Japanese
ReN
2017年07月号掲載
Interviewer:秦 理絵
実験的な曲作りで臨んだデジタル・シングル『Life Saver』が配信チャート各所で1位を獲得。ループ・ステーションを用いた独特のライヴ・スタイルで、ONE OK ROCKとの対バンを果たしたことも大きな話題となったシンガー・ソングライターのReNが、6月28日に2ndフル・アルバム『LIFE SAVER』をリリース。20歳のときにレーサーからミュージシャンに転向した異色の経歴の持ち主だが、そんなReNは音楽に出会ったことで人生に活路を見いだすことができたひとりだ。だから、アルバムのタイトルは"LIFE SAVER"。今度は自分が溺れそうな誰かを救うための存在になる、そんな意志が詰まった今作について訊いた。
-ゲスト出演したONE OK ROCKのライヴ(※[ONE OK ROCK 2017 "Ambitions" JAPAN TOUR]4月29日、30日マリンメッセ福岡公演)はどうでしたか?
いやぁ......すごかったです。ひと言では表現しきれないぐらい。いままで自分がやってた規模の何十倍? っていう大きさじゃないですか。いつか僕も立ちたいと思ってたステージですけど、正直、こんなに早くチャンスが巡ってくるなんて思ってもいなかったから。でも、音楽を始めて"百戦蓮磨"っていうライヴをやってきた2年間は、もし何かの間違いが起きて大勢の人の前に立つことがあっても、"やべぇ、何も準備をしてない"っていうことがないように、表現したいことを表現できるようにしておこうと思ってたんです。
-実際にステージに立ってみてどう思いましたか?
曲を表現して、それをどう受け取ってもらえるかっていうことよりも、あの場で自分という存在を知ってもらうこと、自分の声と演奏を記憶に残したいっていうことだけでした。みんなONE OK ROCKを観に来てるわけだから、普通に考えたらアウェイだし、誰も僕のことを知らない。しかも、僕の1公演前はMr.Childrenとか......。
-初日がWANIMAだったり。
そうなんですよ。福岡のゲストが発表されたときに、"ReNって誰だよ"ってなって。僕のところにも"ハズれかよ~"みたいな声も届くんです。
-キツいですね。
それを見てクソッと思って。こうなったら"福岡公演が一番良かった"って言われるライヴにしないと意味がないから、本当に気合を入れてやりました。正直、会場に行く前は怖かったんだけど、いざステージに立って、ギターをアンプに繋いで、いつもの自分の状況で音を鳴らしたら"あ、大丈夫だ"と思えたし。Takaさんを始め、ONE OK ROCKのメンバーもめちゃくちゃバックアップしてくれたんです。ステージ袖でずっと見てくれたし。
-お客さんの反応はどうでしたか?
始まったらすごくあたたかく迎えてくれました。僕がどういうスタイルで出てくるのかもわからないじゃないですか。出たときに"あ、こいつひとりなの?"みたいなざわざわが起きたんですよ。でも、音が鳴った瞬間にみんなも一緒に空間を盛り上げてくれるようになって。本当は、"たとえお客さんがついてこなかったとしても走りきろう"ぐらいに思ってたんです。でも、ヨーイドンで始めたら、みんながついてきてくれたから、本当に気持ちよくて。"うわー、これはたまらんな"と思いました(笑)。
-一度それを味わっちゃうと、今度は"自分のライヴで"と思いますよね。
"もう二度とやりたくない"って思うか"たまらねぇ!"って思うか、どっちかだって言われてましたからね。1万5,000人が自分のことを40分間ずっと見続けることって、普通はないじゃないですか。実際にやってみて思ったのは、それはとてつもなく体力を持っていかれるし、ものすごくエネルギーを感じることだったんです。40分間そのエネルギーに応え続けないといけないんだけど、最終的にすごく大きいエネルギーのキャッチボールを起こせたんですよ。みんなが歌ってくれる声も聴こえるぐらいの雰囲気でライヴをできたから、これをコンスタントに続けていけたら、最高なんだろうなと思いました。
-いままでのReNさんは渋谷eggmanのライヴ(※2016年12月に開催したツアー・ファイナル)を成功させたときも、いまいち自分の中では達成感を得られてないところもあったじゃないですか。
そうなんですよ、僕はすぐにネガティヴになるから(笑)。でも、今回はそれを取り払ってくれるぐらいの出来事だったし、ここでひと皮もふた皮も剥けなきゃいけないっていう気持ちでいました。これをゴールじゃなくてスタートにして、今度は自分の足でああいうステージに立ちたいし、今後の活動にも響いてくれると思います。
-良い経験でしたね。今年3月にリリースしたデジタル・シングル『Life Saver』も配信チャートではすごく反応が良かったと思いますけど、どう受け止めてますか?
