Japanese
ReN
2017年04月号掲載
Interviewer:秦 理絵
ギター1本とループ・ステーションを駆使した独自のスタイルで、日本全国のライヴハウスで話題を呼んでいるシンガー・ソングライター ReNが、2017年第1弾となるデジタル・シングル『Life Saver』をリリースした。スタイリッシュな洋楽のエッセンスと日本人らしい哀愁が混じり合うフォーキーな雰囲気を感じさせた前作アルバム『Lights』から一転、軽やかに刻むビートに自然と身体が動くようなフロア・ライクなナンバーだ。いまアーティストとして何を表現するべきなのか、葛藤の日々と憧れのEd Sheeranとの対談によって生まれた今作は、今後のReNのアーティスト人生にとって大きな意味を持つ1曲になった。
-前作の1stアルバム『Lights』(2016年)を出してからは、どんなことを考えながら活動してきたんですか?
『Lights』は、自分がやってた"百戦蓮磨"(※2015年に年間100本以上のライヴに挑戦した)っていうライヴにピリオドを打って、ひとつの作品を残すっていうことで作ったものだったんです。そのアルバムが出たから、今後どうなるっていうのは一切考えてなかったんですよね。だから、"この先、音楽で何を表現していこうかな?"とか、かなり悩んだこともあったんです。
-悩んだというのは?
『Lights』を出すまでは、自分が音楽をやる前にいろいろな経験をしてきたなかで感じたことを音楽に変換してたんですけど、これからは自分が音楽人として生きていくなかで、いろいろと感じることを作品に残していかなきゃいけないなと思ったんですよね。それまでの時代を終わりにして、まるっきりやり方を変えなきゃいけないんじゃないかって。新しい方向に、僕自身を進めていかなきゃいけないっていう想いがすごく強かったんです。
-でも、ReNさんはループ・ステーションを使うスタイルも確立してるし、それを突き詰めれば、オリジナルな存在になると思うんです。それでも悩みは尽きませんでしたか?
やっぱり不安なんですよ。作品ができた瞬間は、自分が新境地に行けた気がして、"やったー! 俺も捨てたもんじゃねぇな"って思うけど(笑)。その満足感は一瞬で消えちゃうんです。すぐに次の作品を作らないと、不安になっちゃう。それはキツいけど、アーティストっていうのは自分の感性をずっと磨き続けなきゃいけないと思うんです。そのペース配分とかもよくわからないから、とにかくいまは自分から出てくるものを、どんどん引っ張り出したくてしょうがなくて。今回はこれを作ったけど、次はこれをやらなきゃ、あれをやらなきゃっていうのが、すぐに出てくるんですよ。
-なるほど。すごくストイックですよね。なんと言うか、止まったら死んでしまう――
鮪みたい(笑)。だから、厄介な性格だと思いますよ。すぐに劣等感を感じるし、自分が満足できる状態のときはいいけど、うまくいってないときはすごく落ち込むので。それは昔、レーサーとして生活を送っていたのがダメになったときのトラウマもあるんですよね。あのときみたいに、また自分が落ちるのが怖いから、常に自分が何か出せるような状態を作っておかないと、不安になっちゃうんです。言ってもらったように、好きな音楽は決まってるし、こういうのが自分の世界なんだっていうのはわかってるんだけど、もっともっとそれをアーティストとして確立させていかなきゃいけないと思って、悩むんですよ。まだ周りに"新人"って言われるうちに、そこは辿り着いておかなきゃいけないっていう焦りもあるんです。
-つまり、アーティストとして何を表現していくかっていうことに向かった結果、今回の「Life Saver」では、新しいやり方で音楽を表現してみようと思ったんですね。
そうですね。自分はシンガー・ソングライターなので、やっぱり本質ではギター1本で自分の感情を言葉に残すっていう作業をやっていかなきゃいけないけど。僕の中で、音楽は大きく分けて2種類あるんです。心に届く音楽と、身体に届く音楽と。日本語ってすごく言葉の意味が強くて、メロディと重ねると、なおさら効果が莫大になって、それがすごく人の支えになると思うんですね。その魅力を残しながら、何も考えず、とにかくその世界観の中で酔いしれて身体を動かせたり、奮い立つような音楽もやりたいと思ったんです。だから、「Life Saver」を作るにあたっては、自分のシンガー・ソングライターっていう概念も全部捨てて、自分の好きな音楽を、自分流にアレンジしてやりたいと思ったんです。
