Japanese
THEラブ人間
2016年02月号掲載
Member:金田 康平(歌手) ツネ・モリサワ(Key)
Interviewer:岡本 貴之
-印象はすごく逆に聴こえました。ただ、『SONGS』の最後に入っている「体は冷たく、心臓は燃えている」のようなリアルな現実を歌っている曲と、今作のTrack.1「コント」の"コントじゃねえんだなあ"という歌詞で繋がっている気はしたんですけれども。
金田:ああ~、それは考えたこともなかった(笑)。でもそういうのって面白いですね。なるほどね。真逆かどうかっていう話でいうと、それは本当にサウンドだけで。結構この2年間いろいろ変えようとか、新しいことをやってみようとか思ってたんですけど、『メケメケ』を聴いてみたら、正直俺あんまり変わってないなと思ったんですよね。人間って2年くらいじゃ変われないものなんだなって思ったのは――「コント」ってメロディも演奏も全体的な言葉のチョイスも全部明るくしているようにしているんですけど、曲を知らずに歌詞だけ見ると、「体は冷たく、心臓は燃えている」と内容が変わらないなと。もともと"コント"という言葉が思い浮かんだのも、「幸せのゴミ箱」(2014年リリースの両A面シングル表題曲)を家で聴いているときに、別れ話って本当にダラダラしてるなあって思ったときで。"本当に出逢えてよかったありがとう、グスン"みたいなことを延々無限ループで喋っているあの間に、いきなり上から金ダライがバーンって落ちてきたり、アパートのドアがいきなり開いて、法被を着た人たちが大勢現れてドリフみたいなことになったとしたら、"全部嘘でしたー!"ってやってくれたら楽でいいのになって考えるんです。それって普通にフラれて別れるより悲しいんですよね。デビュー曲の「これはもう青春じゃないか」(2011年リリースのメジャー・デビューEP表題曲)もすげえ悲しい歌をめっちゃ明るいメロディで歌うと決めて作った曲なので。"悲しい"が裏にあって"明るい"を歌ったり、"明るい"が裏にあって"悲しい"を歌ったりすると、両方が作用すると思っていて。SEX PISTOLSって、"俺はアンチキリスト教"とか"俺はアナーキーなんだ"(「Anarchy In The U.K.」/1977年リリースの1stアルバム『Never Mind The Bollocks, Here's The Sex Pistols』収録曲)っていうことを、すげえアナーキーに演奏するじゃないですか? それよりも、逆で来られるとめっちゃ刺されちゃうんですよ。「体は冷たく、心臓は燃えている」って、歌詞通りの演奏をしているんですけど、それってSEX PISTOLSみたいなもので。メンバーとか俺は当事者だからすごく届くんですけど、「コント」みたいに逆のことをやると他人により伝わるというのはなんとなく思っていて。
ツネ:作る過程というのを今回のアルバムまでにガラッと変えたけど、金田が歌ったらTHEラブ人間になるのはわかっていたので。そこはTHEラブ人間の良さでもあるので、そこを捨てずに『メケメケ』という作品にできたと感じていますね。こういう一面もあるというか、すっごいポップで(笑)。
-"メケメケ"というタイトルはどんな意味なんでしょうか?
金田:"メケメケ"は美輪明宏さんが丸山明宏名義だった時代の曲(1957年発表の楽曲「メケ・メケ」)のオマージュで。もともと"メケメケ"という曲が「コント」の前身の曲だったんですけど、その曲を書いたのも理由としてあるんです。THEラブ人間が6人になってからの2年間って、ダサいところを見せてきたなと思ったんですよね。すごく簡単に言うと、過去に恵比寿LIQUIDROOMでワンマンをやっていたのに、今はそれよりもキャパの少ないところでやってるし、以前はメジャーでやってて夏フェスとか出てたのに今は出ていないとか。自分たちで事務所をやっているということもすごく大きいことではあるけど、傍から見たらよくわかんないと思うんですよ。ダサいところを見せたなっていう気持ちもあったし、ああだこうだ言われた時期もあったんだけど、"いやもう、そんなこと関係ねえ"って思ったんだよね。好きなことをやりたい放題やろうと思ったときに、"メケメケ(=Méqué méqué)"というフランス語に"それがどうした""これさえあれば"っていう意味があるので自分たちを象徴しているなと思って。それで"メケメケ"という曲名にしたんです。それが後に「コント」になって、"メケメケ"はアルバム・タイトルにしました。
-でも、ライヴに来たり"下北沢にて"に来るお客さんは決して"ダサいところを見せられた"とは思っていないじゃないでしょうか。
ツネ:もちろん、今でも売れてやろうという思いはありますし、大きいステージでキャパを上げて行こうという気持ちもありますしね。
金田:わかりやすく言うと、俺とツネがバンドを始めた当初の予定では、7年目はもっと行ってるはずなんですよ、俺たち。めっちゃ人気で下北なんて歩けないと思ってたから。
ツネ:(笑)
金田:正直、"下北歩けないコース"に乗ったと思った時期があったんですよ。でも俺たちはそれをそのまま突き抜けられなかった瞬間があって。でももう一度そうやって死ぬほど有名になってやるっていう気持ちに、この2年で戻りつつあるんですよ。だからこういうタイトルをつけられたし、"なにくそ!"みたいな気持ちにこの6人になってからもう一度なっていますね。
ツネ:そうだね。
-結成7年目にしてすごく瑞々しいアルバムでもあると思いますが、それはどうしてだと思いますか?
金田:うちの場合は、もともと俺がひとりで歌ってて(ツネが)俺の曲を気に入って一緒にバンドを組んでいますからね。だから瑞々しいんじゃないですか?
ツネ:遥(坂本遥/Gt)とまりな(さとうまりな/Ba)が入ったのもあるよね。すごく若いので。
金田:たしかに、俺が今まで"これギターで弾いたらカッコイイな"と思ってたけど弾けないからバイオリンとキーボードで演奏してもらってたことをギターでやってくれるし、俺が1番興味ない年代の音楽を遥は聴くんですよ。俺は80年代の音楽は好んで聴かないんです。X JAPANとTHE BLUE HEARTS以外は。バイオリンの谷崎(航大)は90年代の音をずっぽり聴くんです。だからなんか変なんですよ、全体的に。
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