Japanese
Kidori Kidori
2016年10月号掲載
Member:マッシュ(Vo/Gt)
Interviewer:石角 友香
-あぁ、そういう過去の曲で。
そういう曲で売れたのやとDavid Bowieの「Let's Dance」(1983年リリースのアルバム表題曲)とか。ああいうのを自分なりに作ってみたいなと思ったんですよね。だから、黒人に憧れる白人が作るような音楽を作るっていうことを昔1回やったんですけど、そうじゃなくて、"日本人としてそういうものを目指す"っていうのがテーマとして自分の中にあったから、やっぱりベース・リフがいるなと、なんとなくそのとき思って。そういうディスコっぽい音楽っていう意味で、ドラムのパターンは必然的に四つ打ちのようなものになってきて、そこでリズムのベーシックができて。ここからロックにしたいなぁと思ったときに、今まで自分がやってきたような曲のリフ、ちょっとおどろおどろしい感じのリフを入れてみたいなぁと思って入れてみたら、ちゃんとKidori Kidoriになったなぁって気がしたんで。音に関してはそういう感じで作っていきました。
-ほとんどのバンドが、ファンクに寄ろうとするとそのままになっちゃうケースが多いけど。この曲が一番、Kidori Kidoriっぽいと思うぐらいのリフでしたね。
ありがとうございます。そのままになったら絶対あかん! と思って。憧れてるだけだったら越えられないじゃない? っていう。それを自分なりに咀嚼して出さないと意味を見いだせなくなるというか、ちゃんと自分の作った曲、好きになれなくなるんじゃないかな? って。"よくできたなぁ"で終わっちゃうというか。ただ僕らみたいにいろんな音楽をやるバンドが、何にも似てない曲をやるっていうのはほんとにただの根無し草だから、僕らはそういうことではないです、っていうのも示したかったのもありますね。
-ひとつのバンドで、ソリッドで暴れられるぐらいの曲もあれば、しんみりとした郷愁がある曲もあったり。でもそれってひとりの人間から出てくる感情として普通じゃないですか。
そうですね。
-だからジャンルじゃなくて人の感情で考えると全然不思議なことじゃない。
感情は剥き出しにしてやってるんで、自分の中のロック観のようなところとそこはかなり通ずるかと。便利な言葉やけど、そこはやっぱりロック・バンドなんだなと思いますね。
-連作で見えてくるようなことっておっしゃってましたけど、それって結構、バンドの野心じゃないですか。
そういう野心もあるし、"らしくありたい"ってところもあるしっていうのがこの『OUTSIDE』はドンピシャなんじゃないかなと。多様な曲があって、何か一貫したものがあって、すごく自分たちらしいというか。人間的にも、今までやってきたこととしてもそうだし。原点に返るわけじゃないけど、かなりそういうところに近いと思います。なんせ感情任せなところがあるんで。なんて形容したらいいか難しいですけど(笑)、自信があるものですね。
-アウトサイドにいることを恐れるなってことですね。
完全にそうですね。ビビッてたって、誰にだってそういう面はあるし、なんなら極端にアウトサイドを走ってる奴もおるから大丈夫やでっていうのは思いますね。人に対してもそうだし、自分に対しても思います。
-ところで、今年の"BAYCAMP"は川元(直樹/Dr)さんと急遽2ピースで出演されて。
ふたりでやるってなってスタジオで練習してると、成り立ってるようには聴こえるんですけど、実際にライヴハウスとかでやると薄っぺらいんですよ。でも、THE WHITE STRIPESのDVDとか動画サイトにアップされてるライヴ映像とかを観ると全然薄っぺらくないから、これはきっとなんか仕掛けがあるんやろうなぁと思って。いろいろ自分なりに勉強したり、人に教えてもらったりしながら、音作りのところでかなり参考にさせていただきました。
-Kidori Kidoriは今後、どうしていくつもりなんですか? 直近のツアーはサポート・ベースを入れた3ピースのようですけど、ベースはもうパーマネントでなくてもいいと思っている?
難しいところなんですけど。パーマネントじゃなくても3人でやる意味というのはよくわかんないし、それであれば、4人目、5人目を入れるとか、編成を変えてしまうっていうのも手やなと思うし。このままふたりでいってみるのも、また手だなという。いろんなパートの楽器が出てくるアレンジを作るのは足し算なんで簡単なんですけど、今はひとまずふたりで、ギター、ヴォーカル、ドラム、あとはちょろっとコーラスを入れるぐらいの編成で成り立つ曲を作ってみるっていうのをやってる実験期間で。それがうまくハマッた方でやろうと思ってます。でも、今はまだ何も言えねぇって感じです(笑)。
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