-それで、『Lights』ではギター1本とループ・マシンを使ったフォーキーな雰囲気だったところから、「Life Saver」ではクラブ・ライクな踊れるような曲になったと。
今回はまったくシンガー・ソングライターらしい作り方をしてませんからね。ギター1本で身体が揺れる感じを出したかったんです。それができたら無敵だなと思うんですよ。日本で、いわゆるギター1本でやるシンガー・ソングライターのイメージも美しいものとしてOKなんだけど、そことは違うものがあってもいいんじゃないかなと思ってて。自分の想いを乗せて、力いっぱい作るのもいいけど、もうちょっと単純に、自分の不安なことから解放されるような曲を作ってみたいっていうのもあったんですよね。
-"踊れる"と言っても、EDMみたいなものにならなかったのはこだわりですよね。
そこに関しては、Ed Sheeranに会ったことが大きいんですよ。
LIVE INFO
- 2025.05.17
-
フラワーカンパニーズ ※振替公演
THE BAWDIES
"CIRCLE '25"
女王蜂
sumika
渡會将士
アーバンギャルド
ネクライトーキー
ExWHYZ
斉藤和義
Bimi
Creepy Nuts
四星球
いきものがかり / Omoinotake / Saucy Dog / アイナ・ジ・エンド ほか
DIALOGUE+
GLIM SPANKY / 水曜日のカンパネラ / 岡崎体育 / Laura day romance ほか
コレサワ
flumpool
Official髭男dism
THE BACK HORN
People In The Box
GANG PARADE
WtB
BRADIO
"ACO CHiLL CAMP 2025"
indigo la End
[Alexandros]
ポップしなないで
小林私 / 色々な十字架 / 叶芽フウカ(O.A.)
INORAN
ずっと真夜中でいいのに。
村松 拓(Nothing's Carved In Stone/ABSTRACT MASH/とまとくらぶ)
インナージャーニー / 地元学生バンド ほか
- 2025.05.18
-
渡會将士
androp
"CIRCLE '25"
アーバンギャルド
sumika
ねぐせ。
ヒトリエ
THE BAWDIES
斉藤和義
ReN
a flood of circle
ASP
22/7
OKAMOTO'S / Lucky Kilimanjaro / サニーデイ・サービス ほか
ポップしなないで
WANIMA
"COMING KOBE25"
Official髭男dism
DIALOGUE+
The Ravens
Mr.ふぉるて
おいしくるメロンパン
ExWHYZ
コレサワ
BRADIO
"ACO CHiLL CAMP 2025"
さめざめ
私立恵比寿中学
CYNHN × タイトル未定 × fishbowl
SPECIAL OTHERS
INORAN
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
ずっと真夜中でいいのに。
- 2025.05.19
-
点染テンセイ少女。
- 2025.05.21
-
VOI SQUARE CAT
斉藤和義
Saucy Dog
打⾸獄門同好会 / くるり / ストレイテナー ほか
あいみょん
Hakubi
yummy'g
渡會将士
ADAM at
緑黄色社会
- 2025.05.22
-
ORCALAND
Saucy Dog
ReN
片平里菜
w.o.d. ※振替公演
あいみょん
ねぐせ。
オレンジスパイニクラブ
清 竜人25
DYGL
Maki
フリージアン
チリヌルヲワカ
Base Ball Bear
otsumami feat.mikan
ayutthaya
I Don't Like Mondays.
