Japanese
LiSA
2014年09月号掲載
Interviewer:沖 さやこ
TVアニメ"Angel Beats!"の劇中ガールズ・バンド"Girls Dead Monster"の2代目ヴォーカルのユイの歌唱担当として抜擢されたことで一躍注目を集め、2011年4月にミニ・アルバム『Letters to U』でソロ・デビューを果たしたLiSAがとうとうSkream!に初登場。今年の1月には自身初の日本武道館単独公演のチケットを即日でソールドさせるなど、着実にキャリアを重ね人気をものにしている彼女がリリースするシングル『BRiGHT FLiGHT / L.Miranic』は"POP"と"ROCK"という彼女の持つ二面性がテーマになっている。"私には音楽しかない"と語る彼女が、現在だからこそ表現できる音楽とは?
-LiSAさんが大きな表舞台に立つきっかけになったのはガルデモ(Girls Dead Monster)のユイの歌い手を担当なさったことですが、音楽活動はそれよりもっと昔、地元の岐阜にいらっしゃったときからですよね。なのでそのころのお話を伺えればと思います。もともと小さいころからミュージカルをやってらっしゃったとのことで。
そうですね。幼いころからミュージカルをやっていて、中学時代にオーディションを受けて、今の事務所に入ったんです。それから"この先自分はどうしようかな......"と探っていたとき、バンドが気になるようになったんです。そしたら先輩に"バンドやらない?"と誘われて"私は大好きなかっこいい音楽をやるんだー! パンクだパンクだー!"って(笑)。それが中学2年生のときですね。それで先輩からいろんな音楽を教えていただいて、Avril Lavigneさんをきっかけに、BLINK-182やNOFX、GOOD CHARLOTTE――その頃のメロコアと呼ばれるバンドがすごく好きになっていきました。中学生のときのバンドはそのときだけだったんですけど、高校生になってすぐまたバンドを組んで。男くさいパンク・バンドのコピーをやってました。
-それだけパンクに衝撃を受けた理由は?
まず、バンド・サウンドのきっかけのAvrilさんが、可愛いのにかっこいいのがすごくいいなと思ったんです。そこからGREEN DAYに出会って、GREEN DAYが名古屋に来たときに初めてライヴを見て......Billie Joeが誰よりも楽しんでいて。会話ではなく音で空間を楽しんでいるのがすごくかっこいいと思ったんです。私の大好きな人が私たちのために、一生懸命精一杯ステージを走り回って"お前らが好きな俺らの音楽を一緒に楽しもうぜ!"と言ってる感じがして、すごく魅力的だったんですよね。だから私もこんな人になりたいと思ったんです。
-ああ、それはその頃から変わらぬ想いだったんですね。今のLiSAさんは着実にそこに向かっていらっしゃいますから。
そうですか? 良かった、嬉しい! 私のライヴの根本はGREEN DAYだと思います。
-高校生のときに組んだバンドはコピーをやってらっしゃったんですよね。だけどライヴハウスの店長さんから"オリジナル曲作ったら?"と提案を受けてからオリジナルをやり始めたとのことで。それまでオリジナルに手を出さなかった理由は?
少し甘く見てて。かっこいいことをやっていたら、いつか人が見つけてくれて、誰かが曲を作ってくれて何かをやってくれるんじゃないかと思っていたというか......プロになろうというつもりでバンドをやっていたわけではなかったんです。ただその場が楽しくて、自分たちの居場所があることが嬉しかった。音楽が好きで、音楽をやっているということに魅力を感じていたんです。でもGOOD4NOTHINGやTOTALFATが地元に来ることになって、その対バンを選ぶときに自分たちは選んでもらえない。"なんで選んでもらえないの!?""お前らコピーじゃん"......確かにー!!みたいな(笑)。"ちゃんと勝負するんだったらオリジナル曲を作らないとイベントにも呼べないよ"と言われて。
-それからオリジナルを作るようになり、高校生にして県外でもライヴをやるようになると。そのときにはもう、LiSAさんは"自分には音楽しかない"という状況だった。
私は幼いころから音楽しかやっていなくて。自分に自信が持てるもの、自分が積み重ねてきたものが音楽しかなかったんです。音楽をやっていたから学校に行ける時間も少なかったので、それが私にとっての勉強でもあった。音楽をやっている時間が楽しかったし、音楽が私にとっての居場所だったんです。高校に入ってからもずっとそうでしたね。最初は生きてきた意味、音楽をしてきた意味をただただがむしゃらにやってきて。自分が音楽で何もできなかったら......自分にできることがないと思った。
-ライヴであれだけダイナミックでしなやかな動きができるのも、小さいころにダンスをやってらっしゃったからなんですね。LiSAさんは今までの活動を全部しっかりちゃんと積み重ねてらっしゃる。
そうですね。地元でバンドをやっていたころから、わたしはBillie Joeみたいに汗だくになって歌う感じが好きだったから。せっかくダンスやってきたんだから、使えることは全部やろう!と思って。バンドやり始めた頃の映像とか見ると無闇やたらにただ動いてるだけなんですけど(笑)、今までの積み重ねが全部、今に活きていると思います。
-そしてそのバンドを解散して、2008年にLiSAさんは単身上京をなさる。今年の日本武道館での単独公演で流れたVTRに"やっと地元に向き合えるようになった"というお話がありましたが、そこをもう少し詳しく聞かせていただいてもよろしいですか?
私は"可愛い"と言われるのがすごく嫌で。"かっこいいバンドがやりたい"と思ってたんです。男の人たちに負けたくないと思っていたし、男の人たちと対等に見られたいと思ってずっとバンドをやっていて。そういう"負けん気の強い、男勝りの女の子"って感じだったのに、突然ガルデモをやって。自分的にはガルデモは、やってきたことが最終的に何かに繋がればいいな、自分にできることがあるんだったらやってみようと、一歩踏み出したものだったんです。勿論ガルデモにはかっこいい部分もあるし、ユイちゃんという人になりきることによって開けることもあって、共感することが多かったんです。だから自分は納得して始めたことだったんですけど、それをみんなに説明できるわけでもなくて。"あいつかっこいいことやりたいって言ってたのに?""今まで見てきたあいつとは違うな"みたいに、それまでに支えてくれた人で納得していない人がいるだろうな......と思っていて。だから地元に帰るのが怖かった。
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