思ったより良かったですよね。海外の方にも飛んでいってくれたみたいで。
-もともと国境を越えてボーダレスにいける楽曲のポテンシャルはありましたからね。
そこは自分でも目標として作ってましたけど、"本当にそうかな?"って疑う部分もあったんです。7割は日本語なので、どういうふうに届くかわからなかったし。びっくりしたのが、意外と日本語でも外国の人は聴けるんだなっていう。英語の方が音として聴ける言語だと思ってたけど、日本語の響きの美しさを海外の人に聴いてもらえたら素敵じゃないですか。ONE OK ROCKも海外の人たちが日本語で歌ってたりするし。できるなら僕も、言語を変えなくても海外の人に届くようなことが起こせたら面白いなと思います。
LIVE INFO
- 2025.03.05
-
Apes
アイナ・ジ・エンド
Yogee New Waves
マカロニえんぴつ
Cody・Lee(李) / 浪漫革命 / SKRYU
SIX LOUNGE
UNISON SQUARE GARDEN
- 2025.03.06
-
片平里菜
Yogee New Waves
マリンブルーデージー
三浦透子
アイナ・ジ・エンド
a flood of circle
マカロニえんぴつ
荒谷翔大 × 鈴木真海子(chelmico)
SAKANAMON
UNISON SQUARE GARDEN
- 2025.03.07
-
フラワーカンパニーズ
四星球
THE YELLOW MONKEY
ビレッジマンズストア
kobore
礼賛
カメレオン・ライム・ウーピーパイ
SCANDAL
THE BACK HORN
OKAMOTO'S
w.o.d.
ズーカラデル
ザ・ダービーズ
YAJICO GIRL
リュックと添い寝ごはん
レイラ
- 2025.03.08
-
Lucky Kilimanjaro
never young beach
四星球
リアクション ザ ブッタ
a flood of circle
サカナクション
GRAPEVINE
SUPER BEAVER / 東京スカパラダイスオーケストラ / WurtS ほか
片平里菜
WONK
MAN WITH A MISSION
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
moon drop
礼賛
osage
GLIM SPANKY
秀吉
SCANDAL
おいしくるメロンパン
OKAMOTO'S
w.o.d.