- 2025.05.23
-
ORCALAND
[Alexandros]
Mr.ふぉるて
indigo la End
a flood of circle
THE BAWDIES
DYGL
w.o.d. ※振替公演
ADAM at
Plastic Tree
浅井健一
ゴキゲン帝国
TOMOO
"GREENROOM FESTIVAL 20th Anniversary"
Hakubi
レイラ
LEGO BIG MORL
- 2025.05.24
-
ReN
Mr.ふぉるて
indigo la End
[Alexandros]
GANG PARADE
ヤングスキニー
緑黄色社会
ASP
サカナクション
おいしくるメロンパン
ヤバイTシャツ屋さん / UNISON SQUARE GARDEN / ストレイテナー ほか
コレサワ
THE BACK HORN
片平里菜
ポップしなないで
People In The Box
星野源
Novelbright
Baggy My Life × Comme des familia
mol-74
ネクライトーキー
LACCO TOWER
Plastic Tree
WANIMA
ADAM at
アルコサイト
"ながおか 米百俵フェス 2025"
sumika
浅井健一
SHE'S / SCANDAL / wacci ほか
VOI SQUARE CAT
終活クラブ
SUPER BEAVER
"Shimokitazawa SOUND CRUISING 2025"
DeNeel
the telephones
The Ravens
FUNKIST
HY
the shes gone
"GREENROOM FESTIVAL 20th Anniversary"
LEGO BIG MORL
ビレッジマンズストア
- 2025.05.25
-
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
ReN
コレサワ
flumpool
a flood of circle
ヤングスキニー
緑黄色社会
GANG PARADE
ASP
サカナクション
THE BAWDIES
10-FEET / The BONEZ / バックドロップシンデレラ ほか
ACIDMAN
片平里菜
星野源
Baggy My Life × Comme des familia
秋山黄色 / This is LAST / Chilli Beans. / reGretGirl ほか
ネクライトーキー
"ながおか 米百俵フェス 2025"
sumika
浅井健一
GLIM SPANKY / 阿部真央 / 和田 唱(TRICERATOPS)ほか
GOOD BYE APRIL × Nolzy × First Love is Never Returned
Mirror,Mirror
HY
the shes gone
"GREENROOM FESTIVAL 20th Anniversary"
Cody・Lee(李)
- 2025.05.26
-
清 竜人25
水中スピカ
Poppin'Party
- 2025.05.29
-
オレンジスパイニクラブ
THE BAWDIES
片平里菜
THEラブ人間×ニッポンの社長
斉藤和義
怒髪天
yummy'g
sumika
BECK
あいみょん
Hump Back
ハンブレッダーズ / w.o.d. / Kanna
CUTMANS
- 2025.05.30
-
THE YELLOW MONKEY
TENDOUJI
オレンジスパイニクラブ
緑黄色社会
yutori
KALMA
サイダーガール
片平里菜
[Alexandros]
a flood of circle
チリヌルヲワカ
水中スピカ
Subway Daydream
女王蜂
Mr.ふぉるて
downy
四星球
Lucky Kilimanjaro
DYGL
MONO NO AWARE
flumpool
射守矢 雄(bloodthirsty butchers) / 山本久土
Nothing's Carved In Stone
- 2025.05.31
-
古墳シスターズ
ポップしなないで
GANG PARADE
怒髪天
チリヌルヲワカ
ヤングスキニー
"hoshioto'25"
People In The Box
indigo la End
浅井健一
[Alexandros]
a flood of circle
竹内アンナ
WHISPER OUT LOUD / Good Grief / CrowsAlive / UNMASK aLIVE
藍坊主
おいしくるメロンパン
斉藤和義
打首獄門同好会
Myuk
THEラブ人間×ニッポンの社長
水中スピカ
THE BAWDIES
Mr.ふぉるて
HY
androp
sumika
Creepy Nuts
"CAMPASS 2025"
eastern youth
Keishi Tanaka
"THE BEACH 2025"
東京スカパラダイスオーケストラ
ASIAN KUNG-FU GENERATION
flumpool
星野源
Official髭男dism
清 竜人25
- 2025.06.01
-
DYGL
YUTORI-SEDAI
古墳シスターズ
怒髪天
Subway Daydream
TENDOUJI
ポップしなないで
おいしくるメロンパン
ヤングスキニー
緑黄色社会
サイダーガール
KALMA
浅井健一
yutori
打首獄門同好会
Myuk
androp
downy
斉藤和義
Baggy My Life × Comme des familia
オレンジスパイニクラブ
WHISPER OUT LOUD / Good Grief / CrowsAlive / UNMASK aLIVE
藍坊主
ネクライトーキー
HY
sumika
Creepy Nuts
WANIMA
サニーデイ・サービス × YOGEE NEW WAVES
arko lemming
DURAN × BONGFATHER
"CAMPASS 2025"
Academic BANANA
FIVE NEW OLD
ASIAN KUNG-FU GENERATION
indigo la End
星野源
Official髭男dism
RELEASE INFO
- 2025.05.17
- 2025.05.18
- 2025.05.19
- 2025.05.21
- 2025.05.23
- 2025.05.28
- 2025.05.30
- 2025.06.01
- 2025.06.04
- 2025.06.05
- 2025.06.06
- 2025.06.11
- 2025.06.13
- 2025.06.18
- 2025.06.20
- 2025.06.25
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
トゲナシトゲアリ
Skream! 2025年05月号