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DISC REVIEW

Japanese

2019年08月号掲載

シーサイド・ミラージュ

2019年からフリーランスで活動中のJ-POPユニットが早くも今年2作目を会場/配信限定リリース。竹内サティフォ(Vo/Gt/Prog)念願の"夏盤"で、竹内電気時代から温めていたデモを使った楽曲から最新版まで、様々な時期に作られた夏ソング楽曲で構成されている。眩い砂浜のビーチを彷彿とさせるTrack.1、ツイン・ヴォーカル曲Track.5はフル・バンドでレコーディングしたことで鮮やか且つダイナミックに。打ち込みのビートとパワフルなギターでポップなグルーヴを作るTrack.2や青春を詰め込んだ斬新な展開のTrack.3、チルアウトできるTrack.4など、二人三脚という編成を生かしたサウンドメイクも瑞々しい。淀みない夏のきらめきを味わえる。(沖 さやこ)


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シーサイド・ミラージュ

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GAWARA!

バンドでもアイドルでもない"スーパーJ-POPユニット"が1年3ヶ月ぶりの新作を発表。配信リリースされた3曲と、YouTubeでデモ音源を公開していた「夏フェスなんて大嫌い!!なんちゃって」の再録を含む全8曲を収録している。今回歌詞に多く用いられている愛や人生といったテーマは、彼らの楽曲の特色のひとつである、日本人の琴線に触れる90年代J-POPの煌めきのテイストとの親和性も高い。当時の楽曲のオマージュをこれだけ取り入れても二番煎じにならないのはお見事。時代性云々以前に、彼らが素晴らしいと思うポップ・ソングを追求しているからこそ成し得る芸当だろう。特に「MEGA☆DEATH」は歌詞も楽曲もタイトルもONIGAWARAの真骨頂と言っていいのでは。(沖 さやこ)


ヒットチャートをねらえ!

竹内電気時代からそのポップ・センスはズバ抜けていたが、ONIGAWARAとして竹内サティフォ(Vo/Gt/Prog)&斉藤伸也(Vo/Gaya/Prog)のふたりで活動をスタートさせて3年超、完成した1stフル・アルバムはより洗練されたポップ・ミュージックのオンパレードで、そのクオリティの高さに思わず笑ってしまった。SMAPを筆頭に90年代のJ-POPへのオマージュたっぷりだし、それをパクリでもネタでもなく、純粋にヒット・ソングへの愛情ありきでやっているところがすごく魅力的なのだ。さらに、楽曲に合わせてハマ・オカモト(OKAMOTO'S)、カジヒデキ、DJ松永(Creepy Nuts)といった個性的なミュージシャンが多数参加。「Shake it!」の茶番みたいな遊び心もあれば、「I don't wanna die」ではこのユニットの根底にある想いが溢れていて、もう本当に愛すべき1枚。(松井 恵梨菜)