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INTERVIEW

Japanese

夢みるアドレセンス×ムツムロ アキラ(ハンブレッダーズ)

2018年08月号掲載

夢みるアドレセンス×ムツムロ アキラ(ハンブレッダーズ)

夢みるアドレセンス:荻野 可鈴 小林 れい 水無瀬 ゆき 山口 はのん 山下 彩耶
ハンブレッダーズ:ムツムロ アキラ(Vo/Gt)
インタビュアー:吉羽 さおり Photo by 上溝恭香

-アイドルだけど、その前にひとりの女の子としての気持ち、想いを寄せるピュアな想いが溢れてますね(笑)。

ムツムロ:そうですね。自分で見返しても、女々しいですね。僕、3月3日のひな祭り生まれなんです。

夢アド一同:はははは(笑)。

荻野:女子の気持ちがわかる(笑)。

-ということでは、歌詞についてはすんなりと書けましたか?

ムツムロ:最初に書いたものを、ほとんど採用していただいてます。ありがたいことに、思ったまま自由に書かせてもらいましたね。怒られるんじゃないかなって思っていたんですけどね(笑)。夢アド・ファンの、ユメトモさんに。悪いんじゃないかなって思いながらも書いていたんですけど。

荻野:ユメトモは、大喜びでした。

ムツムロ:ほんとですか。よかったー。

小林:滅多にないアイドル・ソングだって。普段との違いがあって、すごく喜んでくれていました。

-できあがって、さらに女心もわかったというか、自分もこういう歌詞が書けるんだなって思えた感じですかね。

ムツムロ:他のアイドルの曲とかをめちゃくちゃ聴き込みましたね。それこそ、80年代のアイドルから、今のアイドルまで、アイドル・ソングというのもたくさん聴いて。自分なりにどんなアイドル・ソングを書けるかなっていうので、作れた曲ではあったんです。勉強してるうちに、こういうのいいなって吸収するエッセンスはありましたね。僕、平松愛理さんの「部屋とYシャツと私」という曲がすごく好きで。

荻野&水無瀬:わかります。

ムツムロ:あの曲も実話にもとづいたじゃないですけど、現実の延長線上にある曲で。そういうのを自分も作れたらなって思っていたんです。

水無瀬:今「部屋とYシャツと私」という曲に、ピンときてないメンバーがいるのがショック。

小林:知らない曲?

山口:うーん。

山下:聴いたらわかるかもしれない。

-みなさん生まれる前の曲ですしね。90年代あたりの曲がムツムロさん的にもピンとくる感じなんですか?

ムツムロ:そうですね、昭和歌謡が好きなので。

-あぁ。昭和のアイドルの香りも、「メロンソーダ」からは感じます。

ムツムロ:それは嬉しいですね。アイドルの曲って、応援する曲が多いじゃないですか。自分が書くなら、頑張れ頑張れっていう曲よりは、現実の延長線上にあって、でもちょっとフィクションっぽくてっていう、アイドルが歌っていいギリギリのところが書きたかったんですよね。

-ユメトモさんも喜んでくれたということで、ファンの方もこういう曲がほしかったんですね。

荻野:夏にリリースされる曲が、昨年とかはおしゃれ系の曲や、タオルを回す系の曲が多かったので。夏に王道アイドル・ソングっていうのが、これまであまりなかったんです。今年の夏は、盛り上がるんじゃないかなって思いますね。夏は大きなアイドル・フェスも多いので、そこで夢アドのファンじゃないアイドル・ファンの心も掴める曲なんじゃないかなって。

-夢アドのライヴですでに披露もしていますが、実際の反応はどうでしたか?

荻野:ファンの人がすごく嬉しそうな顔でこっちを見ているんです(笑)。久々に王道の曲がきたぜっていうので、にこやかな表情でこちらを見つつ、主にみんなセンターの彩耶を見てましたね。

小林:かわいいって言ってね。

-MVのシチュエーションでいうと、ユメトモのみなさんは、男の子の目線で観てるのかもしれないですね。

ムツムロ:なので僕、かわいすぎてMV最後まで観てないんですよ。確認の1回くらいしか観れていないです。

荻野:観てくださいよ!