mzsrz
BLUE ENCOUNT / 崎山蒼志 / CHiCO ほか
PIGGS
FINLANDS
sumika
緑黄色社会
Nornis
go!go!vanillas
Aimer
- 2025.03.09
-
さとうもか
四星球
a flood of circle
サカナクション
マカロニえんぴつ / Saucy Dog / ヤングスキニー ほか
osage
君島大空
yama
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
moon drop
KALMA
kobore
リアクション ザ ブッタ
4s4ki
THE BACK HORN
GLIM SPANKY
OKAMOTO'S
ズーカラデル
FUNKIST
Co shu Nie / 七海うらら ほか
FINLANDS
SCOOBIE DO
Base Ball Bear / 橋本絵莉子
miwa
藤巻亮太
go!go!vanillas
Aimer
- 2025.03.10
-
Panorama Panama Town
Jack White
秋山黄色
SCOOBIE DO
三浦透子
- 2025.03.11
-
Panorama Panama Town
ACIDMAN
SCANDAL
MOGWAI
a flood of circle
SILENT SIREN
THE SPELLBOUND
神聖かまってちゃん
4s4ki
フクシア / MAKKURAGE / ジンバジ / goat Life / BUA
- 2025.03.13
-
yama
礼賛
フラワーカンパニーズ
マカロニえんぴつ
Jack White
GANG PARADE × RED in BLUE
挫・人間
04 Limited Sazabys × WurtS
伊東歌詞太郎
Wisteria
大橋ちっぽけ
- 2025.03.14
-
HY × Anly
yama
GLIM SPANKY
サカナクション
マカロニえんぴつ
OKAMOTO'S
SCANDAL
荒谷翔大 × 鈴木真海子(chelmico)
NOT WONK
おいしくるメロンパン
FUNKIST
THE YELLOW MONKEY
カメレオン・ライム・ウーピーパイ
伊東歌詞太郎
緑黄色社会
- 2025.03.15
-
HY / LiSA / BURNOUT SYNDROMES ほか
MAN WITH A MISSION
SCANDAL
フラワーカンパニーズ
サカナクション
さとうもか
GLIM SPANKY
sumika
リアクション ザ ブッタ
OKAMOTO'S
Kroi × BREIMEN
THE ORAL CIGARETTES
Re:name
BRADIO
This is LAST / NEE / シンガーズハイ ほか
Hump Back / ヨネダ2000
FUNKIST
East Of Eden
NOT WONK
moon drop
原因は自分にある。
kobore
GRAPEVINE
ExWHYZ / Tani Yuuki / cross-dominance
INORAN
LEGO BIG MORL
藍坊主
ジュウ
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
ラックライフ
Galileo Galilei
キタニタツヤ
"DreamARK presents 『D-FES』"
TENDOUJI
Jack White
- 2025.03.16
-
HY / SUPER BEAVER / Saucy Dog ほか
フラワーカンパニーズ
さとうもか
"machioto2025"
sumika
ヒトリエ
OKAMOTO'S
TENDRE / Chilli Beans. / iri
ビレッジマンズストア
GANG PARADE × BiTE A SHOCK
ズーカラデル
PIGGS
East Of Eden
礼賛
FUNKIST
原因は自分にある。
osage
Appare!
AIRFLIP
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
moon drop
JYOCHO
ART-SCHOOL
a flood of circle
キタニタツヤ
w.o.d.
THE BACK HORN
- 2025.03.17
-
ぜんぶ君のせいだ。 × Not Secured,Loose Ends
THE YELLOW MONKEY
アイナ・ジ・エンド
Jack White
9mm Parabellum Bullet
- 2025.03.19
-
荒谷翔大 × 鈴木真海子(chelmico)
TAHITI 80
空白ごっこ × クレナズム × Hakubi
SPARK!!SOUND!!SHOW!!
FUNKIST
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
Apes
East Of Eden
FIVE NEW OLD
- 2025.03.20
-
Appare!
FUNKIST
SUPER BEAVER / ハンブレッダーズ / レキシ
FINLANDS
This is LAST
kobore
THE BACK HORN
go!go!vanillas
THE YELLOW MONKEY
フラワーカンパニーズ
osage
never young beach
キタニタツヤ
キュウソネコカミ
ズーカラデル
リーガルリリー
yama
04 Limited Sazabys / coldrain
sumika
片平里菜
ビレッジマンズストア
moon drop
ACIDMAN
a flood of circle
KiSS KiSS
I Don't Like Mondays.
戦国アニマル極楽浄土 / 輪廻 / LYSM ほか
TAHITI 80
East Of Eden
インナージャーニー / ザ・シスターズハイ / 板歯目 / 終活クラブ ほか
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
Ayumu Imazu
リアクション ザ ブッタ
OKAMOTO'S
私立恵比寿中学
Hello Sleepwalkers
東京スカパラダイスオーケストラ
RELEASE INFO
- 2025.03.05
- 2025.03.06
- 2025.03.07
- 2025.03.10
- 2025.03.12
- 2025.03.14
- 2025.03.19
- 2025.03.26
- 2025.03.28
- 2025.04.01
- 2025.04.02
- 2025.04.04
- 2025.04.09
- 2025.04.11
- 2025.04.15
- 2025.04.16
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
フラワーカンパニーズ
Skream! 2025年02月号