Japanese
ONIGAWARA
2018年07月号掲載
Member:斉藤 伸也(Vo/GAYA/Prog) 竹内 サティフォ(Vo/Gt/Prog)
Interviewer:沖 さやこ
-「抱きしめたい」と「MEGA☆DEATH」は90年代も現代も変わらない、J-POPや日本の音楽の王道的展開を見せる曲だと思います。時代によってカラーは変われども、根づいているものはありますよね。TVドラマも、トレンディ・ドラマの定番であった"純愛"や"続き物"を現代的な手法で取り入れた作品が高評価を受けることも多いです。
竹内:TVドラマと言えば、僕この前"ロングバケーション"(※1996年に放送されたTVドラマ)を観返したんですよ。最終回のラスト・シーンが、本当にわかりやすい、これでもかというくらいのハッピー・エンドで......今の時代にはこういうハッピー感を描くものはあんまりないし、すごく夢があるなと思ったんです。その感じを音楽で表現したいという気持ちは、本当にありますね。
-そうですね。ONIGAWARAの音楽は聴いている人間の生活に溶け込む音楽ではないけれど、見ている景色の彩度を上げてくれる、明るくしてくれるなと思います。
竹内:あははは、たしかに人のリアルな生活に寄り添った音楽は作ってないかも(笑)。
斉藤:「抱きしめたい」みたいな生活をしている人はいないからね(笑)。
-音楽やドラマくらい、夢があってもいいですよね。それで生活にハリや元気が出るなら、素敵なことだと思います。
竹内:ONIGAWARAを聴いて元気になってくれたらいいな、とは思う。ONIGAWARAを聴いているときは、誰ひとり暗い気持ちになってほしくない、傷つけたくない......という気持ちがあるんです。最終的にはみんなに笑顔になってほしいから。
-そのメンタリティは「MEGA☆DEATH」や「We are 鬼!」などで歌われている内容と一致しますね。
竹内:「We are 鬼!」はとにかくONIGAWARAというものを主張したくて、鬼に焦点を当てた曲を作ろうと思って。鬼という言葉が入ったことわざを使って歌詞を書こうと思ったんですけど......いろいろことわざをピックアップしたら、鬼はどのことわざでも悪者扱いで、かわいそうだなと思ったんです。俺たちのライヴで攻撃される人は誰ひとりいてほしくない。だから自分たちのライヴに置き換えて、俺らが鬼だから、みんなも鬼なら世界は平和。来た人全員仲間外れにしたくない。だから"We are 鬼!"――めっちゃいいじゃん! って(笑)。
斉藤:今までは俺らのテーマ・ソングは「ポップミュージックは僕のもの」(2015年リリースの1stアルバム『エビバディOK?』収録曲)だったけれど、「We are 鬼!」が新しいテーマ・ソングになったと思いますね。ONIGAWARA自身に突っ込めたかなと。
竹内:そうだね。「ポップミュージックは僕のもの」は自分たちの精神性だったけれど、「We are 鬼!」は聴いてくれるみんなのことも巻き込めた。"みんなでONIGAWARAでしょ?"と言える曲になりました。
-やはりONIGAWARAは"愛"ですね。
竹内:......愛です(笑)! 愛とはいったいなんなのか、一生考えるくらいわからないものだけど......とりあえず"愛だ"と言っておきます(笑)。
斉藤:"愛だ"と言っていれば、自ずとそこに導かれていくだろうしね。
竹内:そうだね。頭ごなしに否定してくる人は好きじゃないし、否定的な人は否定するけど(笑)、基本的にふたりとも争いは嫌いだし、"みんなで仲良くしようよ"と思っています。気持ちは伝わらなくてもいいけれど、俺らはこう言いたい――そういう精神は強くあるので、受け取り方は聴き手におまかせ。自由に聴いてほしいです。
斉藤:どんな意見も大事だよね。
-おふたりの思想や人間性がONIGAWARAにもよく表れていると思います。『GAWARA!』を聴いて、ONIGAWARAは90年代のオマージュを作るグループではなく、斉藤さんとサティフォさんが心から好きだと思うポップ・ソングを追求しているグループだと改めて感じました。
竹内:嬉しい。ありがとうございます。『GAWARA!』はONIGAWARAの強みを全部出せたかなと思います。次にどうしていくべきか......というのを考えるのが現段階では難しいくらい、完全なる必殺技を出し尽くした感がありますね(笑)。
斉藤:今はネタ切れです(笑)。やれること全部やったんで。
竹内:目が死んでることも出しちゃったし、犬のことも出しちゃったし......ここから自分が何を歌いたいのか、ネタ探しの旅ですね。僕たちは音楽活動の中で楽曲制作が一番好きだから、これからもただただいい曲を作っていきたいです。
斉藤:俺はもっといろんな音楽を聴いて、編曲の引き出しを増やしていきたいですね。同じことをしていると自分が飽きてくると思うので、自分でも新鮮なものを作っていきたい。いい曲が作れればそれでいい――俺はそこだけですね。
LIVE INFO
- 2025.05.13
-
ヤングスキニー
WANIMA
ビレッジマンズストア
US
- 2025.05.14
-
yummy'g
VOI SQUARE CAT
ホリエアツシ(ストレイテナー)/ 橋口洋平(wacci)
大森靖子
WANIMA
緑黄色社会
Hello Hello
PEDRO
LiSA
清 竜人25
怒髪天
- 2025.05.15
-
a flood of circle
THE YELLOW MONKEY
SPARK!!SOUND!!SHOW!! / the dadadadys
女王蜂
No Buses
星野源
WANIMA
山内総一郎×斎藤宏介
CENT
オレンジスパイニクラブ
Homecomings × Cody・Lee(李)
mol-74
トゲナシトゲアリ × She is Legend
LiSA
- 2025.05.16
-
Hump Back
ORCALAND
ヒトリエ
Mr.ふぉるて
Creepy Nuts
fox capture plan
a flood of circle
ReN
四星球
ayutthaya
No Buses
The Ravens
People In The Box
flumpool
ヤングスキニー
星野源
[Alexandros]
VOI SQUARE CAT
Baggy My Life / Am Amp / Comme des familia
INF
never young beach
- 2025.05.17
-
フラワーカンパニーズ ※振替公演
THE BAWDIES
"CIRCLE '25"
女王蜂
sumika
渡會将士
アーバンギャルド
ネクライトーキー
ExWHYZ
斉藤和義
Bimi
Creepy Nuts
四星球
いきものがかり / Omoinotake / Saucy Dog / アイナ・ジ・エンド ほか
DIALOGUE+
GLIM SPANKY / 水曜日のカンパネラ / 岡崎体育 / Laura day romance ほか
コレサワ
flumpool
Official髭男dism
THE BACK HORN
People In The Box
GANG PARADE
WtB
BRADIO
"ACO CHiLL CAMP 2025"
indigo la End
[Alexandros]
ポップしなないで
小林私 / 色々な十字架 / 叶芽フウカ(O.A.)
