山:本当に"感謝"を強く感じている1年だなって思って。この1年間でメンバーの変動があんまりなかったので、ずっと変わらずにいる感じがしていたんです。でも、10周年の記念ライヴとして"MUSiC FES"をやって、ファンの人の入れ替わりがあったんだなっていうのを感じました。"MUSiC FES"では昔よく来てくださっていたファンの方もいらっしゃったし、他のアーティストさんのファンがいたこともあって新しいお客さんもいたし、もちろん今応援してくださっている方もいて。客層で"10年やってきたってこういうことなんだ"って思いました。すごくありがたいですし、"MUSiC FES"が終わったあとも、フェスとかに出させてもらったときに"エビ中を初めて観た"、"聴いたことがなかったけど、聴いてみたらいい曲があったからもっと聴きたくなった"って、SNSとかで反応をいただけたのが嬉しかったですね。10年間やってきた達成感と、まだまだ頑張れるんだなっていう可能性というか、自分たちにちょっとした希望みたいなものが生まれ始めています。
中山:"MUSiC FES"までは、これまでの感謝の気持ちでやってきていたんですけど、『playlist』を制作している段階からは、11年目に繋ぐなにかをどんどん作っていかなきゃいけないっていう想いでやっています。
-10年というひとつの区切りになった、というよりは、次へ次へと向かっている感じなんですね。そんななかで、現在回っているツアーの手応えはいかがですか?
星名:エビ中は"キングオブ学芸会"っていうキャッチコピーでやってきていて、今回の秋冬ツアーでは、本編の最初から最後まで物語が続いていて、世界を旅して感謝を伝えるというか、めでたい感じのライヴになっているんです。今回は、曲をアレンジで繋げていって、MCがなかったり、いつもの自己紹介を音楽に合わせてやったりしていて、"THE 学芸会"というか、しっかりとしたコンセプトのライヴをしています。エビ中の"学芸会"っていう形は、歌もダンスもできないからこそつけられていたんですけど、それが10年でいい形に変化していけました。"学芸会"というガチガチのコンセプトがあるはずなのに、ある意味でふわっとやってきた部分もあって、それゆえにいろんなことが今までの中でできあがってきているなって。
-MCがなかったり、音楽に合わせて自己紹介したりと、ライヴの見せ方に変化を加えているということですよね。みなさんは"永遠に中学生"と歌いつつ、一方で10年という時が経つことで大人になっていく部分もあって、そのなかでエビ中の見せ方についてはどう変化していったと捉えていますか?
真山:それはもう変わりましたよ(笑)。
柏木:変わらないといけなかったですからね(笑)。
星名:メジャー・デビューできたのが奇跡みたいなグループでしたから。以前は"今のできない自分たち"をそのまま出していましたね。だけどいろんな方に出会って、いろんな曲をいただいたり、いろいろ教えていただいたり、そうやってどんどん変わっていけた部分があって。エビ中っていう名前で、中学生ではあるけど、どんどん自分たちの年相応なグループになっていけているのはありがたいですね。

-年齢的な成長に合わせて、見せ方も着実に成長しているというか。
真山:そう思います。今年1年だけを見ても、今年の春にライヴハウス・ツアー("私立恵比寿中学ライブハウスツアー2019 ~Listen to the MUSiC~")があったんですけど、もともとエビ中って本当にMCが苦手だし、煽るっていうことをあまりやってこなくて。"お客さんと一体感をもってやりましょう!"っていうライヴではなかったんです。"私たちはこう魅せるから、お客さんは好きなように盛り上がってください!"っていう形のライヴが多かったんですよ。でも今年になって、ライヴが終わったあとに内容をフィードバックしながら、"次はこうしていこう"っていう話し合いを初めてしました。そうやって、ファンのみなさんと一体感のあるライヴを作っていくっていう面でも、成長させてもらったと思います。
星名:春ツアーでライヴハウス仕様のライヴを学んだことで、夏フェスにも生かせたなっていう感じがありました。10年やってきても、次から次へとやってみたいこととか、目標や課題が出てくるので、まだまだ進化できるなって思えます。
-小林さんはどうですか?
小林:個人的にはなってしまうんですけど、表情筋が動くほうだと思うので――えへへ(笑)。
柏木:急に"表情筋が動くほうだと思うので"って(笑)。
小林:正直、いくら好きでもぶっ通しのライヴって飽きが来ると思うんですよ。だから、せめて前のほうのお客さんというか、私の顔面が見える範囲の方には、飽きが来ないでずっと楽しんでもらいたいなっていう気持ちがあるので、表情筋を動かしてます。そうすると、最近は指をさして笑ってくれる人とかも増えていて。
柏木:"指をさして"って、それでいいんだ(笑)。
小林:"人のことを指さすのか"とは思いましたけど(笑)。ちょっとでも笑ってもらえたらいいなと。

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