INORAN
ずっと真夜中でいいのに。
村松 拓(Nothing's Carved In Stone/ABSTRACT MASH/とまとくらぶ)
インナージャーニー / 地元学生バンド ほか
- 2025.05.18
-
渡會将士
androp
"CIRCLE '25"
アーバンギャルド
sumika
ねぐせ。
ヒトリエ
THE BAWDIES
斉藤和義
ReN
a flood of circle
ASP
22/7
OKAMOTO'S / Lucky Kilimanjaro / サニーデイ・サービス ほか
ポップしなないで
WANIMA
"COMING KOBE25"
Official髭男dism
DIALOGUE+
The Ravens
Mr.ふぉるて
おいしくるメロンパン
ExWHYZ
コレサワ
BRADIO
"ACO CHiLL CAMP 2025"
私立恵比寿中学
CYNHN × タイトル未定 × fishbowl
SPECIAL OTHERS
INORAN
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
ずっと真夜中でいいのに。
- 2025.05.19
-
点染テンセイ少女。
- 2025.05.21
-
VOI SQUARE CAT
斉藤和義
Saucy Dog
打⾸獄門同好会 / くるり / ストレイテナー ほか
あいみょん
Hakubi
yummy'g
渡會将士
ADAM at
緑黄色社会
- 2025.05.22
-
ORCALAND
Saucy Dog
ReN
片平里菜
w.o.d. ※振替公演
あいみょん
ねぐせ。
オレンジスパイニクラブ
清 竜人25
DYGL
Maki
フリージアン
チリヌルヲワカ
Base Ball Bear
otsumami feat.mikan
ayutthaya
I Don't Like Mondays.
- 2025.05.23
-
ORCALAND
[Alexandros]
Mr.ふぉるて
indigo la End
a flood of circle
THE BAWDIES
DYGL
w.o.d. ※振替公演
ADAM at
Plastic Tree
浅井健一
ゴキゲン帝国
TOMOO
"GREENROOM FESTIVAL 20th Anniversary"
Hakubi
レイラ
LEGO BIG MORL
- 2025.05.24
-
ReN
Mr.ふぉるて
indigo la End
[Alexandros]
GANG PARADE
ヤングスキニー
緑黄色社会
ASP
サカナクション
おいしくるメロンパン
ヤバイTシャツ屋さん / UNISON SQUARE GARDEN / ストレイテナー ほか
コレサワ
THE BACK HORN
片平里菜
ポップしなないで
People In The Box
星野源
Novelbright
Baggy My Life × Comme des familia
mol-74
ネクライトーキー
LACCO TOWER
Plastic Tree
WANIMA
ADAM at
アルコサイト
"ながおか 米百俵フェス 2025"
sumika
浅井健一
SHE'S / SCANDAL / wacci ほか
VOI SQUARE CAT
終活クラブ
SUPER BEAVER
"Shimokitazawa SOUND CRUISING 2025"
DeNeel
the telephones
The Ravens
FUNKIST
HY
the shes gone
"GREENROOM FESTIVAL 20th Anniversary"
LEGO BIG MORL
ビレッジマンズストア
- 2025.05.25
-
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
ReN
コレサワ
flumpool
a flood of circle
ヤングスキニー
緑黄色社会
GANG PARADE
ASP
サカナクション
THE BAWDIES
10-FEET / The BONEZ / バックドロップシンデレラ ほか
ACIDMAN
片平里菜
星野源
Baggy My Life × Comme des familia
秋山黄色 / This is LAST / Chilli Beans. / reGretGirl ほか
ネクライトーキー
"ながおか 米百俵フェス 2025"
sumika
浅井健一
GLIM SPANKY / 阿部真央 / 和田 唱(TRICERATOPS)ほか
GOOD BYE APRIL × Nolzy × First Love is Never Returned
Mirror,Mirror
HY
the shes gone
"GREENROOM FESTIVAL 20th Anniversary"
Cody・Lee(李)
- 2025.05.26
-
清 竜人25
水中スピカ
Poppin'Party
RELEASE INFO
- 2025.05.14
- 2025.05.16
- 2025.05.19
- 2025.05.21
- 2025.05.23
- 2025.05.28
- 2025.05.30
- 2025.06.01
- 2025.06.04
- 2025.06.11
- 2025.06.13
- 2025.06.18
- 2025.06.20
- 2025.06.25
- 2025.06.28
- 2025.07.02
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
トゲナシトゲアリ
Skream! 2025年05月号